マチュピチュ遺跡は、3メートルずつ上がる段々畑が40段あり、3,000段の階段でつながっている。遺跡の面積は約13平方キロメートルで、石の建物の総数は約200戸。
遺跡を巡っているうちに、段々畑に、「近道階段」を発見。インカの人たちの智慧…。上の畑(または下の畑)へ行くのに、わざわざ畑の端まで行って通路の階段を利用しなくても、段畑の石垣の石を階段状に出っ張らせた階段を使うと便利。もちろん、私は近道階段を体験。ただ、ヒザを石にぶつけて血をにじませてしまいましたけどね。
それで…段々畑や通路に、一歩間違えば数十メートルから数百メートル落下する怖い場所がたくさんあるのです。そーっと、下をのぞき込むだけで、足がすくみます。
そのマチュピチュ(ニュースの報道では、マチュピチュもワイナピチュもインティプンクも、全部「マチュピチュ」と、ひとくくりにしているのでどこのことなのか…)で、つい数か月前とんでもない事故が起こりました。
日本からのマチュピチュツアー、参加者が添乗員の女性に、「写真を撮って」と頼んだ。添乗員は、もちろん快く引き受けた。
断崖絶壁側に写真を撮る女性添乗員、石垣側に写真を撮ってもらう参加者。で、写真を撮ってもらう参加者が、添乗員に…
「もっと、後ろ!もっと、さがって!」
と、面白半分に声をかけたという。添乗員は、注意深く後ずさりしたのだが…断崖を落ちていった…声をかけても届かない距離の落下…落下地点に姿を目視できなかったという。
そ、そして、私の情報が正しければ、その場の参加者たちは、救助を求めるでもなく…無為に時を過ごしていたのだと!
集合時間に添乗員が現れない。当たり前だ。現地ガイドがいぶかしがり参加者たちに聞いて、ようやく添乗員の遭難が分かった。その後添乗員は救助され一命は取り留めたが、重傷。帰国できるような状態ではなかった。(数週間後、帰国し入院)
この話、ペルーへ出発する前にニュースで知っていましたが、忘れてしまっておりました。マチュピチュ遺跡の断崖から下を覗き、思い出しました。
「もっと、後ろ!もっと、さがって!」は、崖から落としてやろうという意図ではなく、軽いおふざけだったと思います。しかし、そのあとが悪い。おそらく100メートルは滑落したでしょう。いくら茂みを滑り落ちたとはいえ、元気に歩いて戻ってくるはずがない。言葉が分からないとはいえ、「騒ぎもしない、救助を求めない、知らんぷり」これはないです。
場所が日本なら、業務上過失傷害ですよ。このような事件こそ、検察審議会が「起訴相当」と、すべきではないでしょうか。
足場の悪いところでは、「写真を撮ってください」と頼まれても、「ノー!」と、大声で拒否しなければなりません。怖ろしいことになります。
遺跡を巡っているうちに、段々畑に、「近道階段」を発見。インカの人たちの智慧…。上の畑(または下の畑)へ行くのに、わざわざ畑の端まで行って通路の階段を利用しなくても、段畑の石垣の石を階段状に出っ張らせた階段を使うと便利。もちろん、私は近道階段を体験。ただ、ヒザを石にぶつけて血をにじませてしまいましたけどね。
それで…段々畑や通路に、一歩間違えば数十メートルから数百メートル落下する怖い場所がたくさんあるのです。そーっと、下をのぞき込むだけで、足がすくみます。
そのマチュピチュ(ニュースの報道では、マチュピチュもワイナピチュもインティプンクも、全部「マチュピチュ」と、ひとくくりにしているのでどこのことなのか…)で、つい数か月前とんでもない事故が起こりました。
日本からのマチュピチュツアー、参加者が添乗員の女性に、「写真を撮って」と頼んだ。添乗員は、もちろん快く引き受けた。
断崖絶壁側に写真を撮る女性添乗員、石垣側に写真を撮ってもらう参加者。で、写真を撮ってもらう参加者が、添乗員に…
「もっと、後ろ!もっと、さがって!」
と、面白半分に声をかけたという。添乗員は、注意深く後ずさりしたのだが…断崖を落ちていった…声をかけても届かない距離の落下…落下地点に姿を目視できなかったという。
そ、そして、私の情報が正しければ、その場の参加者たちは、救助を求めるでもなく…無為に時を過ごしていたのだと!
集合時間に添乗員が現れない。当たり前だ。現地ガイドがいぶかしがり参加者たちに聞いて、ようやく添乗員の遭難が分かった。その後添乗員は救助され一命は取り留めたが、重傷。帰国できるような状態ではなかった。(数週間後、帰国し入院)
この話、ペルーへ出発する前にニュースで知っていましたが、忘れてしまっておりました。マチュピチュ遺跡の断崖から下を覗き、思い出しました。
「もっと、後ろ!もっと、さがって!」は、崖から落としてやろうという意図ではなく、軽いおふざけだったと思います。しかし、そのあとが悪い。おそらく100メートルは滑落したでしょう。いくら茂みを滑り落ちたとはいえ、元気に歩いて戻ってくるはずがない。言葉が分からないとはいえ、「騒ぎもしない、救助を求めない、知らんぷり」これはないです。
場所が日本なら、業務上過失傷害ですよ。このような事件こそ、検察審議会が「起訴相当」と、すべきではないでしょうか。
足場の悪いところでは、「写真を撮ってください」と頼まれても、「ノー!」と、大声で拒否しなければなりません。怖ろしいことになります。