柿の木の
樹陰が涼し
昼の庭
かきのきの ka ki no ki no
じゅいんがすずし ju i n ga su zu shi
ひるのにわ hi ru no ni wa
梅雨も末期を迎え、真夏もまじかです。
北九州では、大雨による大災害が起こっていますが、心よりお見舞い申し上げます。
自然による大災害はいつでもどこでも起こり得ますので、いざという時に備えて、我が家では、ゴムボートを備えています。
我が家は高台であり得ないと思いますが、あり得ないことが起こっているのが今の北九州です。
福島の原発事故のように「想定外」と、後から言っても、手遅れです。
九州で起こったことは、どこでも起こり得ると考えるのが、正しい思考法ではないでしょうか?
福島の原発事故も、チェルノブイリ、スリーマイルで起こっているのだから、当然和の国でも起こり得ると。
もちろん、原発のあるところは、世界のどこでも。
ノアの箱船を忘れてはなりません。
自然は、大変恐ろしいですが、一方でとても心の安らぎも与えてくれます。
我が家の柿の木も40年を超えていますが、今も毎年実をつけます。
大半はスズメなどの小鳥たちのご馳走になります。
甘柿なので。
小鳥たちはご馳走を食べ、フンもしていきます。
そのフンと一緒に種も落としていきます。
その種から育った雑木は本当に強い。
毎年のように切っても、また切った根元から枝を伸ばし、垣根のようになってしまいます。
風通しは悪くなるし、暗くなるし・・・
天気が良かったので、一気に切りました。
ホームセンターで購入した電鋸を使って。
これが実に役立つ。
普通の鋸では1日かかっても出来ないような仕事が片付けも含めて、午前中に終わってしまった。
目のために専用のプラ製の防護メガネをつけても。
マダニに刺されないように、長袖と作業用ズボンを履き、長靴を履いて、さらに蚊取り線香を焚いての完全防備体制をとった。
だから、とても暑い。
汗がダラダラ流れてきた。
しかし、雑木を刈り終えて、水分補給を柿の木の下でしたら、涼しい風が通り抜けて、最高の気分。
その時出来たのが、上の句です。
柿の木がつくる木陰はとても涼しい。
天然のクーラーです。
クーラーの効いた快適なロマンスカーの車内や部屋で過ごすのもいいですが、和の国の高原でジョギングやテニスをしたあと木陰で涼を楽しむのも最高です。
和の国では夕方から、盆踊りや鵜飼や花火大会もありますし。
和の国の人たちは、江戸の昔からいやもっと昔から、打ち水など、賢く「クールシェア」をしてきました。
また、伊勢神宮はじめ神社の参道の両側にある樹木や神社の境内。
広重等の浮世絵で有名な街道筋の両側にある松並木。
これらは和の国に昔からある「クールシェア」の例です。
和の国へいらして、あなたも「和の国伝統のクールシェア」に参加したり、歩いたりして「心地よい涼しさ」を体験してみませんか?
(^-^)