巣鴨へ行ってきました。喉に魚の骨でも刺さったのかって?そうじゃないのですが、「婆さまの原宿」といわれる巣鴨に、ジジイの私も行ってみんとて行ったわけです。土佐日記をぱくるなってがぁ?
巣鴨といえば、「とげぬき地蔵」。高岩寺本堂で授与していただける、御影(おみかげ:縦4cm、横1.5cmの和紙に尊像が描かれている)に祈願すると効果がある(のだそう)。痛いところに貼ったり、のどに骨が刺さったとき飲んだり(!)すると治る…。(喉に骨が刺さったら、御飯を丸呑みでしょう!)
高岩寺境内の一隅に、「洗い観音」がある。この像に水をかけ、自分の悪いところを洗うと治るという。私は、「頭、顔、心臓、胃、肝臓、」を洗ってきました。さあ!治るかどうか?前立腺にも不安がありますが、観世音菩薩は、「慈母観音」でしょうから、女性?女性には前立腺は無いので洗いませんでした。なお、ウンチクで申し訳ないが、釈迦が観音に向かって「善男子よ」と呼びかけている。また、「観音大士」という言葉もある。つまり、男性…?元男性?まあ、難しいことはお坊さんにお任せしましょう。
地蔵通り商店街を歩いていたら、TBSのクルーに捕まってしまった。サインをねだられるのかなと思ったら、「4月から始まる新番組なのですが、インタビューさせてください」と。テレビ出演は初めてではないが、独占インタビューは、はじめて。
インタビューのテーマは、「年金について」!それで合点した。「老人の原宿」である巣鴨で、年金問題についてインタビューする…分かりやすい。私が、はつらつとしてカッコイイからインタビューしたのではなく、「年金生活者の典型的ルックス」だから…。
いろいろ質問されましたが、何一つ解答出来ませんでした。没になるか、「全然分かっていない老人」として放映されるか…。
巣鴨を訪れる女性の平均年齢が70歳というのはよく分かった。ところが、訪れる客へ者を売る側、つまり商店側にも「立派な年齢の女性が多かった」。特筆すべきは、90歳の女店員さん。
しつこかったです。ゲルマニュウムのネックレスを買えという。標準販売価格17万円のネックレスを、58,800円という大特価。私には、特別に10,500円で売ってくれるという。17万円が、10,500円ですから安いですよ。
「どうして私にそんなに安くしてくださるのですか?」
「あなたは(体が)どこも悪くない。しかし、あちこち悪いところが出てくることが、目に現れてきている。この、ネックレスを買いなさい。医者も買いに来る。病気の人が治ったと転がり込んでくる(治った報告に来るということらしい)。特別ですよ、今だけですよ。買いなさい、買いなさい・・・」 (私はすでにあちこち悪い。…「どこも悪くない」と言われると、「適当なこと言うなよ!」と反撃したくなるが、相手は90歳。「泣く子と地蔵には勝てぬ」といいますが、「泣く子と地蔵通り商店街の婆さまには勝てぬ」に差し替えたらいいと思う)
ネックレスで病気が治るのであれば、世の中から病人がいなくなります。医者までがゲルマニュウムのネックレスを買いに来る?そんなに凄い効き目なら、医者が病院でゲルマニュウムネックレスの販売をすると良い。
それにしても巣鴨の婆さま、ネックレスを一体いくらで仕入れているのか?私に、10,500円で売っても利益があるのでしょうから、仕入れ値は数千円でしょう。17万円の正価で買った人もいるのでしょうか?うーん、胡散臭い。
婆さまはしつこいが、巣鴨はおもしろい街です。ところで、私へのインタビュー、放映されるかなあ!手品でもやって見せておけばよかったかなあ…。
巣鴨といえば、「とげぬき地蔵」。高岩寺本堂で授与していただける、御影(おみかげ:縦4cm、横1.5cmの和紙に尊像が描かれている)に祈願すると効果がある(のだそう)。痛いところに貼ったり、のどに骨が刺さったとき飲んだり(!)すると治る…。(喉に骨が刺さったら、御飯を丸呑みでしょう!)
高岩寺境内の一隅に、「洗い観音」がある。この像に水をかけ、自分の悪いところを洗うと治るという。私は、「頭、顔、心臓、胃、肝臓、」を洗ってきました。さあ!治るかどうか?前立腺にも不安がありますが、観世音菩薩は、「慈母観音」でしょうから、女性?女性には前立腺は無いので洗いませんでした。なお、ウンチクで申し訳ないが、釈迦が観音に向かって「善男子よ」と呼びかけている。また、「観音大士」という言葉もある。つまり、男性…?元男性?まあ、難しいことはお坊さんにお任せしましょう。
地蔵通り商店街を歩いていたら、TBSのクルーに捕まってしまった。サインをねだられるのかなと思ったら、「4月から始まる新番組なのですが、インタビューさせてください」と。テレビ出演は初めてではないが、独占インタビューは、はじめて。
インタビューのテーマは、「年金について」!それで合点した。「老人の原宿」である巣鴨で、年金問題についてインタビューする…分かりやすい。私が、はつらつとしてカッコイイからインタビューしたのではなく、「年金生活者の典型的ルックス」だから…。
いろいろ質問されましたが、何一つ解答出来ませんでした。没になるか、「全然分かっていない老人」として放映されるか…。
巣鴨を訪れる女性の平均年齢が70歳というのはよく分かった。ところが、訪れる客へ者を売る側、つまり商店側にも「立派な年齢の女性が多かった」。特筆すべきは、90歳の女店員さん。
しつこかったです。ゲルマニュウムのネックレスを買えという。標準販売価格17万円のネックレスを、58,800円という大特価。私には、特別に10,500円で売ってくれるという。17万円が、10,500円ですから安いですよ。
「どうして私にそんなに安くしてくださるのですか?」
「あなたは(体が)どこも悪くない。しかし、あちこち悪いところが出てくることが、目に現れてきている。この、ネックレスを買いなさい。医者も買いに来る。病気の人が治ったと転がり込んでくる(治った報告に来るということらしい)。特別ですよ、今だけですよ。買いなさい、買いなさい・・・」 (私はすでにあちこち悪い。…「どこも悪くない」と言われると、「適当なこと言うなよ!」と反撃したくなるが、相手は90歳。「泣く子と地蔵には勝てぬ」といいますが、「泣く子と地蔵通り商店街の婆さまには勝てぬ」に差し替えたらいいと思う)
ネックレスで病気が治るのであれば、世の中から病人がいなくなります。医者までがゲルマニュウムのネックレスを買いに来る?そんなに凄い効き目なら、医者が病院でゲルマニュウムネックレスの販売をすると良い。
それにしても巣鴨の婆さま、ネックレスを一体いくらで仕入れているのか?私に、10,500円で売っても利益があるのでしょうから、仕入れ値は数千円でしょう。17万円の正価で買った人もいるのでしょうか?うーん、胡散臭い。
婆さまはしつこいが、巣鴨はおもしろい街です。ところで、私へのインタビュー、放映されるかなあ!手品でもやって見せておけばよかったかなあ…。