心理学の用語に、「終末努力」というのがある。早い話が、先が見えたら一頑張りするということ。登山でも、頂上が見えたら自分でも信じられないような力が湧いてくる。あれが終末努力。「人間は終末努力をする」というところから、クレペリンテストの、性格面・適性面の「定型曲線」が作られたわけ。クレペリンテストを知らない?正確には、「内田クレペリン精神検査」で、入社試験で課せられることが多い。ひと桁の足し算をする。最初は頑張って→中だるみして→終末に頑張れば、定型曲線に近くなる。参考にしてください。
と、いうわけで終末に頑張る人は、健康で性格面・適性面に大きな偏りのない人です。終末を迎えられておられる菅総理も、「定型曲線」に大きなズレがなく頑張っておられる。
復興相を新設して震災復興の体制を整えた。(早くも、松本復興相のサングラスが話題に…)掟破りの引き抜きもやってしまいました。寝ぐせヘアの、うるさい亀井静香さんまでとり込んだ。延命策との見方もあるが、ま、終末努力でしょう。悪あがきとは書きません。失礼なので。
菅さんにお教えしたいのは、「終末努力もいいが、高名の木登り(徒然草 第百九段)で終わらせなさい」ということですね。教科書(古典)に出て来ますので、日本人なら殆どが知っている。
名高い植木屋のオヤジさんが、職人を指図して、高い木に登らせていた。高いところにいるうちは何も言いませんでしたが、職人が作業を終え木から降りてくる時、職人に声をかけた。
「油断するな!注意して降りろ!」
雇い主がそれを聞いて不思議に思って、植木屋のオヤジさんに尋ねました。
「あれっぱかしの高さなら、簡単に飛び降りられるのに、何故、そのような事を言うの?」
オヤジは答えました。
「目がまわる程に高い枝の上では、自分で注意するので私が言う必要はない。落ちてケガをするのは、きまってもう安心という高さになってからです」
子供の時分、あたりが暗くなるまで遊んでいると、母が叫びました。「大禍時(おおまがどき)だよー!家に入りなさーい!」夕暮れ時は、災難や凶事が起こると昔の人は思っていました。それで、夕暮れ時を「おおまがどき(大禍時とも逢魔時とも書く)」と呼んでいました。
大震災が菅さんの「おおまがどき」の凶事だったのかも知れませんが、まだ存命中。これ以上の凶事は御免被りたいもの。
と、いうわけで終末に頑張る人は、健康で性格面・適性面に大きな偏りのない人です。終末を迎えられておられる菅総理も、「定型曲線」に大きなズレがなく頑張っておられる。
復興相を新設して震災復興の体制を整えた。(早くも、松本復興相のサングラスが話題に…)掟破りの引き抜きもやってしまいました。寝ぐせヘアの、うるさい亀井静香さんまでとり込んだ。延命策との見方もあるが、ま、終末努力でしょう。悪あがきとは書きません。失礼なので。
菅さんにお教えしたいのは、「終末努力もいいが、高名の木登り(徒然草 第百九段)で終わらせなさい」ということですね。教科書(古典)に出て来ますので、日本人なら殆どが知っている。
名高い植木屋のオヤジさんが、職人を指図して、高い木に登らせていた。高いところにいるうちは何も言いませんでしたが、職人が作業を終え木から降りてくる時、職人に声をかけた。
「油断するな!注意して降りろ!」
雇い主がそれを聞いて不思議に思って、植木屋のオヤジさんに尋ねました。
「あれっぱかしの高さなら、簡単に飛び降りられるのに、何故、そのような事を言うの?」
オヤジは答えました。
「目がまわる程に高い枝の上では、自分で注意するので私が言う必要はない。落ちてケガをするのは、きまってもう安心という高さになってからです」
子供の時分、あたりが暗くなるまで遊んでいると、母が叫びました。「大禍時(おおまがどき)だよー!家に入りなさーい!」夕暮れ時は、災難や凶事が起こると昔の人は思っていました。それで、夕暮れ時を「おおまがどき(大禍時とも逢魔時とも書く)」と呼んでいました。
大震災が菅さんの「おおまがどき」の凶事だったのかも知れませんが、まだ存命中。これ以上の凶事は御免被りたいもの。