アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

限りなく真剣に近い八百長

2008年10月31日 | Weblog
  限りなく真剣に近い八百長

 狂言師の和泉元彌が、信号無視で反則切符を切られた。そんなことが全国ニュースになるんだから…有名税ってなかなか高い。消費税は3年後に上がるらしい。和泉元彌について、芸能ゴシップでたびたび登場しているのは知っていたが興味なかった。しかし、BUT!プロレス参戦あたりから、動向に注目していた。プロレスファンであり、自分自身、プロレスラーになろうかと考えた時期もあったので…(身長165cmのグラン浜田というレスラーがいたので、私でも何とかなるかと)。内心、「和泉元彌がプロレス参戦?あの、狂言師なら、「揚げ足取りから軸足へ大内刈り、仰向けに倒れたところへエルボードロップ一閃」これでかたがつく。対抗意識がめらめらと台頭してきましたねえ。元彌は、身長170cm、体重63kg。体格もほぼ同じだし。

 ちょうど3年前、元彌のデビュー戦の相手が、鈴木健想(すずきけんぞう)と知ってたまげました。私なりに、相手はきっと「レイザーラモンHG」だろうと思っていたのですが。「フー」の三段活用は、「フー」「フゥ~」「フォ~」今年また、「フォーッ」が復活しているようで…
 鈴木健想。プロレスに興味がない人は全く知らないと思います。私は、健想とは戦いたくないです。10秒以内にやっつけられてしまいますから。その点、元彌はいい度胸してます。
 鈴木健想は、身長191cm、体重118kg。帝京大学→英国留学→明治大学転入。明治大学ラグビー部では、2年連続で大学日本一。東海テレビに就職したが、プロレスラーに転向。アメリカを拠点に、ヨーロッパ、中南米でもファイト。

 横浜アリーナで試合が始まった。鈴木健想が圧倒的に有利。見かねた、元彌のコーチのレスラーが援護し始めた。2対1の状況になったが、観客は元彌に同情的なのでブーイングなし。これに腹を立てた健想の奥さんが、リングへ乱入。小麦粉と思われる粉を元彌と、コーチのレスラーの顔をめがけて見舞った!し、し、しかし!粉は健想の顔面にクリーンヒット。眼が見えずむやみにパンチをふるう健想の肩へ元彌がまたがった。その状態で、大見得を切りながら頭部にチョップを叩きつけた。これが、元彌のオリジナル必殺技「空中元彌チョップ」。「人間のつぼ」を刺激(?)することでダメージを与えるらしい。わずか4発で健想が倒れた。結果、元彌のフォール勝ち・・・。元彌、意外に強かったぁ。

 この試合、2対1になったとき、レフリーがとぼけて知らないふりをして続行させたこと。健想の奥さんが日常的に小麦粉を持ち歩いているのが不自然という疑問が残った。
 健想の奥さんは、なかなかやるんです。健想のアメリカでのリングネームを決める際、プロモーター側が、「太平洋戦争の復讐をしようとする日本人レスラーという物語にしたいので、リングネームを昭和天皇の名前のヒロヒトとする」と決めた。これに健想の奥さんが抗議、「恐れ多くも、昭和天皇の名前でファイトなどとんでもない!」結局、平凡な「ケンゾー・スズキ」としてリングに立つことになった。
 このとき、プロモーター側は、英語堪能で気が強い奥さんに注目!リングへ上げたいということになった。「ゲイシャガール」の名前で、健想のセコンドになり、健想が不利になるとリングへ乱入して、反則攻撃、パウダー攻撃、凶器攻撃で助けるようになった。

 元彌には有名な母親がいる。私には元彌の母の和泉節子さんと、船場吉兆の湯木佐知子社長との区別がつかない。和泉節子さんも、元彌に、「言葉に詰まったら、頭が真っ白になってって言いなさい」と、指導しているなきっと。節子と佐和子、多分同一人物だと思うが…。横浜アリーナの試合で、和泉節子さんは、「セッチー鬼瓦軍団」と言う応援団を結成して応援。6枚で1,000円の「セッチー鬼瓦せんべい」の販売も行った。客の食べ残したせんべいを集め、6枚1セットにして売ったと言う情報は今のところない。だんだん和泉母子が好きになってきました。おもしろい人たちですねえ。

 今年、なにかとマスコミへの露出度が高い和田アキ子が、横浜アリーナの試合について、「絶対ヤラセ。バカみたい」とコメントした。驚いたねえ!芸能界の広辞苑みたいな和田アキ子が、プロレスを、真剣勝負だと思って見ていたのかと!
 プロレスには「脚本」があるのです。「アングル」と呼んでいます。通常、正義の味方(ベビーフェース)と、憎まれ役(ヒール)として戦います。日本人レスラーは、海外では、ヒール専門です。
 大相撲の八百長裁判で横綱朝青龍が法廷で証言し、被告人側の弁護士に、「俺と(相撲の)勝負するかコラ?」と恫喝しました。元来、相撲は、「限りなく八百長に近い真剣勝負」と、いわれていたものです。一方プロレスは、「限りなく真剣に近い八百長」と。プロレスの場合、「八百長」より、演技・アングル・芝居・狂言の方がいいかも。

 では、元彌VS健想も台本通りだったのかって?当たり前です。元彌は狂言師ですよ!

腹に一物背に荷物

2008年10月30日 | Weblog
 腹に一物背に荷物

 メタボリックシンドロームは、「内臓脂肪型肥満」。と、いうことは…二段腹とか三段腹とかのように、手で掴むことが出来る皮下脂肪は、メタボとは関係ないということ!?フィリッツ・フォン・エリックでも、内臓脂肪は、掴めませんから!フィリッツ・フォン・エリックを知らない?胃袋掴み(ストマック・クロー)を武器にしていた、ドイツ人プロレスラーなんですけど…。「フォン」が付くぐらいなので、貴族です。
 内臓脂肪を計らなければ、正しいメタボリックシンドロームの診断は出来ないわけです。しかし、内臓脂肪は、超音波で計るのが一般的、家庭で簡単には計れない。そのため、容易に参考になる値を得るために腹囲を計る方法が普及しているわけです。日本肥満学会…いろいろな学会があるものですが…その日本肥満学会が出しているメタボの値は、男性で腹囲85cm以上、女性は90cm以上・・・。女性の方が腹囲が大きくてもメタボじゃない?つまり、女性の方が太っ腹ってことですね。

 上杉謙信家訓十六箇条の第一条は…「心に物なき時は心広く体泰なり」・・・つまり、心に気にかかることがあると、無意識のうちに思考、行動に負担がかかって、良い結果が出ない。無であれば、のびのびやれるので、いいよーってことです。言い換えると、「腹に一物あれば、心が落ち着かず、行動面でも縮こまって力が発揮できないよ」ということ。
 頭で考えているのに、「腹に一物」…このように、思考、感情の表現に、「腹」を使うケースが多いです。
 腹黒い、自腹を切る、腹が立つ、腹が大きい、腹が小さい、腹が据わる、腹が決まる、腹が煮える、腹の探り合い、腹の虫、抱腹、腹を括る、腹を肥やす、腹を探る、腹を読む、太っ腹・・・。
 つまり、腹は、「人」「心」の隠喩として使われてきた。最近「太っ腹」は、うかつに使えません。褒めたつもりの「太っ腹」が、けなし言葉、つまり「太りすぎ」と受け取られかねない。相手の体型を見て、使わなければ。

 体重に関して、うれしいニュースが入ってきました。ギネス認定時の体重が560kg、今は、ダイエットして330kg。230kgのダイエットってのもギネスに認定していただかなければなりませんが…。ともかく、体重世界一の男性が結婚した。奥さんになった人の体重が気になりますが、不明。男性は、重すぎて自力歩行困難というか立つことも出来ないので、ベッドごとトラックで結婚式場へ輸送されたという。…うー…質問事項もツッコミどころもたくさんありますが…ともあれ、めでたいめでたい…。

 山梨県のリゾートホテルが放火された。捕まった犯人は、そのホテルで結婚式・結婚披露宴を行うことになっていた新郎。「火を付ければ結婚式をしなくてすむと思った」のだそうで。結婚したくなかった理由は、「実は妻がいたので…」上杉家家訓のとおり、腹に一物あると、哀れな末路をたどることになるわけです。だけど、新婦予定者、その家族、招待されていた80人の人々…腹わたが煮えくりかえったことでしょう。しかし、バカですね~この犯人の男。それにしても、騙されていた新婦も、気の毒ですが救いようがないバカです。

 2億円の宝くじに当せんした女性が殺害されて3年半。犯人が逮捕されました。殺害された女性は、犯人と結婚したくて数千万円を貸していた。あげくに殺された。犯人は、3年半も「殺人」という一物を腹に持っていたにもかかわらず・・・妻子有り(その後離婚)~別な日本人女性と2億円の一部で優雅な暮らし~外国人女性と暮らし・・・なんと、「心広く体泰なり」だった!上杉家もそうゆう奴が現れるとは予想できなかったですね。しかし、結果として、犯人は、哀れな末路をたどることになったわけで良かったです。上杉家家訓、一部変更しなければなりません。「腹に一物あっても、心広く体泰のケースあり」と。

 オマエには腹に一物ないのかって?腹は黒くないし、腹に一物もありません。しかし、背に荷物はあります。レジ袋有料化のため、リュックサックを背負って歩いていますから。

謝る必要などないぞ 神田高校

2008年10月29日 | Weblog
  どうして謝るのだ!

 神奈川県立神田高校(平塚市)が、合格圏内の成績であっても、服装、態度の悪い子を不合格としていた。立派、立派!そのように、正しい高校があったということがうれしい。

 神奈川県教委へ密告があり、そのことが発覚すると、校長が謝ってしまった!
「先生方の生徒指導の負担軽減とまじめな子をとっていきたいという気持ちがあった。大変申し訳ない」
 …なんで謝るの!?合否の判定は、校長の権限でしょう。謝る必要なんてないのです。「合否圏内の成績?それがどうした。『つめが長い』『胸のボタンが開いている』『まゆをそっている』…そのような子は本校には不要と判断したから落とした。校長に与えられている権限だ。つべこべぬかすな?」と、言ってほしかった。

 県教委は、合格圏内に入っていたのに、願書受け付け時の服装、態度などが悪く不合格となった生徒については、入学希望があれば入学させるのだそう・・・。入学許可について、県教委が校長よりも権限を持っているとは驚き。校長へ指導は出来ても、校長を超えて入学者にまで口出しする・・・そんなことをやっているから、神奈川の教育はダメなんだ。全国学力テストでも、47都道府県中32位ですよ。今後、ますます、ダメに拍車がかかりますよ! 

 この度の問題で神奈川県立高校は、ある程度の成績があれば、「服装がだらしなくても、態度が悪くても、合格させなければならない」ことになりました。県教委は、一部の偏った考えの教職員からは、「偉いぞ県教委!」と、評価されるでしょう。しかし、そのツケを負うのは誰?国民ですよ!国民!なんでそんなに飛躍するんだって?普通に考えれば分かることです。

 今後中学校では、服装や態度の指導が困難になります。…注意しても、「そんなの関係ねーだろ、こら!」となりますから。おまけに、「今まで、教員の力ではなく、乱れた服装や、不良っぽい態度では高校に落ちるぞという脅しで生徒指導してきただろ!こら!脅しの材料がなくなったら、脅しの生徒指導に頼ってきた教員なんて、鳥なき里のかかしだ。つまり何の役にも立たない。」もう、やりたい放題。
 高校でも、そういう連中を指導しなければならない。大変ですよ。しかし、彼らは3年間続きません。ではどうなる?
 結局、社会問題を起こします。まともに働かないのに金がほしい。刑事も起こすし、民事も起こす。そのツケを払うのは、国民です。事件が少なければ国が潤うのです。学力は国力です。もちろん、学力の中に「服装や態度」も入ります。

 では、服装や態度で、バンバン落とせばいいのか?いいでしょう!今だって受け皿があるのだから。この度の件で受け皿が消えてしまうことはありません。受け皿となった高校は、その高校の考えに従って教育すればよいのです。

 神田高校の校長が謝ってしまった。完全な間違いです。服装や態度が悪い生徒の中学校の校長は、高校の校長以上に謝らなければならないのですよ。罪はこちらのほうが大きいかもしれません。ないと信じますが、中学校長が、世論の尻馬に乗って、「とんでもない高校だ!見かけで前途ある子どもたちの人生を変えるとは」などと言ったとしたら、犬に食われるか鮫に食われた方がいい。それが無理なら、とっとと辞めろ。

 『つめが長い』『胸のボタンが開いている』『まゆをそっている』そんな生徒に、強制的改善指導なしで高校へ出願に行かせる。進路選択の自由だろうって?選択は自由かもしれませんが、合格は自由ではないですよ。本当にその子のことを考えて、合格させたいのであれば、指導しなさいよ。
○ つめを切ろ。ただ深づめにすると、巻きづめになるから、切りすぎないように。
○ ボタンは、上まできちんとしめろ。そのためのボタンだ。外すためのボタンではない。
○ まゆを剃った?生えそろってから出願しろ。うーん!時間がないので、私がマジックインクで描いてやる。
○ 髪の毛染めた?元の色に染め直して、出願に行け。
○ 耳たぶに穴開けた?アフリカの高校を受験しろ。しょうがない、それはごまかせ。
 このように、一人一人をよく見て、指導し従わせる。それこそが「愛」でしょう!

 「そういう指導は校長の職務の範疇ではない。生徒指導部と学年団に任せてある」・・・あのね、学校の問題は全て校長の責任。校務分掌は、膨大な仕事量なので分業を教職員にお願いしているだけ。責任が校長にあることについては、何の変わりもない。それを、「任せてますから」と責任回避。悪いのは誰?生徒指導部の先生か?
「生徒が嫌がるから指導しない」という教員。教員失格です。生徒の御機嫌をうかがい、「話の分かる、いい先生」と思われていると思い込む。実際は、「愚かな奴」と思われているのも知らず。ちやほやの結果生徒が不幸になっても、「それは生徒が嫌がったから、生徒の責任であって自分は関係ねえー」というんだべなあ。立派な教員だこと。

 中学生の、高校受験。中学校教職員にとって、我が子を嫁に出すようなモノでしょう。出来る限りのことをして送り出す。学習成績は急には伸びないが、「見かけ」は、付け焼き刃でも何とかなる。押さえつけても、きちんとさせなければ。もっとも、日常的に指導が行き届いておれば、出願時に付け焼き刃的指導をするなど無用ですがね。


豚児が来たぞー!

2008年10月28日 | Weblog
  豚児が来たぞー

 「武器も、お金もないので、ぼやき川柳でも作りましょう」…オープニングは、このセリフ。ラジオの川柳番組。番組で紹介された川柳に…「うちの店つまらん菓子など作りません」という作品がありました。つまり、この店で買ったお菓子を持って、よそ様へお土産にする際、「これ、つまらないものですが…」などと言って手渡されるのでしょうが、うちの店では、つまらんものなど作ってないよ…ってこと。

 「つまらないものですが…」随分久しぶりに聞きました。40年くらい前までは、「もの」を贈る場合、必ず、「これ、つまらないものですが…」「ほんのおしるしですが…」「少しばかりですが…」「心ばかりですが…」などの言葉を添えたものでした。もちろん本当につまらないものではなく、吟味を重ねて選んだ物、あるいは先様に失礼のないものと判断しての贈り物、お土産です。それでも、「これ、凄く高価な物なんですけどプレゼントします…」「これ、良い品物なんです。あなたには分からないかもしれませんが…」などとは決して言わなかったのです。

 ところが、欧米人には、これら「謙譲の美徳表現」が通じない。
「つまらない物?そんなものいりません。失礼な!」と、なってしまうとか、アメリカ人にプレゼントをもらったので、礼を言ってとりあえず仏壇にお供えしたら、イライラしだして、「私のプレゼントを見たくないのか!どうしてそんなところ(仏壇)に置くんだ」と怒りを露わにしたとか…。日本流のへりくだりでは、気持ちが伝わらないという風潮になってきた。いわゆる、欧米か!そんなわけで、謙譲の美徳表現が逆風にさらされ、風化消滅の危機となっているわけです。

 欧米人には欧米式の対応をすればいいのです。日本では、自己を抑制することは「美しいこと」です。謙譲は「美徳」であり、遠慮がちや控えめは「奥ゆかしい」ことなのです。 それが、日本人同士で、美徳も、奥ゆかしいもヘッタクレもないってのは、情けない限り。日本は、アホウドリを絶滅から救うために、何億円もかけている国なのです。「謙譲の美徳表現」を救いましょうよ。国家予算は、1円たりとも使いませんから。
 国が旗振りをすることはないでしょうが、日本人ならではの、「謙譲の美徳を表現する言い方」国民が頻繁に使うようにして絶滅を回避しようではありませんか。
 いただく側になったときは、いただいた菓子などを一緒に食べて、「初めていただきましたが、上品な甘みで結構なものですねえ」など、自分の気持ちを正直に表現し、喜びを分かち合う。たまには、取って付けたような世辞も必要…。
 プレゼントは、その場で開けて、「これ、以前からほしかったんです」というお決まりのコメントを。但し、その場で開けると、「なんて無礼な」というタイプも存在します。相手を見ることが必要ですね。

 食事を勧める場合など、「何もございませんが、どうぞ」と言います。そのまま英訳すると、欧米人は、「凄い御馳走なのに、何もないとは?真面目な顔をして、どうして嘘を言うんだろう」となります。しかし、心配いりません。日本人は、このように表現するんだよと説明すれば、100%の欧米人が、膝を叩いて喜び、日本人が大切にしている自己抑制の「美」、「奥ゆかしさ」を感じてくれます。

 自己抑制なんて、マイナス思考だろうという説もあります。
 自分を下げて、相手を立てる。相手も、「いえいえあなたこそ!」と立てる。さらに、「とんでございません。あなたこそ」…下げて下げて下げまくるからマイナス思考だって?とんでもない。相手を立てることが出来ると言うこと自体が、すでにプラス思考です。まあ、ああ言えば、こう言うということで…。

 謙譲の美徳表現で凄く好きなのは、「豚児(とんじ。ぶたこではありません)」ですね。ほとんど死語ですが、自分の子(男の子でも女の子でも使える)の御表現です。自慢の子であっても、「うちの優秀な、長男が…」とは言わない。「うちの豚児が…」です。
 息子のインターンシップ先の会社が決まったのでに、父親が挨拶状を書いた。
「この度、豚児が貴社にお世話になることとなり・・・」
 インターンシップ初日、会社では、どんな学生が現れるか興味津々で待っていた。来た!「豚児か来た、豚児が来たぞー」と大騒ぎ、別の部課からも、豚児くんを見物に!大方の社員が「豚児」の意味を知らなかったそう。中には、本当の名前だと思っていた社員もいた。鈴木豚児、斉藤豚児…そんな名前付けるわけないだろう!

 豚児と同様に、「愚息」と言う表現もあります。ただ、相手がその表現を理解していなければ、「親が言うぐらいだから、かなり愚かな息子なのだろう」と思われるので、使い方に注意を要しますね。
 妻の場合、賢くても、「愚妻」。太くても「細君」。幸か不幸か、夫の場合、「愚夫」とか、「太君」とは言われない。夫は、本当に偉いので、謙譲の必要なしということなのでしょう。しかし、偉い親でも、「愚父」「愚母」と言う表現がある…親をへりくだる…日本語は素晴らしい。

 日常傲慢な還暦パパが、一部分だけ、謙譲の表現をしても白々しいって?千里の道も一歩からと言うではありませんか。あだ名が、「謙譲パパ」になるよう・・・
 浅学非才、僭越至極、とるに足りない男でございます。世の中のことは、管見にして寡聞。豚児たちも元気でおりますし、愚妻はいちじくを食べて喜んでおります。いくら頑張っても、皆様にはおよびませんが、日々研鑽させていただきますですハイ。なお、御来訪下さいましたら、粗茶および粗品を進呈させていただきます・・・。


医者が暴力団へ支援

2008年10月27日 | Weblog
   医者が暴力団へ支援

 暴力団…820円のハンバーガー脅し取りの時は、笑わせていただいたが…笑ってられない事件の発覚。危ないですよ。日本から暴力団をなくすことは出来ないのか…有名歌手がお友達で、医者も支援。これじゃあ、なくなりませんわ!

 日本を代表する有名歌手が、暴力団組長とゴルフをした。これは、大変なことです。麻生首相が、安いホテルのバーで1杯1,980円のウイスキーを飲むなんて可愛いものです。歌手は、国民に夢を与える人であり、雲の上の人でなければならないのに、お友達に暴力団がいてはいけません。どうして芸能人と暴力団との癒着(?)を断てないのでしょう。ゴルフをしたほか、宴会にも同席したという。何か「いいこと」があるからつきあっているのでしょう。何があるか?「お金?」どっちがどっちにお金を出すのか?それとも麻薬?

 NHKは、暴力団と親交があることが発覚した歌手は、大みそかの「第59回NHK紅白歌合戦」に出演させない方向で検討していると発表した。どんな顔ぶれか?細川たかし、小林旭、松原のぶえ、中条きよし、角川博の5人。
「第59回NHK紅白歌合戦」のテーマが「歌の力 ひとの絆」なのだそうで!笑えます。「歌の力 暴力団との絆」これでは問題どころか笑いもの。NHKとしても彼らを出場させない方向は当然でしょう。ただ…キャッチコピーが気になります…「いっしょに。紅白」なのだそうで…?!

 病院の院長が、覚せい剤用の注射器を暴力団へ横流ししていた。3年間で約15万本。370万円の利益を上げていた…。
 これは…暴力団の問題でないですね。医者って…人の命を救うのが使命では…?どうして、人を破滅させる覚せい剤使用の手先に身を落とさなければならないの?しかも、「マタニティクリニック」の院長…。生命の誕生を手助けする人のトップ。命をとり上げたその同じ手で、間接的に何人を殺した?これこそ、大問題にしなければならないのに、世論が盛り上がっていません。
 産婦人科医が不足している。今、問題の墨東病院・・・病院の宣伝コピーは、「地域の中核病院として、 救急医療、精神科医療、難病医療、生活習慣病医療をはじめ、周産期医療、リハビリテーション医療を重点医療として高度・専門医療及び行政的医療を実施」…周産期医療を明記しています。それなのに、当直医が1名で救急患者を断って…。(産婦人科医の不足については、問題を訴訟関係まで発展させなければならないので割愛)なお、墨東病院では、産婦人科医を急募している。給料は、医師免許取得 5年目の場合 519,300円程度、10年目の場合 598,500円程度。プラス、扶養手当、住居手当、通勤手当、宿日直手当・・・。この待遇なら、医者が集まらないのは当然。地方へ出るなら、給料は4倍以上になりますから。
 それにしても、医師不足。来春から医大の定員を増やすそうだが、一人前になるまでに10年かかります。それまで、どうするの?10年間じっと待ってるの?それは出来ない。方法はただ一つ。「外国人医師の導入」を積極的にやって行かなければなりません。このようなことこそアメリカのマネをしなければなりません。

 タイ航空乗務員が、暴力団へ大麻を渡した。飛行機の乗務員はなら、税関検査は簡単でしょう。そこを突くあたり賢い!(…褒めてはいけない)推測ですが、暴力団と組んで密輸を繰り返していたでしょうね。客室乗務員が大麻の密輸で捕まるのは極めて異例なのだそうです。それにもかかわらず、捕まった。おそらく密告がありましたね。成田空港で抜き打ちの検査を受け、制服のズボンのポケット4カ所から大麻入りの袋5つが見つかった…ということですから、「見つかりっこない」と、油断しきっていたのでしょう。5袋の乾燥大麻は、約620グラムで、末端価格は、250万円相当。一度にこれだけ運べる。これまで、何kg運んだか分かりませんね。
 逮捕された男は、「暴力団員とは家族ぐるみのつきあいだった」と供述しているという。これは、暴力団員が巧妙にタイ航空乗務員に近づいたと想像できますね。

 冒頭のハンバーガーはどんな事件かって?ドライブスルーでハンバーガーセットを買って…入れ墨を見せて、「雨でぬれた。どないしてくれんねん」と因縁をつけて820円の代金を支払わなかった。店側が京都府警を通じて「上部団体の組長に代金を請求する」と伝えたところ、組員が820円の支払いに応じた。
 これには感心させられました。820円のハンバーガー代金を踏み倒すような組員でも、組長が怖い。日本の義務教育が失おうとしているものがあるではないか!組長には、「恥を知れ!買ったら金払え。堅気の衆(かたぎのしゅう:暴力団ではない国民)に迷惑かけるな」と、指導していただきたい。
 洗い出されたのは、暴力団組員は820円にも困窮しているという事実。


学歴?辞書から削除していいです

2008年10月26日 | Weblog
学歴?辞書から削除していいです

「京大卒のエリートが希望する職種先から内定をもらえないのは社会や大学に問題がある」と、京都大学の女子学生が、ブログで論陣を張ったのだそうだ。いいんじゃないでしょうか。ブログで思いの丈を書く。「内心の自由」と同じに扱って良いと思います。あるはずがない「自由」が、少しだけあるのが、ブログなるもの。特定できる人を誹謗中傷しなければ、ノータリン(脳足りん)なことを書いてもいいんじゃないかな。有名人については、誹謗中傷も「税」ってことで了解していただきましょう。

 この京大女子学生のブログに噛みついた人がおられて・・・
「京大生ということでしか自分の優秀さを証明できないと思い込んでいる。本当に優秀なら社会のせいにせず、自分で解決したらいい・・・社会がよりバカに優しくなってくれることを望むけれども、バカであることに褒美を出す社会はダメだ。この二つを取り違えるのは、社会にとって致命的にバカな過ち」
 ちなみにこのブログには、「バカ」が16回出て来たそう…。いいです、いいです。バカぐらい何百回使ってもいいのがブログ。

 しかし、これで終わらなかった…。
女子大生は、この反論に敏感に反応。高学歴でも「没落」するのは社会の問題が大きいという論で押した。まあ、いつまでもやっていればいいです。

 そもそも、女子大生も、バカを16回使った人も、2ちゃんねるで論争に参加した人も、「京大卒業=高学歴」というところを、スタート地点にしている。京大卒って、高学歴なんですか?「高学歴って何?」とか、「この時代に求められている学歴とは?」をスタート地点にすれば良かった。
 「学歴」は、その人の卒業・修了・退学した学校の経歴である学校歴。低学歴も、中学歴も、高学歴もないのです。京大は、偏差値という観点から考えると、優秀ですが「優秀=高学歴」ではないのです。(話の途中ですが、私は偏差値支持者です。偏差値=悪みたいな考えが蔓延し、このところさっぱり聞かれなくなってしまいました)
 「高学歴などないのです」と、私が言ったところで、分かりにくいし、賛同者が僅少でしょう。実際に、「高学歴」という言葉が存在し、一人歩きしているので、しょうがないから、還暦パパ的に意味を特定します。
1 高学歴とは、四年制の大学を、五年以上かけて卒業すること…四で済むところが五以上ですから、確かに「高い」です。
2 高学歴とは、二つ以上の大学を卒業するか、大学院の修士課程以上を修了または卒業すること。
 これで、「4年間で京大卒業≠高学歴」がはっきりしました。くだんの女子大生が高学歴の仲間入りする手だては、留年するしかありません。
 京大に入学した人は、「受験戦争の勝者」であることは認めます。良く勉強して立派だと思います。その御褒美として、希望の会社へはいることが出来る・・・それはありません。会社にも都合ってモノがありますから。

 アメリカの場合はどうか?学歴と言う考え方そのものがないです。40歳、50歳の現役大学生が普通にいますから…。勤務を終えて、夕方の講義を受ける…普通です。学歴はエンドレス状態。勉強したいから、大学へ行く。年齢なんて関係ない。いい会社へ入る手形を得るための大学ではないです。高学歴…博士を高学歴とするならば、高学歴者過剰。公立の小学校中学校の校長先生で、博士は珍しくないです。高学歴だと希望の会社へ入れるか?入れないですね。入れないどころか、専門を生かす仕事に就けず、酒屋でビールの箱を運んでいる博士もおりました。「オーバードクター」というやつですね。

 従兄弟が、地方国立大卒業で、国家公務員上級職(当時)に合格。大蔵省主計局(現在は財務省)に入りました。一族の誇りでした。家の廊下から玄関にかけて、ゴルフクラブのセットがずらりと並んでいました。手つかずの新品。超高級品ばかり。すべて贈り物。「運転免許を取ってください。車をプレゼントさせていただきます」と、言われている…と困惑していました。彼の口から何度か聞きました。「東大出身でないとダメダ…」そして、奥様と一人娘を残して自殺してしまいました。

 そのころ(20数年前)から、日本も、「どこの大学を出たかではなく、何ができるかだ」と、いわれはじめました。それでも、実際は大きな変化が無いままでした。ブランドはブランド。首都圏私大は、明確にランクづけされている。早慶上智ICU~MARCH~日東駒専~大東亜帝国…そして、それが変化する。知ったかぶりで、「MARCH」というと、「SCRAM」に変わってるよと言われる…。MARCHは、明治、青学、立教、中央、法政。現在は、SCRAMに変わっている。頭文字のSは、成蹊大学。Hが無くなってしまった。群雄割拠といおうか、下克上といおうか、学歴問題とは別に、おもしろい!気になるのは、私大生の20%が、中学生以下の国語力という報道…そんなザマだから…「京大の学生が、自分たちはエリ-ト。その他大勢とは、はっきり違う」と、言い出すのも当然…。

 京大の女学生には、「エリートじゃないなあ」と、叱られるかもしれないが、日本の首相は、学歴も学閥も関係ない。つまり東大一辺倒ではないので…いいですよ。高等小学校卒業の首相もおられた。安倍元首相は、成蹊大学。現在の、麻生首相は、学習院大学。
 この流れは、波及していくというかすでに波及している。
 京大の女学生が、就職に関して、「高学歴者に恩恵があるべき」と言うことは、「(彼女が言うところの)高学歴者に恩恵がない時代」になったということ。
日東駒専も京都大学も関係なくなりつつある。ようやく本格的に、どこの大学を出たかではなく、何ができるかの時代になってきた!かな?

ロスからの転居挨拶状

2008年10月25日 | Weblog
ロスからの転居挨拶状

 「*んで覚える*単語」という本があります。本の宣伝文句は、「おびただしい数の英単語、ただ暗記するのは至難のワザ。ひとつの言葉から関連する単語をつなげて覚えてゆきましょう。すらすら読み進めていくうちに、あなたの頭に単語力が根づいてくるはずです」と書いてあります。そして、目次ですが…
 第1部 三つの愛と憎しみ(男と女の愛、エロス愛と婚約と結婚 ほか)
 第2部 真・善・美を考える(真実を求めて善なるもの ほか)
 第3部 4つの自由(言論と表現の自由、信仰の自由 ほか)
 第4部 人間の7つの大罪(傲慢、色欲、欲望、大食、嫉妬、怒り、怠惰)
 第5部 いろいろな人たち(頼れる人社交的な気のおけない人 ほか)
 怪しい本ではありません。正真正銘真面目な英語の参考書です。本の価格は、1,980円です。この本は、たまたま共著ですが、主著者は、100冊以上の著書があります。日本人、性別は男で、年齢は80歳を越えられておられます。仮名を、バーミンとしておきます。

 ロス在住の、スターチ(仮名、日本人女性、80歳)から、お便りをいただきました。高齢で病気がち、弱々しい手書きで…。 
 「長年住んだアパートを出ました。レントが高くなって払えなくなったのです。2人の息子に頼んで、2週間交替で下宿させてもらうことにしました。部屋代は無料にしてもらって、食費だけ払います。何とか、経済を立て直し、いつしかまた懐かしい日本を旅する。このことを心の支えにして生きていきます」・・・引っ越しの挨拶状でした。

 80歳を過ぎ、長男宅に2週間…二男宅へ移って2週間…(2人の息子もロス近郊在住)、これを繰り返す…。日々高齢者街道邁進中の私にとって、そんな老後もあるのか…なんともやりきれない気分です。みんな、一度は死ぬ。二度死ぬのは007ぐらいのもの(古かったか!)。どんな状況で死んで行くか、これは大きな問題。ただ…80歳過ぎてから、あっちこっちと移動しなければならないのは、できることなら回避したいものです。邪魔にされているようで…。邪魔ですよね、年寄りなんて。しかし、みんなが通る道です。

 バーミンとスターチは夫婦でした。結婚してから留学。二人で、ウイスコンシン大学を卒業。帰国して、英会話学校を設立。バーミンは傍ら、大学で教鞭を執った。離婚の原因は、「*んで覚える*単語」という本の、目次にあるようなことへの裏切り行為ですね。二人で、どんな話になったかは知らないが、バーミンは大学教授になって、目論見通り、ダンス教師の女性と再婚。スターチはというと、3人の子ども(長女、長男、二男)を連れて、ロスへ。それまで、日本のアメリカンスクールへ通わせていたが、離婚したため3人の授業料が払えなくなった。アメリカなら、義務教育のうちは、人種、国籍、信教の如何を問わず無償。日本と違い、ノート、鉛筆、絵の具、画用紙…全て無料。遠足のバス賃?もちろん無料。学級費、生徒会費、PTA会費…なし。赤い羽根募金…なし。ランチ代…これだけは、自分持ち。弁当持参でも給食を買っても良い。食べない自由も認められている。
 バーミンに捨てられ、3人の子を一人で育てなければならなくなったスターチ。日本人のおっかさんを高給優遇する職場などロスにあるはずもなかった。
 スターチは、レストランのウエートレスをした。ウエートレスは無給。収入は、客からのチップ。その日のパンにも困る極貧の暮らしが続いた。その後、日系の小さなホテルの経理の仕事にありつき、暮らしは少し上向いた。上の2人の子は、大学へ行かせられなかったが、三番目(二男)は、大学まで行かせることが出来た。

 20年前、私がロスへ行ったとき、スターチに電話した。大変喜んでくれた。長男が勤めていた、リトルトーキョーにあったホテルニューオータニで、食事をした。スターチと、長男、二男、そして私の4人で。そのときは、ようやく幸せになった母子だった。良かったなあと、安心し帰ってきました。
 ロスのホテルニューオータニは、数年前、ビバリーヒルズに本拠を置く3Dインベストメンツ社へ売却されました。リトルトーキョーも変わっていくでしょう。それにしても、リトルトキョー周辺の治安の悪さ、何とかしていただきたい。ホームレスに朝食を提供する所があるので、ブチ切れたような連中が集まるんです。昼間でも一人歩きは不安になります。上野にも朝食を支給するところがありますが…。

 数年前、スターチと二男が一時帰国し、我が家へも遊びに来てくれた。そのときに、バーミンが二男へした行為を聞き、大変な衝撃を受けました。

 二男は、バーミンに対して嫌な思いを持っていなかった。別かれてからも、ずっと会いたいと思っていた。自分は、父親に受け入れられるだろうなとも思っていた。大学生になって、「日本へ遊びに行っていいですか?」と連絡を取った。バーミンは国立大学の教授でしたから、どこにいるかすぐに分かったのです。
 二男は、夏休みに東京へやってきた。バーミンも10年ぶりに会う我が子を満面の笑みで迎えた。バーミンの豪華な家の居間は、吹き抜けになっていて、屋根がガラス張り。居間から空が見えた。二男は、「ここに泊まって、なつかしい東京を歩き回れるのか!別れても親子の絆は変わることがないんだなあ」と、喜んだ・・・。
 しかし、夕刻、バーミンはこともなげに二男へ言った。
 「泊まる場所だけど、知り合いの医者が、病院の空きベッドに泊めてやっても良いと言ってくれた。そこへ泊まればいい」
 二男は、病院のベッドで1泊した。翌日、東京在住のアメリカンスクール時代の友人を頼った。病院へ戻ることはなかった。 
 この話の時、スターチは、涙ぐみ怒りを表していたが、二男は、黙っていた。子どもの頃から、そういう子でした。私は、「我が子を病院の・・・人間ってそういうことができるのか?」と、声も出ませんでした。

 スターチは、体調を崩してしまい、日系の小さなホテルの経理係を解雇されました。78歳までOG(日本流に言うとOL)だったのですから、まあしょうがないと私は思いますが。アメリカって…78歳のオフイスガールがいるのです…。アメリカの国内線の飛行機に乗ると、「え!何か間違えたかな?」と思うことがあります。昔の言い方で、スチワーデス。今は、「客室なんたら」というらしいが、「お~い!大丈夫か~?杖を貸そうか」と、声をかけたくなるような、おばあさんを揃えたり…。
 そんなわけでスターチは、このたび30年住んだアパートを出なければならなくなったのです。

 バーミンの著による本、「*んで覚える*単語」…
 第1部 三つの愛と憎しみ(男と女の愛、エロス愛と婚約と結婚 ほか)
  →何が、三つの愛だ!苦しい時代を支えてくれた妻と子どもたちを捨て、ダンス教師との愛を貫いたってことだな!オノレは、ホントに牧師かよ!(バーミンは牧師さんでもあるのです) 
 第2部 真・善・美を考える(真実を求めて善なるもの ほか)
  →あなたの口から、善は聞きたくないです。嘘ですから。牧師としてのお説教も、いいことおっしゃるのでしょうねえ。
 第3部 4つの自由(言論と表現の自由、信仰の自由 ほか)
→10年ぶりに会った我が子を、病院の空きベッドに泊めるのも表現の自由か?
 第4部 人間の7つの大罪(傲慢、色欲、欲望、大食、嫉妬、怒り、怠惰)
  →何が、人間の大罪だ!牧師さん!あなたは、全て犯しているでしょう!
 第5部 いろいろな人たち(頼れる人社交的な気のおけない人 ほか)
  →何がいろいろな人たちだ!みんな違ってみんないいってか?みんなは、良いけどあなただけはダメです。

  バーミンって、ホント、いい人に見えますよ。100人中99人までが、「優しいく気配りがいい。フットワークが軽い。頭がいい。英語が上手く、スポーツ万能。いつもほほえみを絶やさない…最高にいい人」と、言うでしょう。
 世の中には、「バーミンもどき」が、ごまんといます。「ほほえみながら毒を盛る」ことすら平気でしょう。「人は見かけ」については50%同感です。しかし、「人は見かけによらぬもの」も、50%意識しておかなければ…と。

 スターチのこれから・・・。今年の暮れは、クリスマスカードをくれるでしょう。でも、来年は・・・。私は、「平等などない」という考えですが、間違いなく平等なものが一つだけあります。それは、「死」。死は、平等に訪れる。


呉汝俊(ウー・ルーチン)コンサート

2008年10月24日 | Weblog
呉汝俊(ウー・ルーチン)コンサート

 ウー・ルーチン (呉汝俊)のコンサートへ行きました。知る人ぞ知る、知らない人は、「え?ルーチン (routine)って、フィギュアスケートのショータイムの時の?イチローが、打席でバットを立てて腕まくりする…儀礼のようなアレ…ルーチンでしょ?ってとこでしょう。
 ウー・ルーチンは、新京劇のスターで、中国と、日本を股にかけて活動しています。女形をしますが、性別は男です。

 コンサートの還暦パパ的感想は…、「う~ん!」というとこでしょうか。
 当たり前ですが、「京胡」の腕前は、世界一でしょう。これは、確かです。「京胡」ってなんだって?胡弓を知らなければ話が始まらないのですが…「小さな三味線を、馬のしっぽを張った弓で擦奏する」と思えばほぼ正解。
 胡弓には、よく知られている二胡をはじめ200種類ほどあるのです。京胡はその中の一つ。「胡弓と二胡は別のもの」という説をもありますが、そういう難しいことは私は分かりません。ウー・ルーチン本人が、「胡弓には、約200種類あって、京胡はその一種類」と、言ったのですから。
 京胡は、胡弓の中でもかなり小さい。竹製。つまり、軽い。演奏者は(軽い)京胡が動くのを押さえながら、弦と弓のテンションを指で調整して演奏しなければならない。上手だと思うことのひとつは、その手加減の鮮やかさです。
 世界一の京胡奏者だと思う理由の第一は、一つの京胡で演奏するのではないのです。例えば、2本の弦をGとDで張った京胡とCとGで張った京胡の2つを瞬時に持ち替えて演奏していく。自由自在。天才と言ってしまえばそれまでですがね。

 歌の方ですが・・・。新京劇で、楊貴妃役を演じたり、組曲「三国志」DVD,CDを同時リリースしたり…下手なはずはないのでしょうが、歌ったのが、「川の流れのように」
と「花(沖縄の歌。泣きなさい、笑いなさい…どっちなんだぁ!?)」日本の歌と言うこともあり、発音が80点で、不満でした。まあまあ、上手なことは上手ですがね。高音は、きれいに出ていました。声量もたっぷり。

 アッキーが、ルーチンと親交があるのだそうで…アッキーって誰だって?アッキーは、
安倍昭恵さん。もと首相夫人。初めてルーチンの演奏を聴いたとき、「感動で心が震えた」
そうです。私は、心は震えず…足が震えました…早い話が、貧乏ゆすり…

 ルーチン、流ちょうな日本語で…
「私は日中の架け橋になりたい」
「妻が、日本人なので我が家は毎日、日中友好です」
 どうも胡散臭い。しかし、次に事実を知ったとき、「アリャー~」と思いました。どうやら本物のようです。
 21年前に結婚。ルーチンは今、45歳。奥様のアキコさんは、66歳。間違いだろうって?私は、間違いはしません。

 音痴の還暦パパがどうして、ルーチンのコンサートへ出かけたの、得意の見栄か?って?
 まさか、見栄で4,000円払って、ルーチンのコンサートへ行きませんよ。中国の新京劇の花形スターがどれほどのものか見ておいても損はないかと…。


極限を知る人は、強く穏やか

2008年10月23日 | Weblog
   極限を知る人は、強く穏やか

 「登山」とは、無縁な生い立ちであり…生まれが、山の中なので、登る必要がなかった。現在も別次元の人が行うものと考えています。「趣味は登山です」という似非登山家が多いのも気になるんです。傍観者ではありますが、「一度か二度、単なる山歩きをして、趣味は登山と言ってほしくない。登山はアクセサリーじゃないんだぞ」と思っています。それが通るのであれば、山菜採りの爺さまも婆さまも皆、登山家ですから。

 9月中旬に、クマに襲われた人のマスコミ報道がありました。
 17日午前7時30分ごろ、奥多摩湖北側の倉戸山への登山道で、ジョギングを終えて帰宅途中の男性がクマに襲われ、近くの民家に助けを求た。民家にいた女性が119番通報。その後ヘリにて青梅市内の病院に搬送された。
 警視庁青梅署によると、男性は近くに住む登山家の山野井泰史さん(43)で、山野井さんは顔面骨折と右上腕筋を断裂する重傷を負った。

 そのときは、ツキノワグマだから重傷で済んだんだろうな。ヒグマなら、終わってるな。親類に「山野井姓」がいる。珍しい姓だが、どうやらが、東京都の奥多摩町にも山野井姓がいるんだなあ。…ぐらいにしか考えていませんでした。クマと山野井…で、記憶していたのですが…

 10月20日、NHKテレビで「白夜の大岩壁」の再放送を見ていたら、主人公は、クマに襲われた山野井さんと彼の奥様でした。その道では、日本一有名な御夫妻だという。山野井泰史さんは、世界屈指のクライマーと評価されている…。道理で、山野井さんの名を出して、クマに襲われたニュースを入念に報道していたわけが分かりました。
 …「白夜の大岩壁」の撮影は、クマに襲われる1か月前のことでした。

 「白夜の大岩壁」は、山野井泰史・妙子さんのクライマー夫妻が、今年8月、グリーンランドにある、高さ1,300mの未踏の大岩壁「オルカ」に挑んだドキュメンタリー。NHKのカメラも同行。ほぼ垂直にそそり立つ岩を登り始めて1週間ちょっとで頂上に達したのですが、いやはや常に事故と隣り合わせ。死と隣り合わせと言った方が適当かとも。
 白夜のため、太陽が沈むことがないが、睡眠は必要。岩場に寝られそうな場所を見つけて寝るのですが、寝返りをうてば、1,000m落下する。寝相の悪い人は、登山は止めた方が良い。そういう問題じゃないのですが…。頂上は、平らでしたが、幅40cmぐらいか?半歩間違えば、1,300m落下ですよ…。

 山野井さん夫妻、「心穏やか」なんです。43歳の夫と、少し年上の妻。その若さでどうして、これほど穏やかなのか!
 「心穏やか」を表す例として…
 還暦パパ世代に、沢木耕太郎というノンフィクション作家がおります。「深夜特急」の香港のくだりなど、ほぼ同時期に旅行しているものですから、私の体験をどうして沢木耕太郎さんが知っているのかと勘違いしたり…今も本棚に鎮座しています。
 その沢木さんが、山野井さん夫妻のことを書こうと取材しているときのことだそうです。
 ある登山(ギャチュンカン)で下山途中、奥様の妙子さんが、雪崩に遭い宙づりになった。夫と自分をつなぐロープが切れそうになっていることに気づいた!そのときの気持ち…
 「もうだめだと思った」のではなく、「まいったなと思った」のだそう。その言葉で、沢木さんは、山野井夫妻を描くノンフィクション小説を、「過剰にドラマチックに盛り上げるのは、御夫妻にふさわしくないと思った」とのこと。
その状況で、「まいったなあ」は、芭蕉の「蚤虱馬の尿する枕かな(のみしらみうまのしとするまくらかな)」と、同じ。0.1秒後に死ぬかもしれないのに、この落ち着き。

 2002年秋、山野井さん夫妻はヒマラヤのギャチュンカン(7,952m)に登頂。下山途中、雪崩に襲われた。(以下の記述は、真相とはピッタリ一致するものではないかもしれないが、おおむね事実と思います。恐れ多いので、冗談交じりでは書けません)
 宙づりになった妙子さんを、泰史さんが救助に向かう。猛吹雪かつ極寒。何も見えない。ハーケンを打ち込む岩の僅かな隙間をどうやって探すか?手探りで探すしかない。手袋をはめていたのでは、探れない。しかし、手袋を外すと、たちまち凍傷になってしまう。泰史さんは、命をかけても妙子さんを救助したかった。自分の凍傷は頭になかった。右手の小指を出し、岩の裂け目を探った。ほどなく右手小指は感覚を失った。次に、左手小指。次に右手薬指。左手薬指・・・。泰史さんの指は、妙子さんを救うという大役を果たしながら、凍っていきました。
 二人は、奇跡的に生還した。凍傷で、泰史さんは10本。妙子さんは18本の手足の指を失った・・・。
 夫妻は、このあと、ギャチュンカンに残した自分たちの荷物を回収しに行きました。遭難の時に回収できずに帰国してしまったから…登山家のマナーかもしれませんが、生死をさまよった山、手足の指を失った山へ、ゴミ拾いに行った!
 我が家の前に、自宅から持ってきた「猫の砂(糞尿入り)」等のゴミを捨てる人たち、散歩の犬に糞をさせてそそくさと去っていく人たち、そんな環境にいるものですから…真の登山家の行動には、神々しささえ感じます。

 二人合わせて、40本あるはずの手足の指が、12本。クライマーとして致命的なダメージ。しかし、二人は当然のことのように、残された身体機能を鍛え続け、クライミングへの夢を捨てなかった。
 それから5年、前述の「白夜の大岩壁」グリーンランドにある1,300mの「オルカ」を征服したのです。

 その後、クマに襲われてしまった。
 右腕は筋肉を損傷し20針ほど縫合。顔は眉間の上から鼻にかけ70針。
 「生きている熊に触れられるなんて・・・感動、言葉が適切ではないと思いますが、貴重な体験をしたような気がします(泰史さんが実際にこう書いている)」…どんな状況下でも心穏やかなんです。クマに殺されかけても、「貴重な体験」・・・。
 さらに、山野井泰史さんは言う。
 「『登りたいから登る』執念でも未練でも意地でもない。それでも・・・時々考えてしまう。人はいつか下に向かって降りなければならないのか」

人様の御好意にすがって 旅で知る利より義

2008年10月22日 | Weblog
  人様の御好意にすがって 利より義

 『全く見知らぬ人に頼んで、快く引き受けていただける』今の世の中に、このようなことがあるのです。それは何か、観光地等で、「スミマセーン!シャッター押していただけませんかぁ」というアレ。私も、よくお願いするが、また、よくお願いされたりもする。かって、断ったこともないし、断られたこともない。
 これって、人様の御好意におすがりするってことですね。好意にすがるというのは、一方的な行為なのですが、この場合にかぎり、双方、アドレナリンやらドーパミンやらが出て、良い気分になれる。頼む側は、撮っていただけるからありがたい。頼まれる側は、「頼りにされている自分」「人のためになっている自分」を、感じることが出来、実に気持ちがよい。
 「シャッター押していただけませんか交流」は、旅の楽しみになっています。

 福島、山形を旅して、「人情、いまだすたれず」と、感じることが出来ました。これは、「ならぬものはならぬのです」の福島県と、全国学力学習状況調査、8位の山形県だからとも思います。単なる偶然だろうって?偶然ではないです。そういうことが分かるのが、還暦パパの還暦たる所以です。

 <福島駅西口老舗ホテルロビーにて>
 「郷土料理のお店を教えてください」
 黒服の、偉そうで恐そうなホテルマンが、地図とペンを持ち出し…
 「駅の大時計の下に地下通路があります。東口へ出ますと、バスプールが・・・この信号を越え、さらに次も越えて・・・右側に、いろり庵というお店があります・・・郷土料理は・・・」説明に要した時間およそ10分。どうですか、見かけによらぬこの親切さ!貧相な年寄りオヤジ相手ですから、適当にあしらってもなーんも関係ないのです。ところが、一生懸命説明してくれた。福島武士道を見せていただきました。
 さて、いろり庵が見つからず、総菜とかを売っている店で尋ねた。買い物の客を待たせて、対応してくれた。こういうことが簡単にできる。これって、やはり武士道です。
 さて、その様子を見ていた男性客が、自分の買い物を後回しにして、案内してくれるという。あ、ありえない…。
 「たしか、この辺のはずだが…、あ、養老の瀧で聞いてみよう」
 養老の瀧にとって、いろり庵は、いわば商売敵。それにもかかわらず、親切に教えてくれた。案内の男性は、いろり庵の玄関前までついてきてくれました。何の見返りも求めない。単純な善意。ところが…何人もの人にお世話になって、ようやく見つけたいろり庵が…「本日休業」。案内してくれた男性が…
 「休みだあ!どうもすみません」
 皆さん、「利」ではなく、「義」で動いているのです。福島にも悪い人はいると思います。たまたま私ども、運が良かったのかもしれません。それにしても、「義」が生きていることは間違いありません。

 <いちじく騒動?>
 果物の「いちじく」を漢字で書くと、「無花果」。無を「いち」と読むの?花を「ち」とか「じ」とか「ちじ」とか読むの?と、ボケないでください。熟字訓ですから。花は咲くのですが、花嚢の中で咲くので見えないため、花が無い果実ということでこの漢字が当てられました。
 話が逸れますが、もう一つ、いちじくと読む漢字があります。「九」です。「一文字で『く』と読む」ので、「いちじく」。では、「十」は、「じゅう」のほかになんと読むか。男の子の名前で「十くん」がいたのです。答えは、「つなし」。一つ、二つ、三っつ…ひとつ、ふたつ、みっつ…と、「つ」が付きますが、「十」は、「とう」ですから、「つ」が付かない。「つが無いから、つ無し→つなし」発想が、九九歳を白寿というのと似ていますね(念のため→百から一引くと、白。百歳から一歳引いた九九歳を白寿…)。
 
 旅の同行者、早い話が家内が、福島駅ビル1階の果物屋で、生食用のいちじくを見つけて大感激。「おいしい、おいしい。土臭さと、ほのかな甘み、媚びていない。主張がある」と褒めちぎり。ワンパック(10個ほど入っていた)のほとんどを食べてしまった。食べ過ぎると、「イチジク○腸ってぐらいで、効くぞー、明日大丈夫か?」と注意したが、「そんなの関係ねえー」翌日、体調に何らの異常も無かったというところが非凡なんです…トホ。

 それからが大変。果物屋と見るや、「いちじくありますかぁ!」ところが、果物豊富な福島でも、いちじくは希少。日本のいちじく産地で有名なのは、愛知県の西三河地方、安城市、碧南市。和歌山県紀の川市や福岡県行橋市もいちじくどころ。つまり皆、東海以南。地球温暖化で、北限が上がってきているとはいえ、福島は、ほぼ北限。栽培している農家も少ない。
 会津若松市の七日町の八百屋で、いちじくを発見。しかし、腐れかけていました。保存がきかない果実でもあるのです。店番をしていた、推定年齢80歳の老婆が、がっかりしていました…。がっかりされても、私の責任ではないので…困りましたよ。

 帰途につくべく、福島空港へ。5km手前に、果物直売所発見。「いちじくワンパック食い女」から、「ハイ!停車せよ!立ち寄りまーす」の命令が下った。直売所には誰もいない。
 「勝手に持って行ってしまいますよー!」と叫んでも…反応なし。
 すぐ横手のリンゴ園に人の気配がしたので行ってみると、女の人が作業していた。
 「いちじくありますかー」
 「うち、いじじくやってないのー。向かい(の直売所)なら、あると思うよー。行ってみてー」
 何という心優しい人であろうか!日本人の心から無くなろうとしていますよ、この心遣い。それが、そこにはありました!うれしいですねー。自分の利は関係なく、客が求めているもの(いちじく)の入手に貢献したい…ここでも福島武士道を見せていただきました。
 結局、向かいの店も、その隣もいちじくは売り切れ。元の店に戻った。また、無人になっていた。何か買いたかったので、りんご園へ行って、女の人を引っ張ってきた。
 「味見してー」と、次々と色々な種類の、リンゴと梨をむいてくれた。
 福島武士道のお礼に、リンゴと梨を購入。すると…
 「ちょっと待って、サービス分!」と言って、大き目のプラスティックバッグ(日本語でいうところのショッピングバッグ)に、リンゴを詰めはじめた。こちらの制止を振り切り、袋の口が結べないほどの量…。入れたものを出すわけにもいかず、頂戴した。重かったー。サービスは、普通1個か2個でしょう…この気前の良さ、福島県人気質!うれしかったです。60歳を過ぎても、もらうのはうれしい。それが、予期せぬものであれば、三倍くらいうれしいものです。モノの無い時代に育ったこともあってさ。
 <空港にて>
 さて、飛行機に乗るにあたって途方に暮れた。果物が、トランクに入らない。
 ところがである。空港で小さなトンネルをくぐらせて危険なモノが入っていないかどうかをチェックする係の男の人が…
 「果物をどうしたらいいか、カンターで相談してみてください」
 カウンターで相談しました。二人の女性が、果物をANAの袋へ入れて、テープで口をふさぎ、「この上に物を置くな」という意味の文を書いてくれた。果物、3個口!
 「到着空港でお受け取りください(ニコ!)」
 面倒な客だなあ、という表情はみじんも見せない。ほほえみながら、3袋、パッキング。
 「御面倒をおかけしました」と、礼を言うと
 「いいんですよー」と、二人ともほほえんでいた。福島の武士道、良いと思うよー!いちじくをさがしたおかげで、すばらしい邂逅があった。
 家内に、三年ぐらいは威張られるなあー。
 「私が、いちじくを探したから、りんご園の人の人情に触れ、空港職員の親身な応対を感じることが出来たんだぞー。頭が高い!控えおろうー」と…(江戸時代か?)。

 東北自動車道、磐越道、山形道と、高速自動車国道(この言い方が高速道路の正式名称)が走っていました。感心させられたのは、「急カーブ注意」「坂道注意 斜度5%」の標識。高速自動車国道なら、クロソイド・カーブでしょう。注意しなければならない急カーブは、あり得ないと思うが、あるんだからしょうがないですね。クロソイド・カーブとは、道路に傾斜がついていて、ハンドルを切ることなく曲がれるカーブ。ただし、規定速度で走っている場合ですがね。標識で、楽しかった(?)のは、「猿に注意(猿のイラスト)」でした。いつ、猿が出てくるか!ワクワク、ドキドキ!しかし、BUT! 私の前に猿は出てきてくれませんでした。猿の奴、福島の猿なのにサービス精神というものが欠如しているなあ。