その昔は、「正しい」とされていたことが、現代は「間違い」とされていること・・・・
鼻血が出たら後頭部(首筋の近く)を叩く
窒息したら、異物を掃除機で吸い出す
火傷の水ぶくれは、針でつついて水を出す
その時は、理由は分からないが正しいと思っていた…。裸の王様…とは一寸違うか…ともかく無知というものは怖ろしい。鞭も怖いけど。
もっとも大きな間違いだったのは、「スポーツの最中に水を飲むな」でしょう。30年前までは、どんな競技でも監督さんが、大声で、「水を飲むなー」と怒鳴っておりました。「なぜ?どうして水を飲んじゃダメなのか?」疑問に思ったことがなかったということなのか?普通に考えると、(汗として)出たぶんを補給しなければ不足すると思うが。
スポーツには水分の補給が欠かせないことは、50年前のアメリカでは普通の話だった。より効率よくということで、スポーツドリンクが開発されたのが45年前。その頃、日本は、「水を飲むな!」の最盛期でした。知らぬが仏。その時開発された、「ゲータレード」は、現在世界70カ国以上で売られ、もちろんスポーツドリンク売り上げ世界一。
バンコク郊外で、35度の猛暑の中6時間にわたってゴルフをしたのですが、元気いっぱいでホールアウト出来ました。それがなぜ自慢げなんだって?60歳(当時)、大学病院へ通院している難病人。悪いところは、ありすぎて書ききれない…そういうアンティークな男が、35度で6時間!ドヤ顔してもいいでしょう。
元気だった理由は、ゴルフ場内に点在する売店でスポーツ飲料を補給していたからです。3~4リットルは飲みました。飲料名はもちろん、「ゲータレード」。ポカリスエットやアクエリアスはなかったのかって?なかったですねー。
日本の「水を飲むな」が、ある日「水を飲め!」に変わりました。驚いたなんてもんじゃない。太陽がいきなり、「西から昇ることにしま~す」というようなものですから。そのある日とは、「ポカリスエット」の発売の日。
これがちょうど30年前。アメリカから日本へ来るまでに15年かかったというわけです。随分かかりました。その間も日本のスポーツ選手は水を飲まずに耐えていた!咸臨丸だって堀江さんだって15年あったら、日米を20往復していますよ。(注:堀江さんは、ホリエモンではありません。「太平洋一人ぼっち」の堀江さんです)
サッカーの試合、ピッチ周辺に並ぶスポーツ飲料のボトルの数々。選手の飲む量も半端じゃない。野球選手もベンチへ戻る度に水分補給。マラソンでも水飲み場が設置されている。駅伝では、水を持った同僚が選手に伴走しながら水を手渡している。スポーツの最中の敵だった水は、今や不可欠の味方…。
鼻血が出たら後頭部(首筋の近く)を叩く
窒息したら、異物を掃除機で吸い出す
火傷の水ぶくれは、針でつついて水を出す
その時は、理由は分からないが正しいと思っていた…。裸の王様…とは一寸違うか…ともかく無知というものは怖ろしい。鞭も怖いけど。
もっとも大きな間違いだったのは、「スポーツの最中に水を飲むな」でしょう。30年前までは、どんな競技でも監督さんが、大声で、「水を飲むなー」と怒鳴っておりました。「なぜ?どうして水を飲んじゃダメなのか?」疑問に思ったことがなかったということなのか?普通に考えると、(汗として)出たぶんを補給しなければ不足すると思うが。
スポーツには水分の補給が欠かせないことは、50年前のアメリカでは普通の話だった。より効率よくということで、スポーツドリンクが開発されたのが45年前。その頃、日本は、「水を飲むな!」の最盛期でした。知らぬが仏。その時開発された、「ゲータレード」は、現在世界70カ国以上で売られ、もちろんスポーツドリンク売り上げ世界一。
バンコク郊外で、35度の猛暑の中6時間にわたってゴルフをしたのですが、元気いっぱいでホールアウト出来ました。それがなぜ自慢げなんだって?60歳(当時)、大学病院へ通院している難病人。悪いところは、ありすぎて書ききれない…そういうアンティークな男が、35度で6時間!ドヤ顔してもいいでしょう。
元気だった理由は、ゴルフ場内に点在する売店でスポーツ飲料を補給していたからです。3~4リットルは飲みました。飲料名はもちろん、「ゲータレード」。ポカリスエットやアクエリアスはなかったのかって?なかったですねー。
日本の「水を飲むな」が、ある日「水を飲め!」に変わりました。驚いたなんてもんじゃない。太陽がいきなり、「西から昇ることにしま~す」というようなものですから。そのある日とは、「ポカリスエット」の発売の日。
これがちょうど30年前。アメリカから日本へ来るまでに15年かかったというわけです。随分かかりました。その間も日本のスポーツ選手は水を飲まずに耐えていた!咸臨丸だって堀江さんだって15年あったら、日米を20往復していますよ。(注:堀江さんは、ホリエモンではありません。「太平洋一人ぼっち」の堀江さんです)
サッカーの試合、ピッチ周辺に並ぶスポーツ飲料のボトルの数々。選手の飲む量も半端じゃない。野球選手もベンチへ戻る度に水分補給。マラソンでも水飲み場が設置されている。駅伝では、水を持った同僚が選手に伴走しながら水を手渡している。スポーツの最中の敵だった水は、今や不可欠の味方…。