「カッコウが鳴いたら豆を蒔け」その通りにしていますので、いつも「豆」の栽培は成功しております。
「カッコウが、なぜ豆の蒔き時に鳴くか?」
「蒔き時を教える鳥」なら、「時鳥」という漢字にするべきではなかったのか?カッコウは、漢字で書くと「郭公」。しかし、「郭公」は「ホトトギス」とも読む(元々は誤読でしたが、定着してしまっております)。となると、「カッコウ=ホトトギス」なのか?「時鳥」は、「ホトトギス」と読む。ホトトギスも、蒔き時を教えるのか?
これはぁ?カッコウとホトトギスごちゃごちゃですね。少しずつ解決していきたいと思います。
まず、カッコウとホトトギスは、別の鳥です。なぬ?鳴き声が違うから、別の鳥であることはみんな知ってるって?ハイハイ、カッコウは「カッコー、カッコー」と鳴きます。ホトトギスは、皆さんご存じ、「テッペンカケタカ」とか「東京特許許可局」と、鳴きます。ただ、両方とも「カッコウ目カッコウ科の鳥に分類」されているとのこと。同族ってことですかね。
共通点は、「初夏に南アジアから飛来する渡り鳥」であること。そして、「託卵」すること。この「託卵」も感心するほどおもしろい。
カッコウは、ホオジロ、ウグイス、モズなどの巣に托卵する。托卵の際、「カッコウが算数が出来るのか!」と驚くのですが、「(托卵する鳥の)巣の中にあった卵をひとつ持ち去って、自分の卵を産む。つまり、数を合わせる」。「トリ頭」という諺がありますが、どうしてどうして、カッコウは、計算が出来る!
カッコウのヒナも賢い。残酷なほど賢い。どういう意味か?カッコウの卵は、托卵された鳥の卵より早く孵化する。そして、後から孵化したヒナや、卵を巣の外に放り出してしまい、自分だけを育てさせる。すごいですよねぇーっ!
閑話休題。豆を蒔く話でした。
なぜ、豆の蒔き時に鳴くかですが…托卵するためには、托卵先の鳥の巣に卵が入る時期に合わせて日本へ渡って来ればよい。巣作りの時期から日本へ来て、待っている必要はない。
カッコウが満を持して日本へ渡ってくる時期が、たまたま豆を蒔くのに適した時期と一致した。それで、「カッコウが鳴いたら豆を蒔け」という諺が出来た。というわけ。なぬ?農林水産省がそのように発表したのかって?た、たぶん…。
ホトトギスについては補足はないのかって?「時鳥」と書いて「ホトトギス」。田植え時期を教えてくれるところから「時」の「鳥」。「不如帰」がポピュラーだって?」それは、徳富蘆花が小説の題名で使ったからでしょう。「子規」もホトトギスと読む。ホトトギスの子規と正岡子規、関係があるのかって?正岡さんが、喀血して、「鳴いて血を吐く」といわれているホトトギスと自分の境遇を重ね合わた。そして、ホトトギスの漢字表記のひとつである「子規」を自分の俳号としたのです。(ホトトギスの漢字表記は、およそ20種類ある)「ホトトギス」も書き始めるとまだまだ出てきます。信長、秀吉、家康、清正、さらには松下幸之助さんまで…。暮らしに身近な鳥ということなのでしょうか。
私のさしせまった課題…豆をいつ蒔くか?カッコウが鳴いたら蒔けばいいって?実は、自分の耳でカッコウの鳴き声を聞いたことがない。近所の人に、「カッコウ鳴いたよ」と、教えられて豆を蒔いていました。で、その、いつもカッコウが鳴いたことを教えて下さっていた方が、昨年暮れにお亡くなりになった。葬儀は、「無宗教葬」だったんですがね。
どうやってカッコウとコンタクトをとったらいいか?「托卵大歓迎」という看板でも掲げておこうかな。算数は得意なようですが、漢字はぁ…読めないんじゃないかなぁ?
「カッコウが、なぜ豆の蒔き時に鳴くか?」
「蒔き時を教える鳥」なら、「時鳥」という漢字にするべきではなかったのか?カッコウは、漢字で書くと「郭公」。しかし、「郭公」は「ホトトギス」とも読む(元々は誤読でしたが、定着してしまっております)。となると、「カッコウ=ホトトギス」なのか?「時鳥」は、「ホトトギス」と読む。ホトトギスも、蒔き時を教えるのか?
これはぁ?カッコウとホトトギスごちゃごちゃですね。少しずつ解決していきたいと思います。
まず、カッコウとホトトギスは、別の鳥です。なぬ?鳴き声が違うから、別の鳥であることはみんな知ってるって?ハイハイ、カッコウは「カッコー、カッコー」と鳴きます。ホトトギスは、皆さんご存じ、「テッペンカケタカ」とか「東京特許許可局」と、鳴きます。ただ、両方とも「カッコウ目カッコウ科の鳥に分類」されているとのこと。同族ってことですかね。
共通点は、「初夏に南アジアから飛来する渡り鳥」であること。そして、「託卵」すること。この「託卵」も感心するほどおもしろい。
カッコウは、ホオジロ、ウグイス、モズなどの巣に托卵する。托卵の際、「カッコウが算数が出来るのか!」と驚くのですが、「(托卵する鳥の)巣の中にあった卵をひとつ持ち去って、自分の卵を産む。つまり、数を合わせる」。「トリ頭」という諺がありますが、どうしてどうして、カッコウは、計算が出来る!
カッコウのヒナも賢い。残酷なほど賢い。どういう意味か?カッコウの卵は、托卵された鳥の卵より早く孵化する。そして、後から孵化したヒナや、卵を巣の外に放り出してしまい、自分だけを育てさせる。すごいですよねぇーっ!
閑話休題。豆を蒔く話でした。
なぜ、豆の蒔き時に鳴くかですが…托卵するためには、托卵先の鳥の巣に卵が入る時期に合わせて日本へ渡って来ればよい。巣作りの時期から日本へ来て、待っている必要はない。
カッコウが満を持して日本へ渡ってくる時期が、たまたま豆を蒔くのに適した時期と一致した。それで、「カッコウが鳴いたら豆を蒔け」という諺が出来た。というわけ。なぬ?農林水産省がそのように発表したのかって?た、たぶん…。
ホトトギスについては補足はないのかって?「時鳥」と書いて「ホトトギス」。田植え時期を教えてくれるところから「時」の「鳥」。「不如帰」がポピュラーだって?」それは、徳富蘆花が小説の題名で使ったからでしょう。「子規」もホトトギスと読む。ホトトギスの子規と正岡子規、関係があるのかって?正岡さんが、喀血して、「鳴いて血を吐く」といわれているホトトギスと自分の境遇を重ね合わた。そして、ホトトギスの漢字表記のひとつである「子規」を自分の俳号としたのです。(ホトトギスの漢字表記は、およそ20種類ある)「ホトトギス」も書き始めるとまだまだ出てきます。信長、秀吉、家康、清正、さらには松下幸之助さんまで…。暮らしに身近な鳥ということなのでしょうか。
私のさしせまった課題…豆をいつ蒔くか?カッコウが鳴いたら蒔けばいいって?実は、自分の耳でカッコウの鳴き声を聞いたことがない。近所の人に、「カッコウ鳴いたよ」と、教えられて豆を蒔いていました。で、その、いつもカッコウが鳴いたことを教えて下さっていた方が、昨年暮れにお亡くなりになった。葬儀は、「無宗教葬」だったんですがね。
どうやってカッコウとコンタクトをとったらいいか?「托卵大歓迎」という看板でも掲げておこうかな。算数は得意なようですが、漢字はぁ…読めないんじゃないかなぁ?