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日本を馬鹿(馬鹿文系)が叩く、だが、それはどの程度正しいのか?非常に疑問である。

鈴木商店を思い出す。今のギリシア国債の処理。私的債権を公的資金で支える事の末路は?

2012年11月28日 23時25分11秒 | 日記

鈴木商店とは昭和恐慌の引き金を引いたとも言われる債権を振り出した所である。
鈴木商店は元々三菱(三菱商事であり、元々三菱も商社として始まった)と向こうを張る大手であった。この鈴木商店が、第一次世界大戦の頃、上げた利益と、当時バブルの様相を示していた経済の資金を使って「これからは海運だ!海運には船だ!」と言う事で造船所の買い取りを進めた。
だが、その異様なまでの買い取りは、その後造船需要がなくなって、不良債権となった。この不良債権を鈴木商店は隠し続けていた。彼らはその等の関東大震災の折に振り出された震災手形の処理を行う震災債権処理に、この造船で発生した不良債権を処理して貰おうと、こっそり紛れ込ませたのだ。だが、その事は発覚して、大問題となり、その結果鈴木商店は卑怯な下衆として、蔑まされながら倒産した。
この震災手形は、頭の悪い上に存念も、人間性も、品性も悪い三宅久之の吹聴する「君たちは知らないだろうが、関東大震災の時には震災手形という気の利いたモノがあってねぇ~」と吹聴していた、あれである。だが、気の利いたかどうかは知らないが、震災債権として上がり、昭和恐慌を呼んだ問題である。それを知りもしないで政治評論家とか経済問題に嘴を挿むなんぞ身の程を知らない糞馬鹿である。
ナベツネの数少ない話相手というからナベツネの見識の無さと了見の瀬間さを彷彿とさせる。
今はリーマンショックというかサブプライムローンの処理をしている状態である。その時に、ギリシア国債の問題がいつまでも取り沙汰されている。この債権が50%ヘアカット(元本割れ)を決めたと思っていたら、ギリシア国債の元本は減らさないという主張があったりする。
私が危惧する点としては、ユダヤか?ロスチャイルドか?フリーメーソンか?知らないが、果たして連中が強制しようとしている国債の買い取りが成功するのか?残念ながら、そうは行かないだろう。鈴木商店の不良債権を震災債権に紛れ込ませて国家処理しようとした問題は、その後発覚して、大問題となった。
またいろいろなメディアは誤魔化そうとしているが、ヨーロッパのデモは相当なもので、ギリシアもそうである。今マスゴミが世界連携でサブプライムローン並に誤魔化そうとしているが、これを隠蔽したら何時の間にかナチズムが広がったと言う不思議不思議なお話が、また今の時代出てくるのだ。
よくナチズムが何故病原菌の様に広がったのか?と言う話は、無視していたからという環境もあったのである。またナチの台頭は、それを止める側の後ろ暗い事実もあって、公然とは言えなかった。一番この頃立場がはっきりしていたのは共産主義だっただろう。だが、それ故に、ナチズムという別の理不尽が全否定されなかったわけだ。
共産主義がアメリカなどの銭ゲバ連中の全く折り合えない相手とははっきり分かったのだろう。その隙があったからヒットラーやムッソリーニの「交渉」に西側が長く付き合ったのである。例えばイギリスのチェンバレン首相がヒットラーに大幅に譲歩したのは、やっぱり後ろ暗かったからだ。またヒットラーは「国家社会主義党」と言う社会主義の形を取っているが、完全に反共産主義だった。
この交渉の相手の一人は1970年まで生き延びた。それがスペインのフランコである。フランコもファシスト党であり、そこの総統であった。しかしノルマンディー上陸作戦を前にアメリカと反共とスペイン内部に止まって、イタリア、ドイツへの協力を停止する点で折り合えて、戦後は共産主義を痛めつける雄として生き延びた。
今、また別の形の共産主義を思考する派閥とネオナチを含めたファシズムが産声を上げている。同時にイスラムも荒れている。このイスラムの荒れ方は、安定した西側的なイスラムは、往々にしてアメリカの軍事を中心とした協力があり、その指導により一番強化されたのが「秘密警察」だったりする。
イラク、エジプト、アルジェリア、シリアなどなど、またリビアもフランスの指導もあったりする。この「秘密警察文化」にイスラムは相当に腹を立てている様だ。
今、シナリオはユダヤか、ロスチャイルドか、フリーメーソン(面倒臭いから「外道ども」と以下呼称しますね)のメインラインが今動いています。でも、このラインは前もそうだったけど、必ず外れます。今回の外道どもの「新機軸」はCDSとECBによるESFSの2本柱で、あと一つあるとすればドイツと貧国或いは、北ヨーロッパと南ヨーロッパの対立の構図でしょうか?
その一方で、ポロポロ出ているのは「大国分裂」であり、この大国分裂はスペインのカタルーニャ州の独立は、所さんの笑ってこらえての中でもあったけど、カタルーニャの言葉が公式に使われなくなったのは継承戦争のフェリペ5世からだけでなく、戦前のカタルーニャ独立を止めたのは前出のフランコであった。
この独立運動はイギリスではスコットランドがそうなっている。この2つに対して、陽に否定するスペインと、陰に一応黙認しているイギリスと2つに分かれている。この事はJBPRESSで記事があった。この国家分裂の問題が出てきたのは、毎度そうだが、このような問題が発生した頃だった。
思えば、第二次世界大戦は、この放っておけばバラバラになる可能性のある国家に民族を押し込めるというのが目的だったのかもしれない。その際足るモノがチトー将軍が1つにまとめたユーゴスラビアだったのではないだろうか?
この問題は、何もユーゴやスペイン、イギリスだけではない。フランスもそうである。
フランスは五角形の形の国に5つの言葉と民族文化があると言われている。フランスでフランス語を話しているのはパリの周辺だけで、作っている発泡性のワインをシャンパンと呼べる地域も大体重なる。フランスでは、他にオック語やアルザス語、プロバンス語、そして南部の何とかって言う言語がある。ドーデの「最後の授業」で「ビブラフランス」と書いて終わる話は、アルザス人からすれば、馬鹿な話だった。アルザス・ロレーヌ地方はアルザス語を話しており、これはフランス語とドイツ語のあいの子の様な言葉だったりする。普仏戦争前後の時には、両国が「国語」と称して「フランス語」か「ドイツ語」を公に教えているだけで、地域の人は、国語が今何であるか?なだけで、どっちにも行ったり来たりしている人間からすれば、どうでも良い事なのだ。
だが、このフランスですら多民族国家であるとすれば、この分裂問題も大きいだろう。フランスとスペインにはバスク地方があり、ここはイラクとイランとトルコの中にあるクルド人問題と同じで、分裂して国家を作ろうという動きがある。
カタルーニャやスコットランド問題は、今後のヨーロッパの国家運営の上で大きな試金石となる問題なのである。これはEUのユーロ圏と言う外道どもにとって「美味しい甘い汁」が、当の国にすんでいる人々からすれば、小回りの利かないデカいだけの厄介な決まりの集まりと映っている事だろう。
だがナチズムをドイツへの敵意で押し込めた今、その方法論は使えず、また共産主義は、失敗であったと言う「貴重な教訓の宣伝」で抑え込めている。では、その場合「民族主義の沸騰」と「国家分裂」の危険性は残ったままである。
今経済問題で国債を使って首を締める事に汲々としているが、その一方で、別の姿が見え隠れしている。その一方で、もう一つのカモがいる。そのカモが、どうもアジアに居るのだろう。
それはもう一つの戦前のトピックス。ワイマール共和国の「ハイパーインフレ」である。このハイパーインフレは、基本的に英仏の陰謀と言う基本的な点をボカすと言うより禁句となって「がっこうのせんせい」が国家主導の嘘を吐くものだから、何も分かっていない奴のあつまりとなったのだが、これは陰謀によってでっち上げられたというのが正しい。そしてそれを主導したのが日教組大好きな英仏である。アメリカを悪く言う「がっこうのせんせい」は英仏はヒーローの様に扱っている。
何れにしても「がっこうのせんせい」は、前の大戦の前にも債権が問題となっていた事を「全ての国民の記憶として残す事」に失敗している。それとも最初から騙す事が目的だったのでしょうか?
今の全ての「経済」の問題は、金で、債権で世界を不安に落とし込み、全員の首を締める事ばかりである。その結果、前の大戦前後の行動があったのである。そして、今、どうも「経済破綻」のラインは積みの様である。だが今後ヨーロッパで発生する「国家分裂」の波は止まる事を知らないだろう。
外道どもの儲け口は、銀行連合、財政統合などの巨大化である。だが、その動きは国家分裂を早めるのである。さて?次はどうする?思うにスコットランドもそうだが、カタルーニャの独立の願望は何とも凄まじい。またベルギーはEUの本部があるが、その本部が置かれた所以は、民族問題が一番激しいベルギーの国内がまとまれば、EU統合、ヨーロッパ統合の夢は達成できると言う圧力の意味があった。だが金融問題は、ベルギーの誇りと友愛と製鉄所などの職を奪い去った。
その結果、どうなるのか?シナリオは、どう変えるのだろう?