和の国へいらしたら、ぜひ上原彩子さんのピアノを聴かれることをお勧めします。
日程がうまく合えば、ぜひコンサートで生の音を聴いてください。
上原彩子さんのピアノを聴くと、身体の中心から生きる力をもらうことが出来ます。
私は、昨年10月にサントリーホールで上原彩子さんのラフマニノフのピアノ協奏曲第2番ハ短調作品18を聴いたのですが、今だにその時の感動が心に残っています。
数多くの音楽コンサートに行っていますが、初めてのことです。
上原彩子さんのピアノの音は、磨かれてしかも生きているのです。
聴いていると自然に背筋が伸びて来ます。
緩みのない緊張感が、一つ一つの音、全ての音にみなぎっています。
身体の一つ一つの細胞が、上原彩子さんのピアノの音を聴くことを欲するのです。
上原彩子さんのピアノの一つ一つの音が力強く生きている。
だから、自分もそうなりたいと言って、私自身の細胞が叫ぶのでしょう。
残念ながら、和の国へ来ることが出来ない方も大丈夫です。
ラフマニノフではありませんが、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番がApple Musicにあります。
出来れば、ノイズキャンセリングヘッドフォンBOSE35で聴いて欲しい!
ノイズキャンセル機能があるので、どこで聴いても上原彩子さんのピアノの音をコンサート会場ほぼそのままの音で聴くことが出来ます。
しかもBOSEなので、上原彩子さんのピアノの美しい低音をそのまま聴くことが出来ます!
2002年の録音ですが、ロンドン交響楽団とのコラボは素晴らしい!
生で聴く上原彩子さんのピアノ音とほぼ同じ感動が味わえます。
上原彩子さんは、第12回チャイコフスキー国際コンクールピアノ部門で、女性として、また日本人として史上初めて第1位を獲得された方であるのは、言うまでもありません。
が、当時の審査員の方も私と同じように感じられたのだと思います。
上原彩子さんのピアノの音を聴くためにBOSE35とApple Musicに投資するのは、安すぎます。
上原彩子さんの素晴らしい生き生きとしたピアノの音をほぼそのまま聴くことが出来るのですから!
そして、力強く生きるパワーをもらえるのですから!
上原彩子さんのピアノを和の国へいらして、生で味わったら、さらに感動が深まること間違いありません。
極限すれば、上原彩子さんのピアノを聴くためだけに和の国へいらしたとしても、十二分に価値があります!
最近のコンサートは、川口市で1月20日にあるようです。
また倉敷市では3月9日にあるようです。
蛇足になりますが、どうして上原彩子さんのピアノの音に感動するかと言えば、一つ一つのピアノの音に、上原彩子さんがこれまでピアノにかけて練習と努力を積み重ねてこられたパワーが詰まっているからでしょう。
その魂が私たちに感動を与えるのです!
一つの例をあげると、サントリーホールのラフマニノフのコンサートでびっくりしたことがありました。
上原彩子さんが中央のピアノの椅子からオーケストラの方へ向かって、身を乗り出して、顔を向けて、音を聴いていたことでした。
そして、演奏中も椅子には座っていない。
ほぼ中腰で立っている。
どんな音一つも聞き漏らさない。
という音に対する魂の姿勢。
その姿勢が、感動する素晴らしい音を作り上げているのです。