限りなく真剣に近い八百長
狂言師の和泉元彌が、信号無視で反則切符を切られた。そんなことが全国ニュースになるんだから…有名税ってなかなか高い。消費税は3年後に上がるらしい。和泉元彌について、芸能ゴシップでたびたび登場しているのは知っていたが興味なかった。しかし、BUT!プロレス参戦あたりから、動向に注目していた。プロレスファンであり、自分自身、プロレスラーになろうかと考えた時期もあったので…(身長165cmのグラン浜田というレスラーがいたので、私でも何とかなるかと)。内心、「和泉元彌がプロレス参戦?あの、狂言師なら、「揚げ足取りから軸足へ大内刈り、仰向けに倒れたところへエルボードロップ一閃」これでかたがつく。対抗意識がめらめらと台頭してきましたねえ。元彌は、身長170cm、体重63kg。体格もほぼ同じだし。
ちょうど3年前、元彌のデビュー戦の相手が、鈴木健想(すずきけんぞう)と知ってたまげました。私なりに、相手はきっと「レイザーラモンHG」だろうと思っていたのですが。「フー」の三段活用は、「フー」「フゥ~」「フォ~」今年また、「フォーッ」が復活しているようで…
鈴木健想。プロレスに興味がない人は全く知らないと思います。私は、健想とは戦いたくないです。10秒以内にやっつけられてしまいますから。その点、元彌はいい度胸してます。
鈴木健想は、身長191cm、体重118kg。帝京大学→英国留学→明治大学転入。明治大学ラグビー部では、2年連続で大学日本一。東海テレビに就職したが、プロレスラーに転向。アメリカを拠点に、ヨーロッパ、中南米でもファイト。
横浜アリーナで試合が始まった。鈴木健想が圧倒的に有利。見かねた、元彌のコーチのレスラーが援護し始めた。2対1の状況になったが、観客は元彌に同情的なのでブーイングなし。これに腹を立てた健想の奥さんが、リングへ乱入。小麦粉と思われる粉を元彌と、コーチのレスラーの顔をめがけて見舞った!し、し、しかし!粉は健想の顔面にクリーンヒット。眼が見えずむやみにパンチをふるう健想の肩へ元彌がまたがった。その状態で、大見得を切りながら頭部にチョップを叩きつけた。これが、元彌のオリジナル必殺技「空中元彌チョップ」。「人間のつぼ」を刺激(?)することでダメージを与えるらしい。わずか4発で健想が倒れた。結果、元彌のフォール勝ち・・・。元彌、意外に強かったぁ。
この試合、2対1になったとき、レフリーがとぼけて知らないふりをして続行させたこと。健想の奥さんが日常的に小麦粉を持ち歩いているのが不自然という疑問が残った。
健想の奥さんは、なかなかやるんです。健想のアメリカでのリングネームを決める際、プロモーター側が、「太平洋戦争の復讐をしようとする日本人レスラーという物語にしたいので、リングネームを昭和天皇の名前のヒロヒトとする」と決めた。これに健想の奥さんが抗議、「恐れ多くも、昭和天皇の名前でファイトなどとんでもない!」結局、平凡な「ケンゾー・スズキ」としてリングに立つことになった。
このとき、プロモーター側は、英語堪能で気が強い奥さんに注目!リングへ上げたいということになった。「ゲイシャガール」の名前で、健想のセコンドになり、健想が不利になるとリングへ乱入して、反則攻撃、パウダー攻撃、凶器攻撃で助けるようになった。
元彌には有名な母親がいる。私には元彌の母の和泉節子さんと、船場吉兆の湯木佐知子社長との区別がつかない。和泉節子さんも、元彌に、「言葉に詰まったら、頭が真っ白になってって言いなさい」と、指導しているなきっと。節子と佐和子、多分同一人物だと思うが…。横浜アリーナの試合で、和泉節子さんは、「セッチー鬼瓦軍団」と言う応援団を結成して応援。6枚で1,000円の「セッチー鬼瓦せんべい」の販売も行った。客の食べ残したせんべいを集め、6枚1セットにして売ったと言う情報は今のところない。だんだん和泉母子が好きになってきました。おもしろい人たちですねえ。
今年、なにかとマスコミへの露出度が高い和田アキ子が、横浜アリーナの試合について、「絶対ヤラセ。バカみたい」とコメントした。驚いたねえ!芸能界の広辞苑みたいな和田アキ子が、プロレスを、真剣勝負だと思って見ていたのかと!
プロレスには「脚本」があるのです。「アングル」と呼んでいます。通常、正義の味方(ベビーフェース)と、憎まれ役(ヒール)として戦います。日本人レスラーは、海外では、ヒール専門です。
大相撲の八百長裁判で横綱朝青龍が法廷で証言し、被告人側の弁護士に、「俺と(相撲の)勝負するかコラ?」と恫喝しました。元来、相撲は、「限りなく八百長に近い真剣勝負」と、いわれていたものです。一方プロレスは、「限りなく真剣に近い八百長」と。プロレスの場合、「八百長」より、演技・アングル・芝居・狂言の方がいいかも。
では、元彌VS健想も台本通りだったのかって?当たり前です。元彌は狂言師ですよ!
狂言師の和泉元彌が、信号無視で反則切符を切られた。そんなことが全国ニュースになるんだから…有名税ってなかなか高い。消費税は3年後に上がるらしい。和泉元彌について、芸能ゴシップでたびたび登場しているのは知っていたが興味なかった。しかし、BUT!プロレス参戦あたりから、動向に注目していた。プロレスファンであり、自分自身、プロレスラーになろうかと考えた時期もあったので…(身長165cmのグラン浜田というレスラーがいたので、私でも何とかなるかと)。内心、「和泉元彌がプロレス参戦?あの、狂言師なら、「揚げ足取りから軸足へ大内刈り、仰向けに倒れたところへエルボードロップ一閃」これでかたがつく。対抗意識がめらめらと台頭してきましたねえ。元彌は、身長170cm、体重63kg。体格もほぼ同じだし。
ちょうど3年前、元彌のデビュー戦の相手が、鈴木健想(すずきけんぞう)と知ってたまげました。私なりに、相手はきっと「レイザーラモンHG」だろうと思っていたのですが。「フー」の三段活用は、「フー」「フゥ~」「フォ~」今年また、「フォーッ」が復活しているようで…
鈴木健想。プロレスに興味がない人は全く知らないと思います。私は、健想とは戦いたくないです。10秒以内にやっつけられてしまいますから。その点、元彌はいい度胸してます。
鈴木健想は、身長191cm、体重118kg。帝京大学→英国留学→明治大学転入。明治大学ラグビー部では、2年連続で大学日本一。東海テレビに就職したが、プロレスラーに転向。アメリカを拠点に、ヨーロッパ、中南米でもファイト。
横浜アリーナで試合が始まった。鈴木健想が圧倒的に有利。見かねた、元彌のコーチのレスラーが援護し始めた。2対1の状況になったが、観客は元彌に同情的なのでブーイングなし。これに腹を立てた健想の奥さんが、リングへ乱入。小麦粉と思われる粉を元彌と、コーチのレスラーの顔をめがけて見舞った!し、し、しかし!粉は健想の顔面にクリーンヒット。眼が見えずむやみにパンチをふるう健想の肩へ元彌がまたがった。その状態で、大見得を切りながら頭部にチョップを叩きつけた。これが、元彌のオリジナル必殺技「空中元彌チョップ」。「人間のつぼ」を刺激(?)することでダメージを与えるらしい。わずか4発で健想が倒れた。結果、元彌のフォール勝ち・・・。元彌、意外に強かったぁ。
この試合、2対1になったとき、レフリーがとぼけて知らないふりをして続行させたこと。健想の奥さんが日常的に小麦粉を持ち歩いているのが不自然という疑問が残った。
健想の奥さんは、なかなかやるんです。健想のアメリカでのリングネームを決める際、プロモーター側が、「太平洋戦争の復讐をしようとする日本人レスラーという物語にしたいので、リングネームを昭和天皇の名前のヒロヒトとする」と決めた。これに健想の奥さんが抗議、「恐れ多くも、昭和天皇の名前でファイトなどとんでもない!」結局、平凡な「ケンゾー・スズキ」としてリングに立つことになった。
このとき、プロモーター側は、英語堪能で気が強い奥さんに注目!リングへ上げたいということになった。「ゲイシャガール」の名前で、健想のセコンドになり、健想が不利になるとリングへ乱入して、反則攻撃、パウダー攻撃、凶器攻撃で助けるようになった。
元彌には有名な母親がいる。私には元彌の母の和泉節子さんと、船場吉兆の湯木佐知子社長との区別がつかない。和泉節子さんも、元彌に、「言葉に詰まったら、頭が真っ白になってって言いなさい」と、指導しているなきっと。節子と佐和子、多分同一人物だと思うが…。横浜アリーナの試合で、和泉節子さんは、「セッチー鬼瓦軍団」と言う応援団を結成して応援。6枚で1,000円の「セッチー鬼瓦せんべい」の販売も行った。客の食べ残したせんべいを集め、6枚1セットにして売ったと言う情報は今のところない。だんだん和泉母子が好きになってきました。おもしろい人たちですねえ。
今年、なにかとマスコミへの露出度が高い和田アキ子が、横浜アリーナの試合について、「絶対ヤラセ。バカみたい」とコメントした。驚いたねえ!芸能界の広辞苑みたいな和田アキ子が、プロレスを、真剣勝負だと思って見ていたのかと!
プロレスには「脚本」があるのです。「アングル」と呼んでいます。通常、正義の味方(ベビーフェース)と、憎まれ役(ヒール)として戦います。日本人レスラーは、海外では、ヒール専門です。
大相撲の八百長裁判で横綱朝青龍が法廷で証言し、被告人側の弁護士に、「俺と(相撲の)勝負するかコラ?」と恫喝しました。元来、相撲は、「限りなく八百長に近い真剣勝負」と、いわれていたものです。一方プロレスは、「限りなく真剣に近い八百長」と。プロレスの場合、「八百長」より、演技・アングル・芝居・狂言の方がいいかも。
では、元彌VS健想も台本通りだったのかって?当たり前です。元彌は狂言師ですよ!