東風のあさ
梅の香ほのか
和の二階
こちのあさ ko chi no a sa
うめのかほのか u me no ka ho no ka
わのにかい wa no ni ka i
先日のこと、わが家の二階での朝の出来事を、俳句にした。
梅の花の香りは、あまりしない。
ほとんど、感じないといったほうがいい。
しかし、この日の朝は、違った。
雨戸を開けて、ガラス戸を開けると、曇りだった。
しかし、少し冷たい東風とともに梅の香りが、わが家の二階の和室に入ってきた。
目を遠くにやると、梅雲を抜けた東風(こち)が、梅の香りを運んできたことが分かった。
梅の花の香りは、とてもほのかで、優しい香りがする。
少し冷たい東風とは違い、春を感じさせる。
梅の香は、和室とよく似合う。
和室でなければ、感じることができないだろう。
なぜなら、畳は部屋の空気を浄化するからだ。
畳の和室のきれいな空気だからこそ、梅の優しい、ほのかにあまい香りを感じることが出来る。
楽しむことが出来る!!
あなたも、和の国の、春の、ほのかにあまい、やさしい香りを、本物の畳の「和室」で楽しみませんか?
(^J^)
句について。
「東風」と「梅」は、どちらも春の季語である。
季重なりとなるが、この句ではどちらも欠かすことが出来ないので、両方使い両方生かすことにした。