カミサンは、新年度も保育所のパートを続けるという。私が働けない身体になってしまったので、カミサンが働かなければ暮らしがなりたたないわけで…。
保育所の勤務といえば、保母さんなのですが、ジェンダーガイドブックには、「保母、看護婦、助産婦、保健婦、スチュワーデスなどの言葉は使わないように」と、書かれておりまして…カミサンは、保育士。資格はもっていませんが、看護師なので「保育士(の資格と同等)」扱いなのだそう。
で、保育士さんがもっとも注意しているのは、園児の「噛みつき」だというのです。なぜ、噛みつくかについては、諸説あります。どんな説があるかと申しますと…
1 噛む行為が遊びの一つになっている。甘えている気持ちを表すなどに使われる。
2 言葉が出ない、伝わらないからもどかしい。もどかしいから体で表現。「(自分が)そのおもちゃで遊ぼうと思ってたのにぃ!がぶり」「オマエ、あっちへ行け!がぶり」
3 ケンカの手段…がぶり!
4 注目されたくて。噛むことで注目されることをどこかで経験して味を占めている。
殴る蹴るが発達していない保育所の子どもたちにとって、攻撃の武器は、「噛みつき」です。諸説については…まあ、全て当てはまります。
動物の殆どは、噛みつきが武器です。ピラニア、ヘビ、トカゲ、イタチ、ネズミ、イヌ、サル、ワニ、クマ、パンダ、ライオン…。子どもが、「噛みつく」というのは、ヒトがもつ最も動物に近いぃ…つまり、原始的な武器ということでね。
原始的というからには、成長するにつれて消滅するのか?いえいえ、そうでもないのです。
噛みつきは、小・中学生のケンカはもとより、成人にも見られます。組み合って、手を使い、足を使い…残る武器は、噛みつきです。しかもこれが大変効果がある。なぜ知っているか?私自身、被害に遭ったことがありまして。
離れて戦っているうちは楽勝だったのです。もう、戦意はないだろうと油断したところで、手の親指の付け根をかまれた。食いちぎられるかと思いましたよ。
保育所の場合、噛みつき事件は日常茶飯。その後の処理が、大変なのです。
施設長、所長、担任が、「被害者の子の家庭へ謝罪に行く」わけで。
謝罪に来られた保護者側が、「いいですよぉー。これから気をつけてくださいね」と、すんなり許すことは、まずないという。
グダグダと責め立てられる。姑まで出てきて、「警察への被害届を臭わせるケース」も珍しくないという。被害届を出されたことはないが、「すぐに病院へ連れて行って!」と、病院へ行くことが結構あるんだと。
そのため、カミサンは帰宅すると、「今日は、噛みつきがなかったぁー!」と、ホッとして緊張が緩み崩れ込むのが通例。よほど緊張して勤務していることがわかります。カミサンは、状況を読んで早めの対応をするらしい。噛みつくチャンスを与えない。保育士の皆さんがそのようであれば、施設長、所長、担任が雁首そろえて「恒例、謝罪行脚!」に出かけなくてもいいのですがね。
岐阜県高山市の雑貨店で、スタジアムジャンパー(31,500円)を万引きした37歳の女性が、店長さんの手に噛みついた。捕まりたくないという窮余の一策だったことがうかがえます。人間、ここ一番というときは、老若男女を問わず、「噛みつき」です。
万引きだけなら「窃盗容疑」で済んだのに、噛みついたもんだから、「強盗致傷容疑」なってしまいました。原始的な攻撃がまずかった…。
ヤスリで前歯を刃物のように研ぎ、非人間的な噛み付き攻撃で相手を血だるまにするフレッド・ブラッシーというプロレスラーがおりました。ブラッシーの試合をテレビ中継で観た日本全国の高齢者が、次々とショック死。社会問題にまでなりました…。「噛みつき」…テレビ越しで噛まれてもいない人の命まで奪う。とりあえず、保母さん…じゃなかった、保育士さ~ん!「噛みつきを防いでねぇ~っ」。
保育所の勤務といえば、保母さんなのですが、ジェンダーガイドブックには、「保母、看護婦、助産婦、保健婦、スチュワーデスなどの言葉は使わないように」と、書かれておりまして…カミサンは、保育士。資格はもっていませんが、看護師なので「保育士(の資格と同等)」扱いなのだそう。
で、保育士さんがもっとも注意しているのは、園児の「噛みつき」だというのです。なぜ、噛みつくかについては、諸説あります。どんな説があるかと申しますと…
1 噛む行為が遊びの一つになっている。甘えている気持ちを表すなどに使われる。
2 言葉が出ない、伝わらないからもどかしい。もどかしいから体で表現。「(自分が)そのおもちゃで遊ぼうと思ってたのにぃ!がぶり」「オマエ、あっちへ行け!がぶり」
3 ケンカの手段…がぶり!
4 注目されたくて。噛むことで注目されることをどこかで経験して味を占めている。
殴る蹴るが発達していない保育所の子どもたちにとって、攻撃の武器は、「噛みつき」です。諸説については…まあ、全て当てはまります。
動物の殆どは、噛みつきが武器です。ピラニア、ヘビ、トカゲ、イタチ、ネズミ、イヌ、サル、ワニ、クマ、パンダ、ライオン…。子どもが、「噛みつく」というのは、ヒトがもつ最も動物に近いぃ…つまり、原始的な武器ということでね。
原始的というからには、成長するにつれて消滅するのか?いえいえ、そうでもないのです。
噛みつきは、小・中学生のケンカはもとより、成人にも見られます。組み合って、手を使い、足を使い…残る武器は、噛みつきです。しかもこれが大変効果がある。なぜ知っているか?私自身、被害に遭ったことがありまして。
離れて戦っているうちは楽勝だったのです。もう、戦意はないだろうと油断したところで、手の親指の付け根をかまれた。食いちぎられるかと思いましたよ。
保育所の場合、噛みつき事件は日常茶飯。その後の処理が、大変なのです。
施設長、所長、担任が、「被害者の子の家庭へ謝罪に行く」わけで。
謝罪に来られた保護者側が、「いいですよぉー。これから気をつけてくださいね」と、すんなり許すことは、まずないという。
グダグダと責め立てられる。姑まで出てきて、「警察への被害届を臭わせるケース」も珍しくないという。被害届を出されたことはないが、「すぐに病院へ連れて行って!」と、病院へ行くことが結構あるんだと。
そのため、カミサンは帰宅すると、「今日は、噛みつきがなかったぁー!」と、ホッとして緊張が緩み崩れ込むのが通例。よほど緊張して勤務していることがわかります。カミサンは、状況を読んで早めの対応をするらしい。噛みつくチャンスを与えない。保育士の皆さんがそのようであれば、施設長、所長、担任が雁首そろえて「恒例、謝罪行脚!」に出かけなくてもいいのですがね。
岐阜県高山市の雑貨店で、スタジアムジャンパー(31,500円)を万引きした37歳の女性が、店長さんの手に噛みついた。捕まりたくないという窮余の一策だったことがうかがえます。人間、ここ一番というときは、老若男女を問わず、「噛みつき」です。
万引きだけなら「窃盗容疑」で済んだのに、噛みついたもんだから、「強盗致傷容疑」なってしまいました。原始的な攻撃がまずかった…。
ヤスリで前歯を刃物のように研ぎ、非人間的な噛み付き攻撃で相手を血だるまにするフレッド・ブラッシーというプロレスラーがおりました。ブラッシーの試合をテレビ中継で観た日本全国の高齢者が、次々とショック死。社会問題にまでなりました…。「噛みつき」…テレビ越しで噛まれてもいない人の命まで奪う。とりあえず、保母さん…じゃなかった、保育士さ~ん!「噛みつきを防いでねぇ~っ」。