アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

お正月も今日で終わり

2015年01月31日 | Weblog
お正月も今日で終わり。えっ?もうとっくに終わっているって?あのね、お正月は1月1日~1月31日までですから。つまり、1月は、毎日がお正月。「睦月=正月」です。現代は、三が日や松の内を正月と呼ぶ事が多いですがね。
 ともあれ、今年も残すところ、あと、11か月となってしまいました。お正月がすぎるにあたって、毎年気がかりなのは、「これからの11か月、何人を葬送することになるのかなあ」です。
 両親の兄弟姉妹、早い話が、伯父・叔父・伯母・叔母のみなさんは94歳~85歳の年齢層に8人おられる。長寿一族です。昨年は、この8人一人も欠けませんでした。欠けることを期待しているわけでは決してありませんがね。

 この世を去るのに「年齢順」は、ありませんで…早い話が、高齢者の自分が、後期高齢者の親族を飛び越えてお先に逝かせていただくことになるかも知れません。さて、今年、残りの11か月、なにが起こるでしょうか…。

 「人を殺してみたかった。(殺して)達成感がある」「湯川さんは斬首された」…お正月から、命が軽い。

 「命あっての物種(ものだね)」です。「物種」とはどんなタネかって?…何事も命があるからできる。命がすべての「物のもと」です。命さえあれば、ほかのものすべてを失ったとしても命が種となって、物が生じてくる。そんなわけで、命は物のタネ→物種。生命の危険を冒すようなことは避けなければ…宗教の勧誘に斧を隠し持って人殺しの機会をうかがっている人を訪問しない。ISILの支配地域に入らない。

 「命がけ」…この言葉を、軽ーく使った力士がこのお正月におりましたねえ。横綱白鵬関なんですが。「(稀勢の里戦の取り直しについて)あんなの、子どもでも分かる。審判は元力士だから分かるはず。こっちは、命がけでやっているんだから」…私は、テレビを通してですが、白鵬の口からはっきり聴きましたよ。本田が、審判を批判して53万円の罰金を取られたのとは全く違う話。審判を批判した上に、「命がけ」なんだそう。あきれ果てましたよ。イチローのツメの垢を煎じて飲ませてあげたい。えっ?イチローは、ツメに垢を溜めていないって?す、少しは溜めていると思いますよ。頒布用に。

 命が軽い…それにしても、イスラム国、略称が、「ISIL」です。これって、「愛知る」と、読めます。安倍総理は、「愛する」と、発音していたような。ISILの指導者たちって、「愛」など知っちゃいないと思うが…。

 親の兄弟姉妹より若い親族で、先に逝きそうな人も…。私が筆頭か?
 今年も残すところ、あと、11か月。

人権侵害の自由…?

2015年01月30日 | Weblog
 「風刺画ぐらいどってことないだろう!」と、思っておりました。日本の原発事故に関わる風刺画も出ていた!それも…あるわあるわ!

 どんな風刺画があるか…
 日本の新聞にも載った有名なところでは…「3本の手や足を持つ痩せこけた相撲力士が土俵で向かい合っている。リポーターらしき人が、フクシマのおかげで相撲が五輪種目になりましたとコメントしている」
 相撲が五輪種目は良いのですが、放射性物質による奇形で手足が3本になった…。こんな風刺画、いいのかぁ?そもそも、風刺になっていない。
 同じ週刊誌(フランス)には…
 「五輪のプールは、フクシマに」これは、防護服を着て放射線測定器を持った人物2人がプールサイドに立っている…。要するに、東京五輪の水泳は、フクシマの汚染されたプールで開催…。風刺じゃないですよこれ!言いがかりというか、誹謗中傷、人権侵害…!

 風刺画では有りませんが、サッカーのゴールキーパーの川島選手の手が「4本」の加工画像も。この画像については、謝罪があったということですがね。
 肖像を無断で利用して意図的に露骨な奇形を表現をした…。風刺?侮辱でしょう!
 風刺…放射性物質により奇形ネタ…これらが多いというか、そればかり。

 「言論の自由」も「表現の自由」も、認めたくないね。「自由」は、黄門様の印籠のような無敵の言葉。「○○の自由」と、「自由」をつけると世論を味方に出来る。 「自由」をなくした方が、自由にのびのびと暮らせるんじゃないかなあ。
 「人質首切りの自由」「暴言の自由」「侮辱の自由」「奇形を描く自由」「テロの自由」…。

高齢者だって知識はある…かも

2015年01月29日 | Weblog
 田舎の小学生でも、「英語」を習っている。で、中には、「僕(私)英語やってるよ!」と、少々誇らしげにのたまう子も。6年生ぐらいになると、英検3級ぐらいの子がいる。それらの子にとって、私(高齢者)は、英語が分からない年齢層と思っている。

 そんな中、先生が黒板に、「No.1・・・と書いた」。英語を習っている子が、「No.1は、ナンマーワンと読むんだよ」…と、小声で私に教えてくれた。
 教室への高齢闖入者へ、知識を与えてくれたわけで…。小声の問答が続いた。
 「No.って、どんなスペリングの略なの?」
 「・・・・・」
 「(紙にNumberと書いて)この単語の略なんじゃないの?」
 「(本当は分かってないのに)あ、そうそう」
 「ほんとかぁ?NumberのどこがNo. なの?」
 ホント、人柄が悪い。英語を習っている子は、憮然。

 休み時間に教えてあげました。Numberは、もともとは、「Numero(ラテン語)」。頭の「N」と、おしまいの「o」、そして、省略したという意味のピリオドを付けて「No.」となったんだよ。
 理解できるわけないよね。だったら、高齢者をナメなきゃいいのにね。

岡田イケメン説

2015年01月28日 | Weblog
 岡田さんの顔をどう見るか?「イケメン」なのかどうかってこと。岡田将生のことかって?いえいえ、民主党の代表になられた岡田さんなんですがね。
 政界では、「フランケン」というニックネームになっている。「フランケン」は、少なくても歓迎すべきニックネームじゃないと思うが。政治家のみなさんも人が悪い。
 なお、岡田将生くんは、現在私と同じジムに通っています。「3月中旬まで来まーす」と…人気若手俳優にしては気さくな…です。

 閑話休題。ドン小西さんは、「岡田克也さんは、政治家の中ではイケメンの部類」と。私としましては、軽い衝撃を受けました。失礼ながら、岡田克也さんを「イケメン」と評する人がおられる。しかも、ドン小西さんがそういう見方をしていた。私も岡田さんのお顔に対する考え方を変えました。ドン小西さんに倣います。

 冬休み学習会で、ボランティアで算数を教えておりましたら、小5の男の子が、「先生、いい顔してるね」と。これは、顔がいいんじゃなくて、「教えてもらって、理解できた」その喜びからの顔への評価でしょう。縦横に皺が走った顔が、「いい顔」のはずがない。眉が白くて後頭部のハゲ…。算数を教えなければ、単なる貧相な老人…。

 で、スイスの調査で次のようなものがあります。
 5~13歳の子に、「船旅のコンピューターゲーム」をさせる。ゲームの最終画面で二人の人物写真を見せる。「さて、君の船にふさわしい船長はどっちの人だろう」と、選ばせる。
 子どもが見せられた顔写真は、スイスではなく、フランスの国会議員選挙の立候補者。外国の国会議員立候補者だから、スイスの子にとって先入観は全くない。
 その結果!子どもが自分の船の船長として選んだ人物の「71%」が当選していたという。これは、すこぶる面白いですよ。「いい顔」は、良い結果を生む。

 NHKも、「出口調査」も良いけれど、日本の立候補者の写真を中国へ持って行って、「船長にしたい人」を選ばせると、71%は当選ですから、速報を出すのに役に立ちます。

 ドン小西さんは、「岡田さんの代表」を、見事に予想しましたね。代表戦の前に、「岡田イケメン説」を発表しておりましたから。

即席麺が、食べる「人数」「年齢層」を限定しては・・・

2015年01月27日 | Weblog
 ペ・ヨンジュンさんには、何の恨みもありません。今、どうしておられるのでしょうか?「ヨン様」として、韓流ブームの日本で飛ぶ鳥を片っ端から落としていましたが。「ペ様」などと言おうものなら、日本人女性から非難囂々でした。
 ペヤングソース焼きそばの「ペ・ヤング」…「ペ様が若い」ということではなかった。「ペア+ヤング」で、「ペヤング」…。一人で喰っちゃあダメなのか?高齢者が喰っちゃあダメなのか?
 それにしても、焼きそばのネーミングで、「食べる人数」「食べる年齢層」を、限定した…。言論の自由だって?食べる人への差別じゃないのかぁ!

 ペヤングが謹慎中の今、日清の焼きそば「U.F.O.」が特需…。ホントかって?と、と、特需かも知れません。
 U.F.O.の肩を持つつもりはありません。ただ、ネーミングが素直。
 U.F.O.の、「U」は「うまい」。「F」は「太い」。「O」は「大きい」。「うまくて、太くて、おおきいから、「U.F.O.」(日清グループのホームページ)。うーん!分かりやすい。一人で食べてもいいし、高齢者が食べてもいい。

 即席麺じゃないけど、下高井戸の「新京亭」の「入りそば(超々大盛りの焼きそば)」…あれは、間違いなく日本一でした。

 えっ?オチですかぁ?冒頭の、「ペ様が若い」…。冒頭に、オチを持ってきたあたりがオチ。

みんな人の世話になる…

2015年01月26日 | Weblog
 イスラム国…。日本は、内政で難問が山積しているのに…。まあ、政府におまかせするしかありません。「2人は、絶対に救出する」と、言った外務副大臣…「絶対」は、使ってはいけない言葉です。何の根拠もないのに…。結局、一人は救出できなかった。

 「脱ア入欧」もいいんですが、今のヨーロッパはイスラム過激派のテロが怖い。えっ?テロの恐怖と、福祉国家的資本主義は違うって?はいはい、人質を殺害されて、取り乱しておりました。「脱ア入欧」葉、H井教授(千葉大)が言っているんですけど…アメリカ社会は「純粋な資本主義」が優先し、そこに貧富の格差などが生じる要素がある。ヨーロッパは「福祉国家的な資本主義」の色彩が強く「ゆったりして、くつろげる社会」であり、 環境への配慮や豊かさを求める状況だという。だから日本は、「脱ア入欧」つまり、ヨーロッパ社会に学ぶべきと。良いと思います…。「福祉国家」ですよ。「脱ア入欧」…この路線、どんどん進めましょうよ。

 自分の母親は何とか最期まで自宅で私共と一緒に暮らせました。家内の母親(90歳)も自宅ケアを目指しましたが、認知症が進み自宅介護が出来なくなり、特別養護擁老人ホームにお世話になっております。

 週に一度は、ホームへ行って様子を見てきます。介護の現場…大変ですよ…。今知ったことではもちろんありませんがね。で…ホームに多くを期待することは無理だなとも思っていますが…「だったら自宅で介護しろ」と、言われても…トイレ、風呂、食事…「要介護3」の人を、自宅介護出来るわけがない。

 介護の人たちは、「重労働」。そんなことは誰でも言う。もちろん、知って言うのではなく、知らなくても言う。だから、大抵の人たちは、本当の介護の現状を知るはずもない。下(しも)の始末をしていて、その「下の世話をしてあげている人」から、「バカヤロ!」「ウルセエ!」と怒鳴られちゃあ…。

 この介護の人材不足は、ますます深刻になっていくのです。団塊世代が75歳以上になる2025年には、介護職員が約250万人必要になるのだそう。しかし、BUT!満たすためには、これから職員の数を80万人増やさなければならないという。

 増やせるのか?2015年度からの介護報酬は、全体でマイナス改定です。(ただし、職員の処遇改善に充てる報酬は確保されました)
 介護職は、KKKYです。暗い、汚い。きつい、安い…。仕事の大変さの割に、賃金がすこぶる低い。高齢社会を支える大切な仕事。その大切さに見合う評価をすることが、担い手の確保、職場定着のために欠かせない。賃金はもとより、社会的なイメージという評価を着実に向上させる必要があります。そうでなければ、あと10年で、80万人など増やせない。…私は団塊世代なので、10年後には77歳になってます(生きておればの話ですがね)。間違いなく、介護される側に…。

 H井教授…
 1 人の世話をするのがケア、介護。
 2 自然の世話をするのが農業。
 3 心の世話をするのが文化。
 家内の母親も人、私も人…人の世話になる…。

「はらぺこあおむし」

2015年01月25日 | Weblog
 十二畳ほどの小上がりがある図書館の幼児用のコーナー。絵本を選びながら、母親が、3~4歳ぐらいの子に読み聞かせをしておりました。
 絵本は、「はらぺこあおむし」。私は、3人の子を育て、現在3人の孫がおります関係で、「はらぺこあおむし」は、おそらく471回は読んだことでしょう。得意中の得意です。「はらぺこあおむし読み聞かせ大家」ですよ。

 この母親の読み聞かせは…65点ってところでした。その後が面白かったです。
 子:ママァ、はらぺこあおむしって、「青い色」じゃないんだね。
 母:あ、青い色も混ざっているでしょ。ほら、こことか…(狼狽)。
 子:緑でしょう!だんだん青くなっていくのかなあ?
 母:青くはなんないの。蝶になるのよ。
 子:げぇー!緑の蝶になるの?
 母:えーっと、どの絵本借りようかぁ?(話題を逸らした)

 交通信号が、「赤黄緑」だったことを思い出しました。「赤黄緑」でも、「あか、き、あお」と、呼んでいました。昭和48年以降に作られた信号機は、「赤黄緑」ではなく、呼び名のとおり「赤黄青」になりました。
 青色発光ダイオードが使われるようになって、「青」がとりわけ鮮やかな「青」になっています。どう頑張っても、「緑」には見えません。

 日本語の難しさの一つですが、緑色の、「青虫」のほかにも、新緑を、「青葉」と言ったりします。「青二才」も、顔の色は「青」ではない。「青臭い」も…どちらかというと「緑臭い」。「青ざめる」…ブルーの顔色?五色人の「青人」だって、ブルーの皮膚じゃない。

 母親は、どう説明したら良かったか?
 「ホント、緑なのに青虫だね。色を塗った人が間違えたんだね」…これでいかがでしょうか?

まだ前置きだったのか!?

2015年01月24日 | Weblog
 よくある問答。家を建てる時…「人柄は良いが腕の悪い大工」を選ぶか?それとも、「愛想も素っ気もないが腕の確かな大工」を選ぶか?
 家を建てるなど、一生に一度あるかないか。だったら、挨拶すら出来ない大工であっても、腕が良いのであればその人に頼もうかな…。これ、ごく普通の感覚じゃないかと思います。

 私は、家は建てるつもりがありませんから、そのあたりの心配は無用なのですがね。これが医者の場合…
 「人柄は良いが腕の悪い医者」を選ぶか?それとも、「患者を人とも思わない態度を取るが、腕の確かな医者」を選ぶか?
 私は、前者、「人柄は良いが腕が悪い(かもしれない)医者」を選びます。
 医者にかかるときは、「具合が悪いとき」です。体調絶好調で医者にかかる人はぁ、まれ。たぶん、おられないと思います。
 そんな具合が悪いときに…
 「足が腫れているぐらいで何か不都合あるの?」…これ医者の言葉ですよ。自分が診断できないから、患者に我慢しろってこと…。また別の時は、心房細動で夜間救急外来へ行ったら、当番医が産婦人科専門の医者…!嫌な予感はありましたが…
 「サイケな患者が来ている」と、別の医者を呼び出しておりました。「サイケな患者」の意味は、「苦しくもないのに、苦しい苦しいと騒ぎ立てる患者」でしょうか。私が、サイケなわけがない。心電図も読めない…悪い野郎です。また別なケースでは…
 私:(処方された薬と、元々飲んでいる薬とでケンカしないかと思って)こ、この薬、(元々の薬と)混ぜて飲んでも大丈夫なんですよね?
 悪医者:なにぃ!大丈夫だから出してんだ!(と、にらみつけやがった。30代と思われる若造なんですよぉ)本来なら、捨て台詞を吐いて、金を払わずに帰ってくるところですが、いかんせん病人。「うっ!」と、こらえてお金を払って帰ってきました。腹立たしいったらありゃしない。

 よって、腕前は良いか悪いか判断できませんが、「人柄の良い医者がいいです」。
 かかりつけの医者はいい人かって?大学病院の准教授なのですが、「薬はこうします。その後こうします。それでよろしいでしょうか?」。医者が、患者に自分の方針を良いか悪いか確認するのです。横柄な態度は一切ありません。素晴らしい!

 前置きが長くなりました。「まだ前置きだったのか!?」って?そうなんです。
 で、本題。
「まだ前置きだったのか!?」の、「!?」の事をなんと呼ぶか知ってましたか?
 「!」は、エクスクラメーションマーク、感嘆符、俗にビックリマーク。日本語の場合、感嘆符のほかに、「あまだれ」という呼び名が有ります。
 一方、「?」は、クエスチョンマーク、疑問符、俗にハテナマーク。日本語では、疑問符のほかに、「みみだれ」という呼び名があります。「?」よく見ると、「耳」の形に似ています。
 「!?」の呼び名の正解は、「だれだれ」でした。よく分からないって?「あまだれ」と「みみだれ」が並んでいるから、「だれだれ」。明快でしょう!?

「うるう秒」…

2015年01月23日 | Weblog
 これは…珠算6級の私にはとうてい説明が出来ません。
 原子時計の1秒の説明すらわからない…原子の吸収・放出する電磁波が特定の周波数のものにウンヌン。セシウム133原子1にとっては周波数9,192,631,770Hzの電磁波がウンヌン。その電磁波が1秒間に9,192,631,770回振動するということから逆にウンヌン。…まさしく天文学的。原始時計なら、専門分野なのですがね。

 で、うるう秒。今年の7月1日は、3年ぶりに1日が1秒長くなる。えっ?そんなこと赤ちゃん以外は皆知ってるって?それが、ボランティアの仕事場(居合わせた人は数人)では知っている人がいなかったもので…。

 デジタル時計で「59秒」の次は「00秒」ですけど、「59秒」の次は、「60秒」という日もあるんですよ(今年の7月1日)。と、言ったところ、非難囂々とまではいきませんでしたが、あきれられました。「奇想天外な嘘つき」の汚名を着せられたようでした。話題を提供しようとしたのに、相手に理解能力がなかった。

 7月1日の「午前8時59分59秒」と「午前9時」の間に「午前8時59分60秒」が入るんです。家庭のデジタル時計でも、その瞬間を見られるかって?実は、それは無理。表示できる時計は、情報通信研究機構(東京)など数カ所にしかない。こういうわけで、奇想天外の嘘つきの汚名をすすぐのが大変なのです。そのうちメディアが取り上げるでしょうけどね。
 この1秒、電波時計は遅れて修正される。時報サービスは「ピッ、ピッ、ピッ、ポーン」の始まりが1秒ずれるだけ。つまり、気付かぬ人が多い。

 1秒長くなる日は、4年に一度かって?オリンピックじゃないんだから、そんな決まりはありません。地球の自転速度まかせ。過去には、7年間うるう秒が出現しなかったこともありました。
 庶民としましては、たかが1秒ぐらいにこだわらない暮らしをしておればいいわけで…。調整しないと出現してくる不都合はぁ…とりあえずないしね。

俳句界1月号を読んでおりましたら…

2015年01月22日 | Weblog
 「漆黒の夜は変わらねど去年今年(こぞことし)」(大牧広さん。「港」主催)
 去年今年の句としましては、大牧さんのこの句共感します。なーんにも変わらない。だけど、変わっている…。

 三遊亭圓窓さんのエッセイに、落語の「尻餅」が出てきまして、懐かしく悲しく読ませていただきました。この落語を面白いと笑う人もおられるでしょうが、私には全く笑えません。悲しい落語なんです…。
 大晦日になったが、長屋住まいの貧しい八五郎夫妻には、「餅」をつく(搗く)お金なんぞありゃしない。だったら静かにお正月を迎えればいいのに、見栄をはった。餅つきをしているかのような音を出して、近所に、「八五郎の家で餅つきをやってるな!」と、思わせた…。
 その方法、これが悲しい。臼の代わりに、女房の尻を「ぺっちゃん、ぴっちゃん」と叩いた…。奥さん、泣きながら尻を叩かれていたことでしょう。そして、八五郎も女房の尻を叩きながら涙が止まらなかったでしょう。
 八五郎の去年今年…現代でも似たような事があるのだろうなあと暗澹たる気持ちになります。
 
 今年は去年の続きであることを現した句で有名なのがあります。誰の俳句か…忘れたと言うべきか、はじめから覚えていないと言うべきか。
 (食事中の方は、後で読んでください。もう遅いか?)

 「元旦の餅で尻出す去年糞」
 こ、こ、これはいただけませんよねー。突きこんにゃくじゃないんだから!今年になってから、去年の糞を…。去年のモノは去年のうちに整理していただかなければ。えっ?「そんな人はない。世界人類は皆、去年のモノを新年に脱糞する」って?二年越しって事でしょうか…。

 汚い俳句出すなって?ハイハイ。では、この臭うような俳句をスッキリとまとめた句をご紹介します。詠み人?知りませんがね。

 「去年今年貫く棒の如きもの」
 きれいな俳句です!去年と今年を貫く棒ですから…2尺(約60cm)ぐらいの長さかなあ?「去年今年貫く長糞2尺かな」おっと、トイレット博士スパイラルに。今朝は、この辺でやめときまーす。