小市民にとって、「訓令」と聞くと、「逆らえない」というイメージが。そういうこともあってか、徐々に死語に近づいているようですが、今なお元気な「訓令」が、「訓令式ローマ字」。
現時点で、日本国内の標準として公式に認められているローマ字表記が、昭和29年以来訓令式です。現在は平成29年、訓令式は昭和29年。29は同じでも元号が違う。見たら分かるって?はいはい。
訓令式ですから、逆らえないのかと思いきや、ヘボン式を使ってもお咎めなし。こういういい加減なことがまかり通っているのが、日本国の、「ローマ字」の実態。
この実態、籠池夫妻に言いつけるぞ!籠池さんご夫妻は、今は忙しいからローマ字にかかわりあっている暇はありませんね。それにしても、日本の野党の民○党さん、私の天敵である田舎の新聞社みたいな間違いを犯してくれました。
どんな間違いかって?民○党の辻元議員が「籠池さん問題」について発言しました。そのことについて、産経新聞が、「疑惑」という言葉を使って、辻元さんを批判するような記事にしました。それに対して、民○党が、産経新聞に対して抗議文を送りました。その中で、「(首相夫人の)明恵さん」と書いてしまった。確かに、首相夫人は明るい性格だと思います。しかし、名前は、「昭恵さん」です。日本国民なら、赤ちゃん以外は皆知っている「昭恵」を、「明恵」としてしまった。これじゃあ、抗議もヘチマもないです。嘲笑されておしまい。意図的なブーメラン?それはない。書く方も無知、チェック機能も働いていない。私の天敵の新聞社と全く同じ体質。
閑話休題、ローマ字の話でした。
お上そのものである日本国旅券(早い話が、パスポート)の名前・本籍地都道府県表記は、訓令式ではなく、ヘボン式が圧倒的に多いような(畏れ多くも、外務省発行なのに)。私は、船舶を操縦する関係で、無線従事者免許証を所有しているのですが、この無線従事者免許証の名前表記等もヘボン式なのです。これもお上御用達の免許なのに。なぬ?市区町村表記もヘボン式だって?アララ、訓令式はどうなってるんだぁ?
2020年度から実施される学習指導要領改定案によりますと…小学校のローマ字教育が従来の国語だけでなく、新たに教科化される英語でも始まる…。このことについては、賛成です。し、しかし、B、BUT…お上のお達しですから、「訓令式」ですよね?これって、まずいでしょ!
悦子さんは、「ETUKO」と習うことに。だけど、パスポートは、「ETSUKO」でもよい。これは、混乱しますよ。
遠井近子(とおいちかこ)さんは、「TIKAKO TOI」でも、「CHIKAKO TOOI」でもよいのか?イニシャルも、「T.T.」でも、「T.C.」でもよい。これって、いいんだか、悪いんだか?
ローマ字は小学3年の国語で習います。学習指導要領では、「読み書きのほか、情報通信技術(ICT)教育の一環として、コンピューターで文字を入力する操作を学ぶ」となっていますがぁ、実情はだいぶ違います。ローマ字表を見て、入力がやっと。なぜそうなるか?難しいからです。難しくしている一端に、「訓令式とヘボン式の混在」があります。先生が教えるローマ字と、家庭で保護者に習うローマ字が違う…これは、混乱しますよ。
ローマ字は、統一しましょう。で、統一するとしたら、国際化時代ですから、「ヘボン式」にしましょう。ちなみに、「ヘボン」は人名。「ジェームス・カーティス・ヘボンさん」。米国の有名大学を2つも卒業した人で、お医者さんでもある。
日本初の和英辞典、「和英語林集成」を編纂した人としても有名。もちろん、この「和英語林集成」の日本語の表記法が、ヘボン式ローマ字の元になっているのです。
「国際化時代だから、ヘボン式」と書いたのは、考案者が米国人ということではありません。訓令式ですと、外国の人が読み間違いをするからです。「TIKAKO」を、「ちかこ」とは読んでくれない。「てぃかこ」になってしまいます。
現時点で、日本国内の標準として公式に認められているローマ字表記が、昭和29年以来訓令式です。現在は平成29年、訓令式は昭和29年。29は同じでも元号が違う。見たら分かるって?はいはい。
訓令式ですから、逆らえないのかと思いきや、ヘボン式を使ってもお咎めなし。こういういい加減なことがまかり通っているのが、日本国の、「ローマ字」の実態。
この実態、籠池夫妻に言いつけるぞ!籠池さんご夫妻は、今は忙しいからローマ字にかかわりあっている暇はありませんね。それにしても、日本の野党の民○党さん、私の天敵である田舎の新聞社みたいな間違いを犯してくれました。
どんな間違いかって?民○党の辻元議員が「籠池さん問題」について発言しました。そのことについて、産経新聞が、「疑惑」という言葉を使って、辻元さんを批判するような記事にしました。それに対して、民○党が、産経新聞に対して抗議文を送りました。その中で、「(首相夫人の)明恵さん」と書いてしまった。確かに、首相夫人は明るい性格だと思います。しかし、名前は、「昭恵さん」です。日本国民なら、赤ちゃん以外は皆知っている「昭恵」を、「明恵」としてしまった。これじゃあ、抗議もヘチマもないです。嘲笑されておしまい。意図的なブーメラン?それはない。書く方も無知、チェック機能も働いていない。私の天敵の新聞社と全く同じ体質。
閑話休題、ローマ字の話でした。
お上そのものである日本国旅券(早い話が、パスポート)の名前・本籍地都道府県表記は、訓令式ではなく、ヘボン式が圧倒的に多いような(畏れ多くも、外務省発行なのに)。私は、船舶を操縦する関係で、無線従事者免許証を所有しているのですが、この無線従事者免許証の名前表記等もヘボン式なのです。これもお上御用達の免許なのに。なぬ?市区町村表記もヘボン式だって?アララ、訓令式はどうなってるんだぁ?
2020年度から実施される学習指導要領改定案によりますと…小学校のローマ字教育が従来の国語だけでなく、新たに教科化される英語でも始まる…。このことについては、賛成です。し、しかし、B、BUT…お上のお達しですから、「訓令式」ですよね?これって、まずいでしょ!
悦子さんは、「ETUKO」と習うことに。だけど、パスポートは、「ETSUKO」でもよい。これは、混乱しますよ。
遠井近子(とおいちかこ)さんは、「TIKAKO TOI」でも、「CHIKAKO TOOI」でもよいのか?イニシャルも、「T.T.」でも、「T.C.」でもよい。これって、いいんだか、悪いんだか?
ローマ字は小学3年の国語で習います。学習指導要領では、「読み書きのほか、情報通信技術(ICT)教育の一環として、コンピューターで文字を入力する操作を学ぶ」となっていますがぁ、実情はだいぶ違います。ローマ字表を見て、入力がやっと。なぜそうなるか?難しいからです。難しくしている一端に、「訓令式とヘボン式の混在」があります。先生が教えるローマ字と、家庭で保護者に習うローマ字が違う…これは、混乱しますよ。
ローマ字は、統一しましょう。で、統一するとしたら、国際化時代ですから、「ヘボン式」にしましょう。ちなみに、「ヘボン」は人名。「ジェームス・カーティス・ヘボンさん」。米国の有名大学を2つも卒業した人で、お医者さんでもある。
日本初の和英辞典、「和英語林集成」を編纂した人としても有名。もちろん、この「和英語林集成」の日本語の表記法が、ヘボン式ローマ字の元になっているのです。
「国際化時代だから、ヘボン式」と書いたのは、考案者が米国人ということではありません。訓令式ですと、外国の人が読み間違いをするからです。「TIKAKO」を、「ちかこ」とは読んでくれない。「てぃかこ」になってしまいます。