アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

老化に逆らい骨を強くする方法

2010年09月30日 | Weblog
 家人が通っているプールに依頼され、機関誌の巻頭言を書くことになりました。「プールの力」という機関誌で、市の広報に次ぐ読者数…。なぜ、プール皆勤の私へ依頼せず、時々ズル休みすることがある家人に巻頭言を依頼してきたのか?家人は、当たり障りのない文章を書くでしょうが、私はプール側が怖れることを書く可能性がある。だから、回避したのでしょう。

 家人に先を越されたのは大変不本意ですが、数年以内に、私へも巻頭言の執筆依頼が来ると思われます。それで…今から書いておくことにします。
 いつの日か、「アンティークマンさん、次号の機関誌(プールの力)の巻頭言をお願いします」と、頼まれたら、「ハーイ!一寸待っててね!」と、20分で原稿を届けますよ!

 私はこの2年半、ほぼ毎日アクアウオーキングをしています。
 まずお断りしておかなければならないのは、アクアウオーキングでは、メタボは改善できません、むしろ腹囲は増大します。断言できます。私自身が人体実験をしているからです。
 それなのになぜ毎日飽きもせずプールへ通うのか?まあ、単に運動です。
 エアロウオーキングは、車やら、犬やら、暴力団やら…とにかく危険が多い。その点、プールでのアクアウオーキングは、安全。車も、犬も、入れ墨のオヤジも来ない。
 さらに、アクアウオーキングは、エアロウオーキングの2.3倍の運動をしたことになる。これって、美味しいところです。(100kcalを消費する運動量…エアロウオーキングなら28分のところ、アクアウオーキングなら12分)

 そして、この度、アクアウオーキングの効果としてとんでもないことが判明しました。
 9月の医大付属病院での骨塩定量(早い話が骨の強さ)の検査結果で…
 腰椎正面 2年前→99%YAM  今回→97%YAM ありゃあ!悪くなっている
 大腿骨頸部 2年前→81%YAM 今回→83%YAM よ、よ、良くなっている!
 「%YAM」というのは、20~44歳までの若年成人の平均値と62歳の私の値を比較したもの。100%YAMであれば、平均的な成人と同じということ。 
 さて、腰椎正面の骨は、年齢相応に弱くなってきている。これは、当たり前のことであって、加齢に逆らって骨が強くなるということはない。骨に限らず、体全体に言えること。
 と、と、ところが、大腿骨頸部の数値を見てください。2年前より、骨が強くなっている!こういうことってあるのか!?あるんだからしょうがない。しかも、イイカゲンな病院での検査ではない。検察庁での検査でもない。医大の付属病院の検査なのですから、改ざんなど考えられない。

 「大腿骨頸部」は、御老人の骨折でもっとも多い部位。私の場合、その部位が加齢とともに強くなっている?理由は、間違いなく、「アクアウオーキング」です。この2年半、ほぼ毎日プールで歩き続けた。大腿骨頸部なくして歩くことはできない。大腿骨頸部は毎日刺激を受ける。しかも、エアロウオーキングの2.3倍の刺激である!こうして、私は加齢、老化という「圧」に打ち勝ち、2年間で、「2%YAM」骨を強くすることに成功したのでありました!

 腰椎正面の骨はもろくなっているじゃないかって?そ、それは…ア、アクアウオーキングでは腰椎正面の骨はあまり動かさないものですから…ハイ。

ヘッドスライディングがなぜ悪い

2010年09月29日 | Weblog
 日本人は野球好きである。特に娯楽のない時代を過ごした、50歳代以上のオヤジは、「野球」が最高の娯楽。そして、評論家でもある。
 その評論なのだが、「誰かが言っていたことのパクリ」がほぼ100%を占める。つまり、自分の言葉がない評論家。

 少年野球の監督をしていたときの忌々しい思い出として・・・大差を追う最終回の攻撃で、2死でランナー3塁という場面があった。私のサインは、「スクイズ」。まんまとスクイズは成功し、ランナーも生きた。しかし、後続を断たれゲームセット。
 さて、試合後・・・「何を考えてるんだ!2死からのスクイズはないべ!」「野球を知ってるのか!」「ランナーをためなければならないだろう!」…さんざんな非難。

 四面楚歌だったこともあり、一切の言い訳はしなかった。しかし、私にも考えがあってのこと。
 まず、「2死からのスクイズはない」…そんなこと、誰が決めたの?少年野球の場合、2死からのスクイズが成功し打者も1塁に生きる確率は、ヒットが出る確率よりはるかに高いのです。
 「ランナーをためろ!」…アノネ、ランナーを出すことができないから最終回までに大差をつけられているのですよ!最終回に急にランナーをためる方策があるなら是非お教えいただきたかったですねえ。

 早稲田の大学院修士課程を優等賞で卒業された、桑田真澄さん…
 ○ 無理にゴロの正面に入るな
 ○ 横を向いても体の正面で捕ればOK
 ○ 片手で捕れる球は片手で捕れ
 …桑田さんがおっしゃるのだから、田舎の評論家諸氏も納得されるのでしょうが、私は賛成できません。桑田さんには、なんの恨みもないのですが、「巨人入団のいきさつ」「投げる借金返済人」「メジャーリーグへ」「早稲田の大学院へ」…桑田ってなんなんだろう?恨みはないけど、良いイメージはありません。
 「無理にゴロの正面に入るな」は…ゴロのイレギュラーは不測の事態です。それを勘案してゴロを捕るのですから、無理がなければ正面へ入るべきでしょう。
 その次の、「横を向いても体の正面で捕ればOK」…これって、矛盾していませんか?正面に入るなと言った舌が乾かないうちに、正面で捕ればOKと言う…こういうのを矛盾というのです。
 「片手で捕れる球は片手で捕れ」…こういう指導ってどうなんだ?…「両手で捕るのが基本で、両手で捕れなければ片手でもOK」とすべきじゃないのかなあ?早稲田の総代が言うのと、アンティークなオヤジが言うのとでは重さが全然違うでしょうけどね。

 それで…早稲田の総代も、田舎の野球評論家も「ヘッドスライディングをするな」というのですが…。
 その理由を田舎の評論家は、「ヘッドスライディングより、駆け抜ける方が速いから」と、おっしゃる。オヤジたちは計時したのか?名の売れた野球解説者が言い放ったのか?これは間違いなのです。駆け抜けるのとヘッドスライディングでは、ヘッドスライディングのほうが速いことが科学的に証明されているのです(100人中75人が、ヘッドスライディングのほうが速い)。
 早稲田の総代は、「成長期にある子供達は毎年骨や関節が伸びてますよね。その段階でヘッドスライディングをすると、脱臼や骨折や突き指をするんです」

 総代にはどんなイチャモンをつけるのかって?
 成長期の子供達は、骨や関節が伸びてます。そこまでは…まあまあ良い。その段階でヘッドスライディングをすると、脱臼や骨折や突き指をする…ここがおかしい!足からスライディングすると、どうして脱臼や骨折をしないの?修士様ですから、そこのところを科学的に説明していただきたかった。手より足のほうが強いからなどというのは理由になりません。「イチローは、脱臼・骨折を怖れてヘッドスライディングしない」という例を出していましたが、イチローの場合、駆け抜けたほうが速い25%に入っているからです。

 一億総評論家・解説者の時代。プロなら、「も、ちくっと、科学的に説明してくれーッ!(龍馬風)」。水木しげる風にすると、「も、ちょっこし科学的に説明しろ!だら!」(「だら」は、「ばか、あほ」の意味。島根県のほか、滋賀県、石川県、福島県、福井県、岐阜県、富山県ぐらいまで使います。ね、科学的でしょ!)

 ところで、ヘッドスライティング…「ルーキーズ」でバンバンやってました。御子柴も関川も桧山も新庄も…誰も、ケガをしませんでしたよ。

イオンが日本で、仏教界が中国ってことかな?

2010年09月28日 | Weblog
 AEON…何と読むか?日本では、「イオン」と読んでいます。「イオン」とは…まあ、還暦過ぎの人は、「電荷を帯びた原子、または原子団をイオン(ION)という」と、覚えている…はずです。ところが、今、日本で「イオン」というと、流通大手の会社のこと。
 イオンなら、「ION」でいいのに、どうして「AEON」? ラテン語なのだそうで、意味は、「永遠」。
 AEONの理念・・・イオンは、お客さまへの貢献を永遠の使命とし、最もお客さま志向に徹する企業集団です。

「すべてはお客さまのために」…葬祭サービスの一環として「布施の価格目安」を打ち出した。これは、画期的でした。私も、葬儀費用に困った経験があるので、「一体いくらの予算を持っていればいいんだあー?!」と途方に暮れたことがありました。お坊さんに直接聞いたら、「お気持ちで…」としか言わない。「お布施に定価はない」…だったら、読経一式千円でいいんかい!?そんなはずはない。・・・ですから、イオンが、すべてはお客さまのために…お布施の価格目安を打ち出してくれたので、ホントよかったです。

 し、し、しかし、BUT!仏教界の猛反発で、イオンが(ホームページ)から)目安の一覧を削除してしまった!
 イヤハヤ、仏教界ってどうなってるんだ?そこで、イオンが一旦示して削除してしまった、「お布施の金額目安」を再現してみると…
 読経一式+普通戒名(信士信女)または普通法号・・・25万円
 読経一式+居士大姉戒名・・・40万円
 読経一式+院号居士大姉戒名または院号法名・・・55万円
  
 イオンはこの金額をどうやって入手したかは知らないが、安い!もの凄く安い!仏教といっても宗派がたくさんあるので一概なことはいえないが、院号法名は200~300万円という話も耳にしている(実際は、もっと高い例もある)。だから、「私は、院号も何もいらんぞ!本名でまずいなら、ミスターXで葬ってくれ」と、家族に言っている。

 流通している価格設定より大幅に安いが、イオンが「目安表示」してくれた。直面するのはまだまだ先のことと考えていた人たちに、「葬儀費用」を考えさせるよい刺激になったと思います。

 さて、仏教界は(と、いっても、「○○宗は、一切係わってない」といった状況なのであろうが)、イオンが示した目安をどう受け止めて猛列に削除を求めたのか?
 考えられることその1:「そんな安い設定を示されて、檀家がその通りに支払うとしたら収入が大幅に減る。削除しないと祟りがあるぞ、コラ、イオン!」
 考えられることその2:「お布施は本来『喜捨』であり『標準化』や『統一』すべきものではない。削除しないと祟りがあるぞ、コラ、イオン!」

 その2の、「喜捨」であることを祈るが、そうだとしたら「放置しておく」のが大人の対応じゃないのか?「削除しろ」は…ない!坊さん、馬脚をあらわしたな!
 大人だなと思ったのは、イオンの対応。コーポレート・コミュニケーション部では削除理由を、「布施の考え方にはさまざまなものがあり、従来の掲載方法では誤解を招きかねない部分があった。社内で事業についてさまざまに検討した結果の措置」…イオン、やるなあ!

 イオンさんにお願いとして…折角ここまで騒ぎを起こしたのだから、「葬儀に係わる全国統一価格」を、ドッカーンと打ち出していただきたい。仏教界が何と言おうとやってくれ!それが、「お客さまへの貢献が永遠の使命」「すべてはお客さまのために」なんです。だって、葬儀費用がないから、押し入れにご遺体を隠しておいた人がおられるわけで…そんな悲しいことをさせないためにも、明朗会計が必要です。「標準化」や「統一」などすべきでないだって?偉そうなことを言うなーッ!祥月命日のお参りでも、お布施が千円なら不服なくせに!

盗人猛々しいなんてもんじゃない…ジャンボ氏怒り心頭

2010年09月27日 | Weblog
  中国で仕事をされているジャンボ氏の怒り…治まりそうもない状況です。
 9月26日朝の中国国営放送の内容…
 「中国領海内で操業中の漁船の船長を拿捕した日本政府に対し、中国政府は強く抗議しその非を認め早期に釈放するよう求めた結果、日本政府は処分保留のまま釈放にいたった。これはすなわち、日本政府として尖閣列島は中国領土であることを認めた結果の処置であり、中国政府としては日本に対し謝罪と補償を強く要求する権利を有するものである」

 この放送にジャンボ氏は怒り狂った。怒りの方向は、当然、菅さんへ。「菅、即刻退陣」というタイトルで私へ連絡を下さった。もう黙っていられない。行動を起こす!と…ジャンボ氏が暴れたら大変だ。白鵬でも石井慧でも伊調姉妹でも抑えられない。
 ジャンボ氏は、「…日本の領海内での違法操業、しかも公務執行妨害という明らかに日本国内法に違反した船長をなぜに釈放したのか。筋を通して戦うべき時は戦うのが日本を代表する政治家ではないのか。経済がどうのレアアースがどうのスパイ容疑で逮捕された4人がどうの…といった問題は確かにある。しかし、BUT!これだけは譲ってはいけないというものを守れなかった菅さんは、国賊で首相失格。日本の政治屋さんは甘すぎる。外人を知らなすぎる。1年、2年留学したぐらいで何が分かる。中国共産党を甘く見過ぎてる」

 「中国」というものを何も知らないで…中国を知り尽くしているジャンボ氏の悔しさが、手に取るように分かります。
 ジャンボ氏はさらに続けます…
 「今回の屈服で韓国、台湾との領土問題も既に負けは決定。他のアジア諸国で中国との問題を抱える国はさぞやがっかりしていることでしょう。
 最近の中国のインターネットで流れている動画で、中国の領土を赤にして(中国は鳥が羽を広げたときの形に似ている)、その羽の右側が日本に伸びてきて日本を飲み込んでしまうというのがあります。NHKのニュースは常に監視し、不都合な場合は2~3分の雨降り状態にしておきながら、こんなのが平然と流されている…」 
 そこまでやっていた…情報はこまめに集めているつもりの私が知らなかったことばかり!中国で暮らしているから分かること…。
 
 中国のことですから、NHKの監視は当たり前のことでしょうが、「日本関係のインターネットも検閲されている」…これも、「マサカ?とはいえない」ジャンボ氏も、「(ネット関係の)キーワードに、国名(中国)は入れない方がいい」とのこと。日本の田舎に住む私は逮捕されないかも知れないが、中国在住の日本人が中国の悪口を書こうものなら、「逮捕→死刑」十分考えられる。

 中国の赤い鳥が日本を飲み込む動画ですが…(信頼できる中国人は)「単に、鳥が虫を食べてるところと笑っていた」という。こ、こ、これって、尖閣諸島だけでなく日本列島の全てを狙っているということ?鳥が中国で、虫が日本…。
 考えすぎだって?そうだといいのですが…領海侵犯の船長を釈放しても、「謝罪と賠償」を求めて来るのですから…要求はどんどんエスカレートする。
 丹羽さんを引き上げさせる…それはいい考えです。しかし、大使を引き上げさせるということは、「戦争する」という意味です…。

 レアアース売らないよ…(ニューヨークタイムズに書いてあったが、中国政府はそんなことは言っていないんだと…)日本は、レアアースを中国から無理して買わなくても十分、いや十二分間に合っているのです。(日本政府はそのことを知っているのかねえ?)日本のニッケルから取り出す方が、良質で大量のレアアースを得られるのです。(田舎のオヤジだってそれくらいの情報と知識があるんですけど…)
 フジタの4人の命?それは、軍事秘密のところへ立ち入ったから…そんなはずがあるわけない。ハメラレタわけです。メタミドホスギョーザの所ですよ。これって偶然ですか?「この機会に、毒入りギョーザで失った名誉挽回」ということでもあったのです。自国民を平気で撲殺する国ですから、「小日本人(ひどい蔑みのことば。日本人が、チョンとかシナチャンコロと言うのと同等)」の4人を殺すぐらいは、何らの抵抗もない。

 民間交流…千人規模の「日本青年上海万博訪問団」の中止、スマップのキップがどうのこうの、観光客のキャンセル…そったらもの、どうでもいいべ!偉いなあと思ったのは、千人にもおよぶ中国人観光客の宿泊がキャンセルになったホテルの社長が、「今こそ耐えるときです。頑張りますよ。耐えられる体力はあります」と…。どこかの政治家とは大分違います。背中に骨が入っています。日本の大臣が、「領土問題…」と、言っていました。そんな大臣がいる国日本。…民主党ですけどね。(前原さんは、「東シナ海には領土問題はない」と、言っています)

 やはり、一番偉いと思うのは、ジャンボ氏はじめ中国へ進出している日本企業です。戦地にいるようなものですよ。それなのに、「日本政府!何やってんだ!国を売るなよ」と、徹底抗戦を回避したことに憤りを通り越して怒り心頭に達している。

 笑っているのは、韓国とロシア。「あ、そーかぁ!日本を脅せば、竹島も北方領土もいただきーっ!日本人を4人捕まえればいいんだな!」
 泣いているのは、ベトナム、フィリピン、マレーシア、台湾、ブルネイ…なぜかって?南シナ海で中国と領土・領海問題があり、ひどい目に遭わされているからです。特に、ベトナムは悲惨。日本が降伏したことで、「そ、そ、そんなぁー、日本が頑張ってくれると思ったのにー」と…もう立ち上がれませんよ。

 日本は2008年まで、中国に対するODAで、贈与・政府貸与等を合わせて、5.7億ドルを支援していたんですよ!ODA終了後、アジア開発銀行(ADB)の中国への融資が、ODAの減額相当分となっているんですよ!そして今、ADBとは別に、ODAの相当額を日本から引き出そうとしているんですよ…。(菅さん、そのこと知ってるのか?)盗人猛々しい…。
 日本には、「盗人にも三分の理」ということわざがあるが…きっと、「小日本は、過去に中国本土において…」それを持ち出すだろうなあ…

デジタル・ナンバープレートでクイズを出題

2010年09月26日 | Weblog
  アメリカ(人)の発想はどれもおもしろいのですが、「車」に関しては、特におもしろい。ナンバープレートですが、後ろに付けるのみ。日本は、車の前と後ろにそれぞれ付けるのですが・・・?

 アメリカでは、なぜ後ろだけでいいのか?ダンキンドーナッツで油を売っている警察官に尋ねると…きっと次のように答えるでしょう。

 1 暴走車をパトカーで追いかける時、暴走車のナンバープレートがよく見える。だからナンバープレートは後ろに付けるんだ。え?日本では前にも付ける?ヘーッ?日本では、前から追跡することがあるのかね?いくら日本でも、そりゃないべーッ!
 2 当て逃げされたときだって、後ろのナンバープレートが見えればよい。当て逃げしようとする車が、バックで逃げるか?前にナンバープレートを付けたって何の役にもたたんじゃろ!
 3 (参考までに)アメリカでは、逃げた車を停止させたとき、決して前には回らない。後ろに停めて銃をいつでも取り出せるようにして、用心深く車に迫るんだ。停まった車の前に停めると、パトカーから出る寸前に、銃撃される可能性があるからね。

 そのアメリカのカリフォルニア州で、「デジタル・ナンバープレート」の実用化へ向けた取り組みが進んでいる。 
 「デジタル・ナンバープレート」…どんなものか?
 自動車の(後部の)ナンバープレート…走行中は通常のナンバープレートのように車のナンバーを表示。渋滞時や赤信号などで4秒以上停止すると、後ろの車に向けて広告を表示し始める。おもしろい!よくもまあそんなことを考えたものです。

 カリフォルニア州上院は、デジタル・ナンバープレート実現へ向けて調査する法案を全会一致で可決しました。なぜ、カリフォルニア州が?カリフォルニア州は、日本円にして、約1兆7000億円の財政赤字を抱えているのです。とにかくお金が欲しい。デジタル・ナンバープレートを取り入れると、導入費用はかかるが、広告収入がそれを上回るのではないか?と、いうこと。

 車の所有者は、「自分の好きな言葉」「応援するスポーツチームの名前」「(緊急時には)交通情報」「行方不明者の情報(アメリカでは、牛乳パックに印刷されている)」なども表示できる。(広告表示中は、車のナンバーは分からないのかって?常時小さく表示されるそうです)
 広告が表示できるのであれば、無声ながら、映画だって、野球中継だって放送できる。前の車が動き出してナンバー表示だけに戻っても、続きが観たい場合、追跡して(前の車が)停車すれば観られる。「追跡して続きを観た車の表示の続き」が見たくて、別の車が追ってくる。さらに別の車、別の車・・・。パイドパイパーのあとに続くネズミのような状況が起こり…起こるわけないね。
 
 渋滞になっても退屈しない。渋滞だからこそ、「表示」される…。
 カリフォルニア州が成功したら、当然日本でも取り入れるでしょう。個人的には、「クイズが出題され、解答が表示される」これがおもしろいと思うのですが。渋滞に巻きこまれるのが、楽しみになりますよ。

iPhone、iPadは、Stay hungry, stay foolish.の産物

2010年09月25日 | Weblog
  AppleのCEO、スティーブ・ジョブズが来日していたのだそうで…。もちろん、プライベートジェットで!そして、大激怒して帰ったという(週刊誌「SPA!」)。
 なぜ、大激怒したか?帰国する時、関空の保安検査場でお土産に買った凶器もどきのものが、「手荷物の持ち込み検査」で引っかかったから。
 ジョブズさんは、「自分のジェット機でテロを起こすバカがどこにいるんだ!」「こんな国、二度と来るか」と捨て台詞を吐いた。
 日本の保安検査…爆発物ならいざしらず、おみやげのおもちゃを「通さんぞ!」ホント、融通が利かない。「こんな国、二度と来るか」…よくわかります。

 私も2度、手荷物の持ち込み検査に引っかかったことがあります。一度目は、ローガン空港(ボストン)で、拳銃が見つかってしまった。2度目はバンコクで、十徳ナイフが見つかってしまった。拳銃は返してもらいましたが、十徳ナイフは、捨てさせられました。十徳ナイフでテロを起こす人もいないと思いますがね…。もったいなかったです。
 なぜ、拳銃を返してもらえたのかって?本物に酷似していたが弾が発射されない拳銃(早い話がおもちゃ)だったもので…。

 アメリカ暮らしのとき、エレベーターで時々一緒になる30歳代と思われる若者がおりました。必ず、私の足の先から頭の先まで注意深くチェック…。このチェックが、3~4回続いたのですが…ある日、またまたエレベーターで一緒になった。彼は意を決したように、「おまえは、忍者か?」。
 それ以来、会うたびに、「おまえは、忍者を見たことがあるか?」「日本へ行けば忍者に会えるか?」「忍者は水の上を歩けるのか?」…。

 アメリカ人の一部の人は、「忍者」に異常なほどの興味を持っています。そのことと、スティーブ・ジョブズが何の関係があるのかって?
 実は、ジョブスさんがお土産として京都で購入し、帰り際の関空で手荷物の持ち込み検査に引っかかったものが、「手裏剣」だったのです。ジョブスさんは、「忍者」に興味を持っていたことは間違いありません。何しろ、変人ですから。手裏剣のほか、忍者の衣装も買ったことでしょう。「ちょんまげのカツラ」、もちろん買いましたね。馬鹿を装いますから。ふんどしは、買わなかったと思います。

 「こんな国、二度と来るか」というセリフを実行するかどうかですが、私はこれからも時々来ると思います。忍者グッズを揃えなければなりませんから。根拠を示せって?ジョン・スカリー(ペプシコーラ、アップルコンピュータの社長を歴任した実業家)による、スティーブ・ジョブズ評ですが…。

 「暴虐」「激情」「強情」…その反面、「かよわく、感じやすく、傷つきやすい」…見事に言い当てていると思います。
手荷物の手裏剣の持ち込み検査では、激情面が噴出。「自分のジェット機でテロを起こすバカがどこにいるんだ!ザケンナヨこら!菅を出せ菅を!」と、どなり散らした。(ザケンナヨ以降は、私が付け加えた)
 太平洋上空で、ダーツゲームの代わりに、「手裏剣ゲーム」に興じた。そのうち、「あそこで、こんな国、二度と来るか!と、啖呵をきったが、別の手裏剣もほしいなあ…また京都へ行きたいなあ…」かよわく、感じやすい面が出てきたことでしょう。

 私の身上は、「裸にて生まれてきたに何不足」であることは、先刻御承知のとおりと思いますが、スティーブ・ジョブズも同じことを言っているのです。ジョブスの奴め、私からパクッたな!?(←軽いジョーキングですから)

スタンフォード大学(麻生さん、鳩山さんが在籍したことがある大学)の卒業式での祝賀スピーチ(2005年)で、スティーブ・ジョブズは言っています。(長いスピーチの中から抜粋)
 「君たちはもう素っ裸なんです。自分の心のままに生きてはならない理由など、何一つないのです」
 そしてスピーチの締めくくりは、「Stay hungry, stayfoolish.(ハングリーであれ。馬鹿であれ)」。
 これって、凄いです!今の日本の若者は、まったくハングリーじゃない。と、いうか、ハングリーを嫌う。そして、「馬鹿」を嫌う。それではいけないのです。「ハングリーで馬鹿でなければ」というジョブスの呼びかけ…今からでも遅くないので日本でも大々的にStay hungry, stayfoolish.を推進しなければなりません。
 ハングリーで馬鹿だと、iPhone、iPadを作り出せるのです…。

田代まさし…男の顔は履歴書

2010年09月24日 | Weblog
 押尾学がニュースでテレビ画面に登場する度、イヤーな気持ちになっておりました。押尾被告は、「薬物は、10代からやっていた」と、うそぶいていた。それなのに、外見はごく普通の人間に見えた(脳は、かなり溶けていたようだけど)。それがどうしてイヤーな気持ちになったかというと、「20年近く薬物をやっても、見た目は普通。薬物は本当は害がないのではないか?」と、薬物依存症予備軍の皆さんに、好印象を与えるのではないかと心配したからです。

 田代まさしが、そんな、イヤーな気持ちを吹き飛ばしてくれました。麻薬取締法違反の疑いで3度目の逮捕。容姿がテレビに流れました。頬が痩け、目の周囲は黒ずみくぼんでいた。頭髪は淋しく、残り少ない髪がドブから出てきたネズミを思わせました。ラッツ&スター時代の面影?そんなもんどこにもない。
54歳なのだが、80歳過ぎに見える。「薬物、ダメ、絶対!」のパンフレットに使える容姿でした。現在の田代まさしの容姿を見ると、「薬物…止めようかな」「薬物には、手を出さないぞ」という人が増えると思います。「3度目の逮捕の田代まさし、カッコイイ!ああなりたい!」と、あこがれる人は…もう手遅れの人ぐらいなもの。

 「押尾学でも、薬物を続けると田代まさしになる」…これを大々的に宣伝することにより「薬物乱用防止」に多大な効果が出る!

 「男の顔は履歴書」…田代まさしの顔を見てこの言葉を思い出しました。一度、映画になりましたが、次回「男の顔は履歴書」というタイトルの映画を作る時は、主演、「押尾学&田代まさし」でお願いしたい。
 「男の顔は履歴書」は、大宅壮一さんの言葉。「口コミ」「恐妻」も大宅さんによるもの。口コミも恐妻も広辞苑に載っています。「一億総白痴化 」というヒットも飛ばしましたが、広辞苑は掲載を却下。「白痴」という言葉が悪印象をあたえるから仕方ないですねえ。
「一億総白痴化 」は、日本でテレビが普及しはじめ、国民がテレビにかじりついていたときの言葉。テレビの場合、「思考」しなくても結論まで見せてくれるわけで、「白痴化」…ホントその通り。私の頭が悪いのは、テレビばかり観ていたせいです。

 「女の顔は履歴書」ではないのかって?この質問には、サンデーモーニング(スポーツで、「喝、アッパレ」があるあの番組)に出ている、大宅映子さん(壮一さんの三女)なら明快に答えてくれると思います。
 私の答えとしては、最近の女性は、「経歴詐称」つまり整形している人が多いので、顔は履歴書にはならないのではないかと。毎日プールで出会うオバチャンもすでに三度も顔にメスを入れていますよ。前回は、頬のたるんだ肉を引き上げる手術…。手軽らしく、おおむね60%のオバチャンがやっているんじゃないかなあ。スーパーで、野菜を買うような気安さで美容整形する時代です。

 田代まさしが、次回マスメディアに登場するとき、美容整形で廃人の顔から、押尾風味になっていたら…またぞろ薬物乱用者が増えてしまうかも…心配は尽きません。美容整形反対!じゃなかった、薬物乱用反対!
 薬物乱用ではなく、薬物使用ならいいのかって?…や、薬物使用、絶対反対!

「…1日に3人ずつ殺します…」について

2010年09月23日 | Weblog
 名古屋鉄道名古屋本線の駅に、男川駅(岡崎市大西町)がある。「男川」と書いて、「おとがわ」と、読む。男川という川もあり、男川は、「乙川」へ注ぐ。つまり、乙川の支流。「乙川」は何と読むか?これまた「おとがわ」と読む。「おとがわ」は、「おとがわ」の支流なのです…。

 このややこしいところに、「男川小学校(おとがわしょうがっこう)」がある。この小学校の、「四つの努力目標」の一つに…
 「命を大切にし心豊かに生きる力の育成をめざします」が、ある。立派な努力目標だと思います。
 あと、男川小学校リーフレットの「安心できる学校」というところに掲げられているのは…
 ・防犯ホイッスルの着用 ・門扉の施錠 ・不審者侵入対応訓練 ・安全パトロール
 今の小学校は、安全をどのように確保しているかということが大切。男川小学校、安全な小学校だと思います。

 これほど安全な小学校に、危険な教諭がいた…この教諭のお陰で、男川小学校が全国的に有名になってしまいました。 
 3年生の算数の授業でわり算を指導する際、「子どもが18人います。1日に3人ずつ殺します。何日で殺せるでしょう」という問題を出した…!

 この教諭は、「子供の興味を引こうと思った。軽率だったと反省している」のだそうで…。4月に教壇に立った23歳の教諭なら、「バカモノ!今後気をつけろ」と、教育的指導で済ませたかも知れない。しかし、子殺し教諭は45歳ですから…20年以上も教員をやっているわけです。それが、子供の気を引くために、1日に3人殺す…。
 初犯ではないだろう…案の定、書写の授業で半紙を配っていた際、「受け取り方が悪い」と、1人の女子児童の頭を殴っていた。女子児童、殺されなくてよかったです。

さて、どんな罰が与えられるか?「厳重注意処分」だそうで…。23歳の新採用教諭と同じ…。男川小学校を全国区にのし上げたにしては、評価が低いんじゃないのか?体罰も明るみに出ているのに…。
 姓名が漢字六文字の、野々山周次郎校長先生によりますと…
 「子供たちをうまく自分にひきつけて楽しい学級経営ができずにいた。何とかしようと、苦し紛れに(1日に3人殺す…を)言ってしまった…」…学校側は、子殺し教諭の状況を知っていたんですねえ。能力がない上に、「四つの努力目標」など全く知らないらしい。
 厳重注意で、子供たちを惹きつける楽しい授業ができるようになるとは思えませんが…。こういう教諭に高い給料を払っている。氷山の一角です。蓮舫に言いつけて、能力的に改善の見込みがない教諭は、きっちり仕分けする方策を考えなければなりません。犠牲になるのは子供ですから!

 男川小学校があるからには、女川小学校もあるのかって?岡崎市にはありませんが、新潟県に女川小学校(おんながわ)があります。
 宮城県には、女川第一小学校~女川第六小学校までずらり6校。こちらは「おながわ」と読む。

「ヒト」と「ネコ科の動物」は医師も区別ができない…

2010年09月22日 | Weblog
  成熟しきれていない日本、発展途上の日本が露呈されてきています。「一番」にならなければならないのですが、こんなことで一番になってどうするの?
 何のことを言っているんだって?高齢者がどんどん消えてゆく!こんな国、他にあるのか?高齢者消失率世界一でしょう。

 戸籍上は「生存」しているにもかかわらず、現住所が分からない100歳以上が、23万4354人に上る…その23万人以上の高齢者、どこへ消えた? うかうか山菜採りへも行けませんよ。山の中から、23万人の老人がどっと出てきたらどうします。逃げようにも、相手は23万人。簡単にやっつけられてしまいます。このうち120歳以上は7万7118人、150歳以上は884人。日本がこれほどいい加減な国だったとは、残念というより悔しいです。一人消えても大変な問題にしなければならないのに、23万人・・・。

 国側の弁解は…
 弁解その1・・・死亡届などが提出されないままとなっている
 弁解その2・・・身元不明の戦争の犠牲者は生き続けている
 弁解その3・・・移民先で死亡し、日本の公的機関に届け出がされていない場合ずっと生きていることになりま~す…
 この度のように、実態が明るみに出なければ、23万人がずぅーっと戸籍上で生き続けるわけですから…これは凄いことですよ。

 腑に落ちないのは、「死亡届などが提出されないまま」ということですが…「だから生き続けているんですぅ。文句あっかこら!」ってこと、あるのか?それって、通る話なのか?今、何時代よ!安土桃山時代なら、「死んだかー。じゃあ裏山に埋めておくべぇ。市役所へは黙っていよう」ということがあったかも知れないが…。

 山菜採りで白骨を見つけると、一瞬ぞっとします。「人の骨じゃあないだろうなあ?」と。よくよく観察して、「動物の骨だ」と、決断をくだしてからポイ捨て。行方不明の100歳以上の人が、23万人超ですから、私が拾った白骨の中には人骨も混じっていたのかも…そりゃないと信じますが…。
 私のような、何も分からないオッサンでも、人の骨か、動物の骨かのだいたいの見当はつく。お医者さんなら、簡単に見分けがつく…と、思っていましたが、そうでもなかったらしい。

 愛知県日進市の駐車場の女子トイレ内で、約7cmの遺体が見つかった。産婦人科医が「人間」と判断した。悲しいことですよねえ、胎児産み落とし事件。珍しくないところが困ったモノ。で…愛知署が妊娠3、4か月で産み落とされたとみて、死体遺棄容疑で捜査していた。
 と、と、ところが…血液検査の結果、遺体は人間の胎児ではなく、ネコ科の動物の胎児だったことが判明!

 びっくりしたでしょう警察は!胎児と思って血液検査をしたら…人間の血液ではないことが判明した!…!

 幼少時、学校で「検便(ギョウ虫検査)」なるものがあった。検便の日の朝は、緊張のせいか…なかなか出ないものだった。それを見越して、大量に持って来て、出なかった子に配る子もいた。気配りができる子だったということでしょうか…気配りではないですね、ウ○コ配りですね。
 どうしても出なかった友達が、窮余の策で飼い犬の便を提出した。さて、検査の結果、「人間にはない菌が発見された」ということで、友達は事情聴取されお灸を据えられた。

 胎児と便は…ヒトのものなのか、犬や猫のものなのか見た目じゃ判断できない…。まあ、しょうがないですね。
 消えた高齢者がテーマじゃなかったのかって?山菜採りの白骨発見で、方向が変わってしまいました。やれやれ…。
 23万人、どこでどうしておられるのでしょうねえ…。


教師と生徒のがっぷり四つで学校での暴力は減る

2010年09月21日 | Weblog
  学校での暴力について、100℃の対策をしてきたところもあれば、-5℃のところもあるようで…いっこうに減らない。それどころか、平成21年度は、過去最多の6万913件だったという。

 暴力行為が増えた理由について、文科省の分析は…
 1 感情のコントロールができない
 2 コミュニケーション能力の不足
 3 規範意識の欠如
  ※ 傾向として、十数年前は集団で連携して暴力を振るうことが多かったが、最近は1人で行う傾向が表れている。
 今更、何を言っとるのかねえ。これらの事項は20年前のものでしょう。シーラカンスもびっくりですよ!

 発生状況別では…
 生徒間暴力・・・3万4277件
 教員への暴力・・・8304件
 見知らぬ人らへの暴力・・・1728件
 器物損壊・・・1万6604件
 ※被害者が病院で治療を受けたケースは1万1708件。

 こういう数字を見せられて、「何とかしなければ」と思う日本人がどれだけいるかということですね。小・中・高校の問題ですから、まずは学校関係者が、何とかしなければならない。とっくに、何とかしていなくてはならなかったのに…何もしていないのと同じだから20年以上も事件が起こり続ける。

 今から、「原因究明」「ケーススタディ」「フォーラム」…そんなことしか考えない学校関係者はとっととどこかえ消えていただきたい。フォーラムを開催して、暴力が治まるなら毎日開催してるといい。
 驚かされたのは、暴力6万件超が話題になったテレビ番組で、「金八先生が少なくなった」という輩が!いやはや、それってお笑いタレントのコメントでしょう。評論家さんの言うことじゃない。金八先生は、番組終了までに生徒の心を開き、きちんと解決してくれる…。これは、ドラマの中のお話。作り話ですから!こうなる。水戸黄門も、放送時間内に悪い人たちをやっつける。
 美しい生徒指導は、この世では通用しません。教育問題となると、小中高での教職経験がない評論家が理想論を述べる。「おまえは、鳩山か!」と、突っ込みたくなります。

 金八先生は論外として、生徒指導は「夜回り先生」の実践に学ばなければならないと思います。夜回り先生は、出張先、旅行先の、知らない土地でも夜回りされます。
 「子供の心に寄り添って」とかいう、背筋が寒くなる言葉で生徒指導ができるとおっしゃる人たちがおります。その人たちは、夜はとっとと寝ていることでしょう。
 夜回り先生は、寄り添うとか…歯の浮くようなキザなセリフは吐きません。肌で夜の街の子供に寄り添っています。
 夜回り先生の、「早く家へ帰れよー」…これって、当たり前の普通のセリフです。その普通のセリフに、夜の街へ出ていた小・中・高校生が、「はーい!」と答えます。その子たちは、翌日学校で暴れるか?暴れるかも知れない。しかし頻度は減ります。本物を感じたから。「はーい!」と、自分でも信じられないほど素直に返事ができたから。

 小・中・高校の先生に。「夜回りして、普通の言葉で指導しなさい」と、言っているのではありません。「子供達と、がっぷり組みなさい」と、言っているのです。「寝ても覚めても、子供のことを考えなさい」ということです。
 「多忙」を理由に、肝腎なことをおろそかにする。面倒から逃げているだけでしょう。そのような教員がいる学校では、暴力は増え続けます。