明日(4月)から中学3年生になる「八くん(仮名)」の場合、小学1年生のとき、すでにゲームに没頭し昼夜逆転していました。1時間遅刻で学校には来てましたが、ずっと寝ていました。突ついても、起きるもんじゃない。担任ですかぁ?愛がないから注意もしなくなって…。家庭への連絡もいつしか途絶え…。もっとも、お定まりの一人親世帯。母親は、勤めては辞め、また勤めては辞め…この繰り返し。夜はぁ…デートがあるので家には居ない。つまり、八くんは、夜通し無制限でゲームが出来る環境。学校でしっかり寝て、徹夜のゲームに備える。
八くんは、あと1年で義務教育を終えますがぁ…高校へは行く気がないでしょうし、行く学力もない。知能は低くはないのですが、ゲーム脳ですから、ボーッと生きている。八くんは、ゲームをして生涯を終えるのでしょうか…還暦を過ぎてもゲーム三昧。古希でもゲーム。生活費をどこから捻出するかって?窃盗で?…それを考えると…辛いものがあります。私は何も出来ない…。
なぬ?「ゲーム脳とは懐かしい。死語でしょそれ。疑似科学(ニセ科学)だったんだよね!」だって?まあまあ、落ち着いてください。今日は、そのことを書こうかと。
私が今心配なのは、明日から小学2年生になる「十くん(仮名)」。彼も、一人親世帯。母親は昼間の仕事をしていますが、八くんの母親と同様、おつきあいをしている彼氏がいる。よって、夜は、十くんが一人で留守番。こういうケース、社会の片隅にいる私が知れる範囲でも、実に多いのです。
十くん、家では一人ですから当然ゲームをする。八くんと酷似しています。学校が好きなので不登校の兆候はないが、やはり毎日遅刻。朝、母親が帰宅していなければ、起こしてくれる人がいないので遅刻は当たり前。
そして、大好きな学校ではありますが、「居眠り」してしまいます。耐えようとはしているんですがね。宿題?もちろんやってきません。テスト対策?するはずがない。ただ、知的には遅れていないのです。応用力には欠けますが、理解は普通。今なら間に合う。ですから、なんとかしてあげたい。このままでは、「ゲーム脳へ驀地(まっしぐら)」。すでに、発達障害、気分障害、適応障害が出現しています。最も怖いのは、「統合失調症」。
ゲーム・・・RPG(ドラゴンクエスト、ファイナルファンタジー、ポケットモンスター)。アクション(スーパーマリオブラザーズ、スーパーストリートファイター、星のカービィ)。アドベンチャーゲーム。謎解きゲーム(サクラ大戦)。シミュレーションゲーム(シム)。パズルゲーム、テーブルゲーム・・・あるわ、あるわ…。これだけあれば、ゲーム漬けの生涯が保証されますね。
トランプは、ゲームの種類にくわえないのかって?今の子どもたち、「ババヌキ」を楽しみますかねえ。それに、深夜一人で「ババヌキ」をして楽しむ…ありえない。
さてさて、死語じゃないかとまで思われているゲーム脳ですがね。そもそもゲーム脳は、「前頭前野のβ波が低下した状態を表す造語」。提唱者が私の出身大学の教授ということで、一も二もなくゲーム脳という病気のような状態になることがあることを信じました(早い話が忖度)。ですから、児童生徒に、「ゲームばかりしていると、ゲーム脳になっちゃうよ」と、「脅し」…じゃなくて「注意喚起」しておりました。「STAP細胞はあります」と、いうような話じゃないと確信しておりましたからね。ところが、この「ゲーム脳」、様々な研究者などから批判され、疑似科学(ニセ科学)とまでいわれたという経緯がありました。マスメディアや教育者からは、支持されたのですがね。
「ゲーム脳の恐怖(NHK出版)」を著した教授、似非科学とまで揶揄され、落ち込んでいるだろうなあ。ずっと気になっておりました。
そして、パンパカパーン!WHOの国際疾病分類で「ゲーム障害(gaming disorder)」が精神疾患と認定されました。このことで、「ゲーム脳」は、「似非」とか「ニセ」とかの屈辱から解放されました。
WHOは、「(ゲームを続けることにより)個人的、家族的、社会的、教育的、職業的または他の重要な機能領域において重大な障害をもたらす」と。
解りやすく言いますと、「大変だ!」って事です。(解りやす過ぎましたかね)
ゲームに依存するようになると、ゲーム障害だけでなく、「発達障害や統合失調症、気分障害や適応障害など」の疾患がでるという。メンタルクリニックや精神科を受診する必要があるのだと。
と、いうことは、ゲーム脳の人には、「愛情」なんてものはないということ。他人にも自分にも興味がなくなる。人生など、どうなってもいい…。
世代的には…団塊の世代以降に現出するかな。団塊世代にゲーム脳患者がいるのかって?沢山おりますよ。最も多いのが、「パチンコ中毒によるゲーム脳」かな。「インベーダーゲーム」というものも流行し初めましたから、その流れでゲーム脳へ。
この続きが本論なのですがぁ、前置き長っ!あまりにも前置きが長いので、続きは明日にします。年度をまたぐ、超大作ってがぁ…。
八くんは、あと1年で義務教育を終えますがぁ…高校へは行く気がないでしょうし、行く学力もない。知能は低くはないのですが、ゲーム脳ですから、ボーッと生きている。八くんは、ゲームをして生涯を終えるのでしょうか…還暦を過ぎてもゲーム三昧。古希でもゲーム。生活費をどこから捻出するかって?窃盗で?…それを考えると…辛いものがあります。私は何も出来ない…。
なぬ?「ゲーム脳とは懐かしい。死語でしょそれ。疑似科学(ニセ科学)だったんだよね!」だって?まあまあ、落ち着いてください。今日は、そのことを書こうかと。
私が今心配なのは、明日から小学2年生になる「十くん(仮名)」。彼も、一人親世帯。母親は昼間の仕事をしていますが、八くんの母親と同様、おつきあいをしている彼氏がいる。よって、夜は、十くんが一人で留守番。こういうケース、社会の片隅にいる私が知れる範囲でも、実に多いのです。
十くん、家では一人ですから当然ゲームをする。八くんと酷似しています。学校が好きなので不登校の兆候はないが、やはり毎日遅刻。朝、母親が帰宅していなければ、起こしてくれる人がいないので遅刻は当たり前。
そして、大好きな学校ではありますが、「居眠り」してしまいます。耐えようとはしているんですがね。宿題?もちろんやってきません。テスト対策?するはずがない。ただ、知的には遅れていないのです。応用力には欠けますが、理解は普通。今なら間に合う。ですから、なんとかしてあげたい。このままでは、「ゲーム脳へ驀地(まっしぐら)」。すでに、発達障害、気分障害、適応障害が出現しています。最も怖いのは、「統合失調症」。
ゲーム・・・RPG(ドラゴンクエスト、ファイナルファンタジー、ポケットモンスター)。アクション(スーパーマリオブラザーズ、スーパーストリートファイター、星のカービィ)。アドベンチャーゲーム。謎解きゲーム(サクラ大戦)。シミュレーションゲーム(シム)。パズルゲーム、テーブルゲーム・・・あるわ、あるわ…。これだけあれば、ゲーム漬けの生涯が保証されますね。
トランプは、ゲームの種類にくわえないのかって?今の子どもたち、「ババヌキ」を楽しみますかねえ。それに、深夜一人で「ババヌキ」をして楽しむ…ありえない。
さてさて、死語じゃないかとまで思われているゲーム脳ですがね。そもそもゲーム脳は、「前頭前野のβ波が低下した状態を表す造語」。提唱者が私の出身大学の教授ということで、一も二もなくゲーム脳という病気のような状態になることがあることを信じました(早い話が忖度)。ですから、児童生徒に、「ゲームばかりしていると、ゲーム脳になっちゃうよ」と、「脅し」…じゃなくて「注意喚起」しておりました。「STAP細胞はあります」と、いうような話じゃないと確信しておりましたからね。ところが、この「ゲーム脳」、様々な研究者などから批判され、疑似科学(ニセ科学)とまでいわれたという経緯がありました。マスメディアや教育者からは、支持されたのですがね。
「ゲーム脳の恐怖(NHK出版)」を著した教授、似非科学とまで揶揄され、落ち込んでいるだろうなあ。ずっと気になっておりました。
そして、パンパカパーン!WHOの国際疾病分類で「ゲーム障害(gaming disorder)」が精神疾患と認定されました。このことで、「ゲーム脳」は、「似非」とか「ニセ」とかの屈辱から解放されました。
WHOは、「(ゲームを続けることにより)個人的、家族的、社会的、教育的、職業的または他の重要な機能領域において重大な障害をもたらす」と。
解りやすく言いますと、「大変だ!」って事です。(解りやす過ぎましたかね)
ゲームに依存するようになると、ゲーム障害だけでなく、「発達障害や統合失調症、気分障害や適応障害など」の疾患がでるという。メンタルクリニックや精神科を受診する必要があるのだと。
と、いうことは、ゲーム脳の人には、「愛情」なんてものはないということ。他人にも自分にも興味がなくなる。人生など、どうなってもいい…。
世代的には…団塊の世代以降に現出するかな。団塊世代にゲーム脳患者がいるのかって?沢山おりますよ。最も多いのが、「パチンコ中毒によるゲーム脳」かな。「インベーダーゲーム」というものも流行し初めましたから、その流れでゲーム脳へ。
この続きが本論なのですがぁ、前置き長っ!あまりにも前置きが長いので、続きは明日にします。年度をまたぐ、超大作ってがぁ…。