渓谷の
流れにゆれる
足涼し
けいこくの ke i ko ku no
ながれにゆれる na ga re ni yu re ru
あしすずし a shi su zu shi
「東京にもこんなところがあるんだね。」
と、友人が喜んでいた。
上の写真は、東京の奥座敷、多摩川の御岳渓谷にある橋から撮影した写真である。
先週の水曜日のことで、首都圏も暑さに見舞われ、プールなど久々に大賑わいの頃である。
友人は、田舎を思い出したようで、わき出している清水で顔を洗っている。
私も昔田舎でしたように、顔を洗ったら汗がすっとひいていった。
多摩川沿いの遊歩道を歩いて、河原に出たところで今度は、裸足になって多摩川の水にほてった足を浸してできた句が、上の句である。
読者の想像で、自由に好きな女優さんのきれいな足を想像していただいても、いい。
俳句は、読者が自由に想像できるところが最高なのだ。
そういう意味で、和の国の「俳句」は、短詩型文学の最高峰とも言える。
(^J^)
俳句にするために、「涼し」と季語を使ったが、足を浸すと10分もすると冷たいという感じになる。
しかし、そんな冷たい水にもかかわらず、ラフティングなど若者は大喜びであった。
東京から御岳渓谷までは、電車で2時間程度でいけるし。
友人が言ったように、東京は広い。
西は奥多摩から、南は小笠原など島嶼まで実に自然豊かである。
和の国へいらしたら、東京都心だけでなく、東京の山の自然、海の自然を十分満喫されることをお勧めします。
奥多摩は、もう少しすると今度は「紅葉」が楽しめる時期になります。
楽しみが満載です。
そして、あなたも御岳渓谷へ行って俳句を作ってみて下さい。
わずか17音で、一生忘れられない美しい思い出を記憶にとどめ、いつでも思い出せるようになりますよ!
日本語なら。
(^J^)