産声を上げる…これは、肺呼吸をして、全身の隅々の細胞まで酸素を送り届けるため。酸素が送られると、酸欠状態(チアノーゼ)から開放される。
と、いうことは、胎児のうちは肺呼吸ではなく鰓(エラ)呼吸なのか?魚じゃないんだから鰓はない。胎児は呼吸していないんですよね。胎盤・へその緒を通じて母体から酸素をもらい、二酸化炭素を返す。母体が喫煙すれば胎児も喫煙していることに…は、ならないが、胎児の健康に影響しないはずがない。もちろん飲酒もよくない。母体が飲酒の場合、胎児も飲酒状態。と、いうことは誰しもが分かっていること。
シェークスピアともなると、産声について、肺呼吸ウンウンは認めないらしい。「リア王」に、「人が生まれるときに泣くのは、とんだ阿保の座にひっぱり出されたからだ」という一節がある。つまり、「情けなくて、残念だ」と、泣くのだと。
芥川龍之介も、肺呼吸など関係ない。河童の一節…
河童の子が生まれてこようとするときに、河童の父親が母親のおなかの外から尋ねる。「お前はこの世界へ生まれて来るかどうか、よく考えた上で返事しろ」。子は答える。「僕は生まれたくありません」
シェークスピアと、龍之介、没年が300年も違うのですが「産声」について、同じような考えを持っていた。
どちらも尊敬する作家なのですが…「産声論」については賛同できませんね。なぜかって?胎児のうちから、夢も希望もない…これは寂しすぎます…。
と、いうことは、胎児のうちは肺呼吸ではなく鰓(エラ)呼吸なのか?魚じゃないんだから鰓はない。胎児は呼吸していないんですよね。胎盤・へその緒を通じて母体から酸素をもらい、二酸化炭素を返す。母体が喫煙すれば胎児も喫煙していることに…は、ならないが、胎児の健康に影響しないはずがない。もちろん飲酒もよくない。母体が飲酒の場合、胎児も飲酒状態。と、いうことは誰しもが分かっていること。
シェークスピアともなると、産声について、肺呼吸ウンウンは認めないらしい。「リア王」に、「人が生まれるときに泣くのは、とんだ阿保の座にひっぱり出されたからだ」という一節がある。つまり、「情けなくて、残念だ」と、泣くのだと。
芥川龍之介も、肺呼吸など関係ない。河童の一節…
河童の子が生まれてこようとするときに、河童の父親が母親のおなかの外から尋ねる。「お前はこの世界へ生まれて来るかどうか、よく考えた上で返事しろ」。子は答える。「僕は生まれたくありません」
シェークスピアと、龍之介、没年が300年も違うのですが「産声」について、同じような考えを持っていた。
どちらも尊敬する作家なのですが…「産声論」については賛同できませんね。なぜかって?胎児のうちから、夢も希望もない…これは寂しすぎます…。