アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

全然良い、全然良くない…

2014年07月31日 | Weblog
 林野庁関係の行事(グリーンフェスティバル)で、「鉛筆・ボールペンを作ろう」というのがありました。18もの催し物の一つなんですがね。その鉛筆の出来栄えについて…
 「僕の方が全然いい」「私の方が全然すてき」…口論ではないのですがね。「全然+肯定」の連呼に次ぐ連呼。私が引率していた子たちなので、「ここで、もめるなよぉー!全然良くないよぉー!」と、言ってその場を治めましたがね。

 「また、全然に関わる蘊蓄か?」って?まっ、その通りなんですがね。
 「全然+肯定」が正しいのか、「全然+否定」が正しいのか。これは以前にも書きましたが、どちらも正しい。

 明治文学をよく読んだ方は、漱石、鴎外、啄木らが、「全然+肯定」を使っていることを思い出されるはず。昭和に入ってしまいますが、太宰治も「全然+肯定」を使っています。

 ではなぜ、「全然+否定」が台頭し、今なお、「全然+肯定」に違和感を覚える人がいるか。
 これは、「教育」です。昭和35年の学習指導要領に、「全然は、否定語を伴う」とあったのです。教育の力のすごさです。
 ではなぜ、文部省(当時)が、「全然+否定」が普通(正しい)としたか?これが、不明なのです。諸説どころか、一説もない。
 私の説ならある。どーせ、でっち上げだろうって?だいたいやねぇ、「説」などというものはでっち上げなのです。
 第二次世界大戦中、いいことなど何もなかった。夫や息子は戦争にとらた。食う米もない。否定の連続。単なる否定で済むもんじゃない。よって、強意の「全然」をつけて、「全然+否定」が流行した。終戦から15年経って、「全然+否定」が正しい使い方と勘違いした文部省は、学習指導要領に、「全然は、否定語を伴う」と書いてしまった。

 近年の政府の調査でも…「全然+肯定」の支持者は、20%にとどまったという。あれあれ、違和感を持つ人が多いことが数字で裏付けられていますねえ。

 入試の小論文に、「全然+肯定」を使ったらどうなるかって?
 …これがなかなか難しいところ…採点者が、「全然+肯定」を間違いだと信じ込んでいることも考えられる。そうなると、小論文の点数は上がらない。まあ、入試等では、「全然+肯定」は使わないのが得策かな。

If I Had A天使の Hammer

2014年07月30日 | Weblog
 国際会議などで議長さんが、木槌(ハンマー)を持っていて机を叩きます。
 なぜハンマーなのか?スパナやノコギリではだめなのか?おそらく、ハンマーでなければならない歴史的な意味があるのだろうと思っておりました。

 「会場を静粛にさせるために、トントンとハンマーで叩くんだ」という説があるようですが、それは違うと思いますね。大きな音を出して注意をひいて静粛にさせるのであれば、ハンマーではなく、ビンでも、缶でも、ブブゼラでも、サイレンでも良いはず。それに、終わりの合図、閉廷、商談成立でも叩きますから、「静粛に」は、やはり違う。ハンマーに意味があるはず。
 
 「hammer」を辞書をひいてみて、頭に、「パッ!」と、裸電球が灯りました。(旺文社の英和中辞典 昭和50年初版発行 古っ!…それにしても暇人)
 動詞の4番目の意味→苦心して計画などを案出する、立てる、考え出す。
 動詞の6番目の意味→力を尽くして議論、意見などの相違を解決する。
 動詞の7番目の意味→力説する。思想などを叩き込む。
 If I Had A Hammerの歌詞、「♪… hammer out…」→激しく意見が対立する問題を、粘り強い調整で合意に持ち込む。

 そもそも、ハンマー自体に、議長、裁判官、オークショニア(オークション司会進行役、競売人)の役目に当たる意味があったのです!
 このような些細な発見もうれしいものです。50年持ち歩いている英和中辞典も喜んでくれました。辞典は喜ばんだろうって?喜んでクシャクシャになってますよ。
 ええっ? hammer の意味ぐらい誰でも知ってるから自慢にならないって?そ、そうかなあ?

出ました!コンビニ強盗

2014年07月29日 | Weblog
 とうとう出ました。私が住む田舎に、コンビニ強盗が!しかも、そのコンビニは、我が家から400mの距離。
 新聞によりますと…
 午後11時11分ごろ、セブンイレブ○に、強盗が入った。犯人は、50~70歳ぐらいの男。白っぽいジャージー上下、黒っぽい帽子、サングラス、タオルで覆面。手には、か、か、鎌を持っていた。店員に、「金をくれ!」と言った。店員は、2万円を渡した。犯人は、徒歩で帰った。

 で、防犯カメラに写った犯人の写真が新聞に公開されておりました。
 白っぽいジャージー!今の時代にこんなジャージーを着ているのは、爺さまくらいのもんです。つまり、非常に田舎くさい特徴があるジャージー。家族はもちろん近所の人なら一目で、「あそこの家の爺さまだ!」と、分かるはず。
 それに、強盗なら、「金を出せ!」でしょ!「金をくれ!」ってのは何ですか!砂漠を歩いてきた人なら、「み、み、水をくれ!」これは、正しい使い方。砂漠を歩いてきた人が、「水を出せ!」とは言いません。凶器が、「鎌」というのも斬新というかぁ手軽にあるもので間に合わせたというか。鎌は怖いですよ。首がスパッと飛んでしまいますから。もちろん包丁も怖いですがね。

 孫が、新聞に載っている強盗の写真を見て…
 孫:あっ!じいちゃんが新聞に写真入りで載ってる!すごいね爺ちゃん!
 爺:あ、あ、それは爺ちゃんでねえ。(爺ちゃんじゃない)
 孫:爺ちゃんでしょう!爺ちゃんのジャージーでしょう!背格好も、間違いなく爺ちゃんだ!爺ちゃんが新聞に載ったぁ!わーい、わーい!うれしいな!

 というわけで、翌日は自首して出るかなと思ったら…もう5日経過。どうやら、家族が爺さんをかくまったな。ジャージーは、畑に埋めたな。鎌は、物置の鎌置き場に刺さったままでしょう。

 この事件から考えさせられたことは、「年寄りが貧乏なんだなあ」ということ。年額67万円の年金では、孫にアイスの一本も買ってあげられない。草刈りをしながら、「この鎌で…」と、犯行を計画したのでしょう。
 犯行時の服装は、動きやすさに重点をおいてジャージーにしましたねえ。覆面も何度も試着したことでしょう。「金をくれ」の台詞も、20回以上練習したと思います。何とも、悲しいです。人を傷つけなくてよかった。

 おっと、犯人は、私じゃありませんから!

ゴキブリが包子に?昆虫食へのステップ?

2014年07月28日 | Weblog
 中国旅行の楽しみの一つは、「点心」。蒸籠(セイロ)の、包子(パオズ)や饅頭(マントウ)は魅力がある食べ物です。包子は、中に具が入っています。饅頭は、中に具がない。小麦粉の生地を蒸して作る伝統的食品。

 中国の、笑えない笑い話なんですが…中国の大学で、学生側が大学の食堂側へ要求を出した。
 内容は…「包子の具からゴキブリの死骸が出現する回数は、週3回を超えないように」。厨房は、ゴキブリ、ゲジゲジ、キンバエ、ギンバエ、ドウバエの宝庫でしょうから。おっと、ネズミを忘れていました。(殺鼠剤入りの「カラフトシシャモ」がベトナムから来ましたよね。25日の新聞に出ていました。「食品加工=ネズミ」これ、普通ですから)。
 これに対して、食堂側も学生側に要望を出した。
「女子学生が包子を食べ、死んだゴキブリをかじっても、悲鳴の音量は90デシベルを超えてはならない」

 この笑い話が笑えないのは、「現実に起こっていること」だから。「ハエが入っていましたよ」などと言っても、無視されるのがオチ。「ゴキブリをかじっちゃったぁ」と言ったら、「死にゃあせん」と、返されるでしょうねえ。

 昨日は、「民度」の観点から、日本もしっかりしなければと書きましたが、「衛生意識」「お金追求」に関しては、中国に一位を譲りたいです。悪質さにおいて、日本はやや及びません。

 古くは、フレデリック・アークムという人が、食品偽装や有害食品を告発しました。19世紀初頭です。それからおよそ200年経っても、「死にゃあせん」ですから…。
 最近では、ベンジャミン・フルフォードが、「マクドナルド化する世界経済」の中で、強烈な告発をしています。

 中国のものは、食べないのが良いですね。いくら安くても…。殺鼠剤の宝庫ベトナムですかぁ…メコン川で獲れた魚は新鮮でよかったですがね。「加工されたもの」は、避けるべきですね。旅行では、「正露丸」が手放せません。

某国と日本、どっちが上?民度なんですがね

2014年07月27日 | Weblog
 
 「民度」という言葉があります。私もよく使います。「政治的・社会的・文化的意識の程度」、すなわち市民社会の成熟度。世界一民度が高い国はどこか?そーゆー調査はどこの国もしないので、誰も分からない。もし、国際的な調査が行われたら、日本は上位に食い込むんじゃないかと…。韓国は、「日本の民度は世界最低」と、言うでしょうねえ。何しろ、慰安婦を従軍させる国ですから。それに、韓国領土に、「竹島」などという名前をつけて乗っ取ろうとするし、韓国の海に「日本海」と名付けて平気でいられる。もう、最低っ!

 韓国は、勝手にさせておくとしまして、民度は先進民主国家や自由主義国家、教育水準の高い国ほど高いはず。独裁国家やナショナリズムの強い国ほど低い。当たり前です。

 回りくどい前置きはもういいから早く本題に入れって?民度は、GDPにはどうやら関係がないらしい。「上海福喜食品」のことなんですがね。
 1 マクドナルドやKFCなどに品質期限の切れた鶏肉などの加工食品を納入した
・・・こんな鶏で作ったナゲットを食べさせられたら、嘆くぞ。(←ナゲットと嘆くぞを掛けたんですがね。ウマイと思うが)
 2 工場で床に落ちたハンバーガー用のパテを素手で生産ラインに戻した
・・・食べ物を粗末にしないという根性…そのハンバーガーを食べた人もいるんだよねーっ。
 3 不合格品も5%の割合で生産ラインに戻して再びミンチにしていた
・・・分かりゃしないってことかな
 4 品質期限を7カ月過ぎて変色した牛肉を使ったケースもあった
・・・この様子、テレビのニュースで見たんですが、記者の指摘に生産ラインの男がなんと答えたか?!「(腐ってカビが生えた肉だって)大丈夫、死にはしないよ」…何を混入されているか分かりゃしない!
 5 出荷の際には生産日時も改ざんしていた
・・・「それくらいは、いいだろう!どこでもやってるよ!」

 上海福喜食品の実際から垣間見る某国の民度!低い…。だけど、日本の食品会社もひどいもんですよ。他国のことはいえません。(一部ですがね。しかし、全部を構成しているのは、一部の塊ですから)

 100メートル9秒58の世界記録を持つボルト。好物は、チキンナゲットで、北京五輪の時には、朝に四十個、昼に二十個、夕食にまた四十個…。期間中に千個近くも食べたという。それでも、金メダル3個。死にはしないどころか、むしろスポーツにはよい効果があったりして←ナイナイ!

 こうなると、鳥インフルの鶏だって庶民の口に入れられてしまうんじゃないのか? だって、某ハンバーガー会社について、「鳥インフルエンザと重金属汚染が問題になった中国産鶏肉を『安い』という理由で平然と導入する」と、告発本に書いていましたよ…。
その、「安いから平然と導入した人」って、このたびのベネッセ事件で謝罪に奔走している人と同じじゃないかって?よく似ています…同じ人かも(情報流出後に社長就任)。

 民度合戦、日本の食品を扱う人たちの襟を正さなければ、某国と競り合うザマになってしまいます。

安倍晋三VS金正恩

2014年07月26日 | Weblog
 柔道の会場、青の柔道着の安倍晋三さん、白の柔道着の金正恩。主審は、オバマさんでした。ありゃ?試合開始早々、殴り合い?テコンドーなのか?空手なのか?
 殴り合いは、安倍さんが不利。そこへなんと主審のオバマさんが、安倍選手に加勢した。日米安保?な、な、なんと、副審のプーチンさんが乱闘に割って入った。そうなると、セコンド陣も乱入。…この戦い、YouTubeでやってたんですけどね。
 場面が変わって、日本の道場のようなところで、「安倍晋三VS金正恩」。安倍さんはなぜか、「軍服」をきておとまして…旧日本軍の将校風。ところが、金正恩の足払いで背中から落ちておりました。あれ、一本負けですね。安倍さんが金正恩に負けるとは!道理で、集団的自衛権を急ぐはずです。

 すでに観た方も多いと思いますが、「まれに見る傑作」です。(金正恩第1書記がクネクネ踊る パロディー映像に北朝鮮が不快感【動画】というのを観てください)
 だけど、北朝鮮が、「不快感」もへったくれもあったもんじゃない。人権侵害?日本人を拉致するのは人権侵害じゃないんか?

 うれしかったのは、この動画に「安倍晋三VS金正恩」が入っていたことです。オバマ、プーチン、金正恩の親子三代、潘基文国連事務総長が出演している。安倍さんが出ていなければ、かなり日本はなめられているわけで…安倍さんが出ていてよかったよかった。ただぁ、足払いで倒れるなよなー…。

節電に関わる揚げ足取り

2014年07月25日 | Weblog
 大相撲の技にはないけど…私の得意技の一つ、「揚げ足取り」…
 テレビの節電に関する記事を読んでいましたら、なかなか興味深いことが書かれておりました。

 1 音量下げると、節電になる・・・知りませんでしたぁ。
 2 画面の明るさを調整すると、消費電力が半分近くになることもある・・・そんなことを言われてもぉ、我が家のテレビに、「画面の明るさ調整」などという凄いものはないとおもうよ。
 3 省エネモードにすると、自動的に明るさを調整する。約3%節電可能・・・省エネモード?これも我が家のテレビには…。
 4 コンセントを抜くと節電にならない・・・そ、そんなぁ!「コンセントを抜くのも節電です(待機電力の節電)」という宣伝もあるんだけど?
 これについての説明は、「待機電力は0.1W程度。一日で2.4W、1か月あたり約2円。コンセントを抜いてしまうとデータ受信ができないため、起動時に余計に電力がかかってしまう」…なるほど、コンセントを抜くと、節電どころか無駄に電気を使うことになるというわけですね。

 我が家のテレビには、「コンセント」は、ついておりません。「プラグ」ならついているんですけどね。壁のコンセントを抜いてしまったらぁ…た、た、確かに、修理にかかるお金は節電のお金の比ではない。

習字の時間に足りないもの

2014年07月23日 | Weblog
 一寸先は…で、20日の朝起きたら、パソコンがウンともスンとも言わなくなっておりまして、やむなく新しいものを購入。WINDOWS8.1とやらで…大汗をかいて何とか使えるようにぃ…。大量のデータが消えてしまいました。

 気を取り直してぇクイズです。小学校の先生が、習字(毛筆)の時に困ることがあります。さて、それはなんでしょう?四択にします。
 1 習字セットを買えない子がいる。
 2 墨汁合戦で、顔や洋服を汚すので保護者からの苦情対応が大変。
 3 左利きの子(増えている)の、入筆(穂先を出す)の指導が困難。
 4 新聞紙を持ってこない子がいる。

 で、正解は、「4の新聞紙を持ってこない子がいる」です。
 どうして?理由は、「家で新聞を購読していないから、新聞紙がない」。この、新聞をとっていない家庭は年を追うごとに増えているという。
 
 ある地方銀行が、新入社員の意識調査をしました。その中に、「情報源として普段利用するツール(手段)」を二つ選びなさい。という項目がありました。
 1位・・・ご推察通り、スマートフォン・携帯電話…86%
 2位・・・これも推察どおりでしょうか、テレビ…60%
 3位・・・当然、新聞でしょう。ありゃ?パソコン…29%
 4位・・・ようやく、新聞…しかも、わずか8%

 新聞紙がない家庭がいかに多いかがよく分かる調査結果です。
 どうして、新聞が読まれなくなったは、スマホ・携帯・パソコンで、簡単に最新のニュースが読めるから。大きな紙を広げなくてもよい。
 新聞の情報源としての領地回復はあるのか?新聞は消えないでしょうけど、領地回復は難しい。
年金問題、少子化問題、格差問題、ヤジ問題、号泣問題、誘拐問題を詳しく知りたい場合に新聞がその本領を発揮するんじゃないかって?インターネットで十分でしょ。それに、あの新聞も、この新聞も、「平和憲法を形骸化させる集団的自衛権の行使容認を許すな」でしょ。読んだら、そちらの考えに誘導されてしまいます。購読者の思考を統制されかねません。まあ、それほどたいそうなもんじゃないですけどね。

 さて、習字の時間の大問題ですが、「新聞紙を持ってきなさい」は、なくさなければなりません。新聞をとっていない家庭の子に寂しい思いをさせてしまいますから。
 新聞紙の代替のものを用意するしかないですね。具体的には、その昔あった、「わら半紙」がいいんじゃないかな。質感が新聞紙に似ていなくもないし、安価そう。

怪獣ウオッチ

2014年07月19日 | Weblog
 日本には、「勝てば官軍」という諺がある。これは、世界共通のものらしい。「マキアベリ語録」に、「目的のためにいかなる非常手段が用いられようと、非難さるべきではまったくない。結果さえよければ、手段は常に正当化されるのである」と、いうのがある。勝てば官軍と同じ。

 で、「妖怪ウオッチ」…社会現象なんて生やさしいものではなくなっている。法規制しなければならないんじゃないか?
 小学生が授業中に居眠り。これ、田舎では当たり前ですから!全国的に当たり前かも。居眠りの割合としては、4~5%ってところでしょうか。
 眠い原因の100%は、当然ながら家庭での睡眠不足。「私、2時まで」「オレ、3時まで」虚飾があるにしても、深夜まで妖怪ウオッチをしている。

 ゲームは子どもに良くないです。「脳に良くない(ゲーム脳)」「人格を変えてしまう」など、ゲーム批判の本も5~6冊出ています。
 さて、「官軍」になりつつある妖怪ウオッチ。私はどんなゲームなのか何度聞いてもイマイチ解らないけど、「妖怪ウォッチを手に入れた主人公が至る所に出没する妖怪たちと友達になり、その力を使って人々の悩み・問題を解決しながら物語の裏に潜む謎に迫る物語」…物語?ストーリーがあるらしい。し、しかも、「人々の悩み・問題を解決」。これ、いいんじゃないか?!
 授業中に寝る子は、悩みを解決されている様子かって?平日でも4~7時間もゲームをしている子たちですよ。悩みが解決されているはずがないでしょう!悩みは、「学校で寝てしまう」なのですから。解決していない。やはり、ゲームは良くないです。

 なお、私が恥ずかしかったこと…子ども達の前で、いかにも知ったふりをして、「怪獣ウオッチにギシンアン鬼ってのが出てくるだろう!」と、言ってしまいました。子ども達が、「キョトン」としている?「妖怪」を「怪獣」と、言い間違えしてしまいました。あー恥ずかしい。
 ゲーム界の官軍は、妖怪ウオッチ…悔しいが、現状はそうなっていますね。怪獣ウオッチではない。

間引きできない農民の苦悩…?

2014年07月17日 | Weblog
 似非農民をはじめて7年目になりますが、やはり本物の農民にはなれそうもありません。理由ですか…
 ポットに2個の種を蒔く。元気のいい1本を定植する。つまり、元気の良くない方は、廃棄する…殺してしまうってことなんですがね。私には、それができない。芽が出てきたものは、全て育ててあげたい。「間引き」など、とてもできません。
 では、本物の農民の皆さんは、「非情」ということかって?…実は、間引きしないほう(早い話が、私)が非情なのかも知れません。一株に1本の植物を、間引きせずに2本育てると、栄養分の取り合いとなり共倒れしてしまう。間引きしない方が非情です。それでも、間引きしたくない。…のび太に似ています…。

 ドラえもんの、「のび太の結婚式前夜」。
 のび太が、将来本当にしずちゃんと結婚できるかどうか心配になる。ドラえもんのタイムマシンで、結婚式当日に行こうとするが、結婚式の前日に行ってしまう。ドラえもん、しっかりしてくれよってところですがね。

のび太は、スネオ、ジャイアン、出木杉くんと深酒。心配顔のしずかちゃんに、お父さんが感動的な話をするんです。
 「あの青年は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことのできる人だ」
 これ、すごいですよ。藤子・F・不二雄さんの、渾身のセリフじゃないかなあ。
 私は、人の幸せを願いますよ。人の不幸を悲しみます。そんなこと、人類は皆同じだろう。だからのび太くんに似ているという話にはならないって…そうなんですが、のび太くんは、アリ一匹を助けたりするのです。犍陀多(かんだた)を真似たわけでもないでしょうがね。私は、植物を間引きできない…。

 仏教に詳しい人は、「それは、利他の心」と、すぐにお解りになる。誰かのために尽くし、見返りを求めぬ。それが苦難の時代を生きる指針になるわけで…
 確かに、アリを助けても見返りはない。間引きしなくても見返りはぁ…うーん、不作という見返りがあるかな。間引きはすべきか?しかし、命あるものをムザムザと殺せない。似非農民でもいいかな。