木鶏(もっけい)とは、全く動じない姿です。由来は、荘子の故事…闘鶏の鶏が、闘鶏として仕上がり、他の闘鶏が鳴いても、全く相手にしなくなった。まるで木鶏のように泰然自若としている…。その徳の前に、かなう闘鶏はいない。この故事で、荘子は道に則した人物の隠喩として木鶏を描いた。道を極めた人物は、他者に惑わされることなく、鎮座しているだけで衆人の範となる。
横綱の双葉山が、69連勝のあとに土が付いたとき、「未だ木鶏たりえず」と、口にしたという。双葉山、読書家だったんですねえ!大相撲夏場所14日目に、琴欧洲に破れて連勝が33でストップした白鵬も、双葉山にあやかって、「木鶏なれずだね」と、言ったのだそう。偉いです。よくその言葉を覚えたものです。褒めた直後ですが、夏場所初日の2日前に、モンゴル出身力士の親睦ゴルフコンペ…あの問題はどうなった?親睦ゴルフの中心人物(朝青龍、白鵬、日馬富士)が、堂々の優勝争い…。朝青龍が土俵で仕切っていると、場内から「ゴルフすんなよ~」のやじが飛んで笑いが起こっていたが…初日の対戦相手とゴルフをして、真剣勝負ができるのかよ!仲良しグループなんでしょ~!
閑話休題。相撲の話ではなく、北朝鮮の核実験(5月25日)の話。IAEAへの協力を停止(米国の作業チームの退去)してから、まだ1か月ほど。これほど早く核実験するとは予想だにしませんでした。私としたことが情けないです。ミサイルも、6発放った。さらに弾道ミサイルを発射しそう。もう、何者にも動じない。怖いものなしです。世界を征服したつもり。つまり、…「木鶏」となった?
それにしても、お粗末なのは善良な市民が、「木鶏」として頼りにしてきた、「国連安全保障理事会」。完全に北朝鮮になめられています。「木鶉(きうずら:鶏より小さい…たった今考えた造語です)」だな。
国連安全保障理事会は、実質的に国際連合の中で最も大きな権限を持っているはずです。事実上の「最高意思決定機関」ですよ。決議には法的拘束力があり、国連加盟国は決定に従わなければならない…はずですが、北朝鮮には通じない。「従わない!核問題をめぐる6者協議には、絶対に参加しない」強い強い!さすが木鶏。
4月5日に人工衛星と称するミサイルを発射。そのあと、国連安保理は何かしたの?きっと、「したよ!何言ってんの!」というでしょう。しかし、北朝鮮は、全く何も感じていませんよ。「傍観するだけなら誰でも出来るぞ」と言われても反論できないでしょう。
さて、北朝鮮の3年ぶり2回目の核実験、ミサイル発射実験。国連安保理は開口一番、「まず、6カ国協議のテーブルに着かせる」 おいおい、悠長なこと言っている場合じゃない。
韓国は、「大量破壊兵器拡散阻止構想(PSI)」に全面参加することにしたが、そのことについて北朝鮮は、「宣戦布告だ。ソウルが南北軍事境界線から50kmしか離れていないことを忘れるな、コラ!」と、脅迫しているのです。今回の核実験についても、「我々は、やるって言ってたべ!だからやった」と、口に出したことは実行するという態度を強調。短距離ミサイルは、ソウルに楽々届きます。ミサイルの先に、核を両面テープででもくっつけられたらどうします。
木鶉の、国連安保理が考えている経済制裁は…
1 北朝鮮への武器全面禁輸
2 貨物検査の義務化
3 貨物検査の実施状況の報告
4 北朝鮮との銀行取引禁止
5 人道目的を除く対北朝鮮融資、無償援助の禁止
6 資産凍結
7 渡航禁止対象、団体・個人の指定
これらも、木鶏北朝鮮は、びくともしません。
アムネスティ・インターナショナルが「2009年版年次報告(5月28日)」を発表した。その中で、「北朝鮮はここ10年で最悪の飢餓状態にある。数百万人の国民が飢えに苦しんでいるにもかかわらず、政府は一切の改善策を講じていない」 国民の命より、「核とミサイルが大切」 もうブチ切れと考えて間違いありません。
ではどうするか?「アレ」しかありません。こう言うと、必ず、「それはない、やり過ぎだ」という太陽路線(古いか?)のシンパサイザーが出現してくる。
IAEAの監視をかいくぐり、別の場所で着々と、核爆弾を作っていた国ですよ。「へなまずるいガキ」です。この期に及んで擁護の必要はありません。
何度でも書きます。「(平壌へ)ランボーを送り込め!」ランボーは年齢的にもう無理?だったら、ジャック・バウワーでもいいよ。
横綱の双葉山が、69連勝のあとに土が付いたとき、「未だ木鶏たりえず」と、口にしたという。双葉山、読書家だったんですねえ!大相撲夏場所14日目に、琴欧洲に破れて連勝が33でストップした白鵬も、双葉山にあやかって、「木鶏なれずだね」と、言ったのだそう。偉いです。よくその言葉を覚えたものです。褒めた直後ですが、夏場所初日の2日前に、モンゴル出身力士の親睦ゴルフコンペ…あの問題はどうなった?親睦ゴルフの中心人物(朝青龍、白鵬、日馬富士)が、堂々の優勝争い…。朝青龍が土俵で仕切っていると、場内から「ゴルフすんなよ~」のやじが飛んで笑いが起こっていたが…初日の対戦相手とゴルフをして、真剣勝負ができるのかよ!仲良しグループなんでしょ~!
閑話休題。相撲の話ではなく、北朝鮮の核実験(5月25日)の話。IAEAへの協力を停止(米国の作業チームの退去)してから、まだ1か月ほど。これほど早く核実験するとは予想だにしませんでした。私としたことが情けないです。ミサイルも、6発放った。さらに弾道ミサイルを発射しそう。もう、何者にも動じない。怖いものなしです。世界を征服したつもり。つまり、…「木鶏」となった?
それにしても、お粗末なのは善良な市民が、「木鶏」として頼りにしてきた、「国連安全保障理事会」。完全に北朝鮮になめられています。「木鶉(きうずら:鶏より小さい…たった今考えた造語です)」だな。
国連安全保障理事会は、実質的に国際連合の中で最も大きな権限を持っているはずです。事実上の「最高意思決定機関」ですよ。決議には法的拘束力があり、国連加盟国は決定に従わなければならない…はずですが、北朝鮮には通じない。「従わない!核問題をめぐる6者協議には、絶対に参加しない」強い強い!さすが木鶏。
4月5日に人工衛星と称するミサイルを発射。そのあと、国連安保理は何かしたの?きっと、「したよ!何言ってんの!」というでしょう。しかし、北朝鮮は、全く何も感じていませんよ。「傍観するだけなら誰でも出来るぞ」と言われても反論できないでしょう。
さて、北朝鮮の3年ぶり2回目の核実験、ミサイル発射実験。国連安保理は開口一番、「まず、6カ国協議のテーブルに着かせる」 おいおい、悠長なこと言っている場合じゃない。
韓国は、「大量破壊兵器拡散阻止構想(PSI)」に全面参加することにしたが、そのことについて北朝鮮は、「宣戦布告だ。ソウルが南北軍事境界線から50kmしか離れていないことを忘れるな、コラ!」と、脅迫しているのです。今回の核実験についても、「我々は、やるって言ってたべ!だからやった」と、口に出したことは実行するという態度を強調。短距離ミサイルは、ソウルに楽々届きます。ミサイルの先に、核を両面テープででもくっつけられたらどうします。
木鶉の、国連安保理が考えている経済制裁は…
1 北朝鮮への武器全面禁輸
2 貨物検査の義務化
3 貨物検査の実施状況の報告
4 北朝鮮との銀行取引禁止
5 人道目的を除く対北朝鮮融資、無償援助の禁止
6 資産凍結
7 渡航禁止対象、団体・個人の指定
これらも、木鶏北朝鮮は、びくともしません。
アムネスティ・インターナショナルが「2009年版年次報告(5月28日)」を発表した。その中で、「北朝鮮はここ10年で最悪の飢餓状態にある。数百万人の国民が飢えに苦しんでいるにもかかわらず、政府は一切の改善策を講じていない」 国民の命より、「核とミサイルが大切」 もうブチ切れと考えて間違いありません。
ではどうするか?「アレ」しかありません。こう言うと、必ず、「それはない、やり過ぎだ」という太陽路線(古いか?)のシンパサイザーが出現してくる。
IAEAの監視をかいくぐり、別の場所で着々と、核爆弾を作っていた国ですよ。「へなまずるいガキ」です。この期に及んで擁護の必要はありません。
何度でも書きます。「(平壌へ)ランボーを送り込め!」ランボーは年齢的にもう無理?だったら、ジャック・バウワーでもいいよ。