「今時、英語を話す人など、はいて捨てるほどいるよ」
「汚いなあ!」
「えっ?どうして?」
「吐いて捨てるだなんて!」
あ、あのね、「吐いて捨てる」んじゃなくて、「「掃いて捨てる」ですよ。
と、いうわけで、「箒(ほうき)」があまり使われなくなって、「はく」と聞いて、「掃く(はく)」を連想する人が減ってしまった。「吐く」のほうが身近だから?
こういうやりとりがあると、俄然張り切ってしまいます。汲めども尽きぬ泉のように出てくる出てくる…。「汲めども尽きぬ井戸」ではありません。ただ…泉から水を汲むという発想が出来ない人が増えてきておりますがね…
「ベンベ(BMW)欲しいけど、高いよねえ。高値(たかね)の花だよ」
正しい使い方は、「高嶺(たかね)の花」。訂正すると、反論されたでしょう。「高価だから、高値の花で何が悪いっ!」
逡巡することを、「二の足を踏む」と言います。これは正しい。ところが、「二の舞を踏む」と、おっしゃる方がおられる。二の舞は踏まないですよ。「舞い」を「踏む」ことはできません。「舞い」は演じるもの。つまり、「二の舞を踏む」ではなく、「二の舞を演じる」が正しいのです。
「道草(みちくさ)をする」…草が、何かをしますか?よって、これは間違い。正しくは、「道草を食う」。草は食べられますから。
笑えるのは、「金(かね)は天下の回し者」でしょう。「回し者」…これって、たいてい悪い奴ですよ。お金を、悪い奴にしてはいけません。「金(かね)は天下の回り物」です。
「アイツは、腹が座っている」…腹は座らないでしょう!冷静で落ち着いているのなら、「肝が据わる」です。「肝(きも)」は、座るし、照明もついているらしい。そんな分けないだろうって?「肝胆相照らす」っていうじゃないですか。「カンテラ相照らす」は、間違いです。
「膠無」この漢字は、「けんもほろろ」と、読みます。愛想がなく、冷淡な態度・挨拶をすることです。
「あの人には何を言ってもけんもほろろ。取りつく暇がない」と、いうように使います。はいはい、間違いは、「取りつく暇」のほうで、正しくは、「取りつく島」。
堪忍袋の尾が切れた!?袋に尾はありません。堪忍袋の「お」…「緒」です。
古い話ですが学生時代、「鬼の霍乱(かくらん)」の意味が解らず、「どうしてアイツが寝込んだことが、応仁の乱なんだ?」という友人がおりました。応仁の乱を知っている、歴史に強い奴でしたぁ。歴史には強いが、漢字には弱い。担当の教授から卒論のテーマを、「知名度にかかわる一考察」にしなさいといわれた。「オレ、卒論書けねえ…地名度の考察って、何を書けばいいのよーっ」でした。知名度はあるが、地名度という言葉は、昔も今もないと思う。
このテーマ、一日いっぱい書いても書ききれない。「枯れ木も山のにぎわい」だって?失礼な!地名度や飼い犬まで並べたのに、「枯れ木」だなんて。
なお、枯れ木とガレキの区別が出来ないひとも…。「ガレキも山のにぎわい」は、間違いですから。
この、「枯れ木も山のにぎわい」は、私にグサッと、刺さるのです。最近、頭髪を少しでもにぎやかに見せようと、立てるようにしています。薄毛を少しでもにぎやかにする方法、いわば、「枯れ木も山のにぎわい作戦」ちょっぴり虚しい。この場合の「虚しい」は、「夢無しい(むなしい)」と表記すべきか?
「汚いなあ!」
「えっ?どうして?」
「吐いて捨てるだなんて!」
あ、あのね、「吐いて捨てる」んじゃなくて、「「掃いて捨てる」ですよ。
と、いうわけで、「箒(ほうき)」があまり使われなくなって、「はく」と聞いて、「掃く(はく)」を連想する人が減ってしまった。「吐く」のほうが身近だから?
こういうやりとりがあると、俄然張り切ってしまいます。汲めども尽きぬ泉のように出てくる出てくる…。「汲めども尽きぬ井戸」ではありません。ただ…泉から水を汲むという発想が出来ない人が増えてきておりますがね…
「ベンベ(BMW)欲しいけど、高いよねえ。高値(たかね)の花だよ」
正しい使い方は、「高嶺(たかね)の花」。訂正すると、反論されたでしょう。「高価だから、高値の花で何が悪いっ!」
逡巡することを、「二の足を踏む」と言います。これは正しい。ところが、「二の舞を踏む」と、おっしゃる方がおられる。二の舞は踏まないですよ。「舞い」を「踏む」ことはできません。「舞い」は演じるもの。つまり、「二の舞を踏む」ではなく、「二の舞を演じる」が正しいのです。
「道草(みちくさ)をする」…草が、何かをしますか?よって、これは間違い。正しくは、「道草を食う」。草は食べられますから。
笑えるのは、「金(かね)は天下の回し者」でしょう。「回し者」…これって、たいてい悪い奴ですよ。お金を、悪い奴にしてはいけません。「金(かね)は天下の回り物」です。
「アイツは、腹が座っている」…腹は座らないでしょう!冷静で落ち着いているのなら、「肝が据わる」です。「肝(きも)」は、座るし、照明もついているらしい。そんな分けないだろうって?「肝胆相照らす」っていうじゃないですか。「カンテラ相照らす」は、間違いです。
「膠無」この漢字は、「けんもほろろ」と、読みます。愛想がなく、冷淡な態度・挨拶をすることです。
「あの人には何を言ってもけんもほろろ。取りつく暇がない」と、いうように使います。はいはい、間違いは、「取りつく暇」のほうで、正しくは、「取りつく島」。
堪忍袋の尾が切れた!?袋に尾はありません。堪忍袋の「お」…「緒」です。
古い話ですが学生時代、「鬼の霍乱(かくらん)」の意味が解らず、「どうしてアイツが寝込んだことが、応仁の乱なんだ?」という友人がおりました。応仁の乱を知っている、歴史に強い奴でしたぁ。歴史には強いが、漢字には弱い。担当の教授から卒論のテーマを、「知名度にかかわる一考察」にしなさいといわれた。「オレ、卒論書けねえ…地名度の考察って、何を書けばいいのよーっ」でした。知名度はあるが、地名度という言葉は、昔も今もないと思う。
このテーマ、一日いっぱい書いても書ききれない。「枯れ木も山のにぎわい」だって?失礼な!地名度や飼い犬まで並べたのに、「枯れ木」だなんて。
なお、枯れ木とガレキの区別が出来ないひとも…。「ガレキも山のにぎわい」は、間違いですから。
この、「枯れ木も山のにぎわい」は、私にグサッと、刺さるのです。最近、頭髪を少しでもにぎやかに見せようと、立てるようにしています。薄毛を少しでもにぎやかにする方法、いわば、「枯れ木も山のにぎわい作戦」ちょっぴり虚しい。この場合の「虚しい」は、「夢無しい(むなしい)」と表記すべきか?