まぁびっくりした。記述される内容が、基本的に「大恐慌下のアメリカ」と何が違うんだ!と言いたいほどだった。
それと驚いたのが機関銀行。この機関銀行は、いまだに、その名前の通りの銀行がある。
中でも一番ばかばかしいのが三井銀行がIJPCの機関銀行をやったのである。くしくも三井銀行は、一時期査察が入って、産業銀行から商業銀行へと中山氏が舵を切り、その為の優秀な経営者を育成したのである。だが、そこが歴史上、日本史上最低最悪の機関銀行問題となるIJPCをやった。
恋は落ちるものだと言うが金融問題もまた別の意味で気がつかない意思が向かない、本人の意思とは別の方向へ堕ちるのだ。
笑っても笑いきれないのは、三井銀行は明治の査察後態度を改めて中上川彦次郎は三井銀行を産業銀行から商業銀行へと導き、有能な経営者を輩出したと言うのだが、その三井銀行が産業銀行的立場丸出しのIJPCに突っ込んで、イラン革命、イランイラク戦争に巻き込まれ。更には国家救済を言うのだ。
アメリカも大概無茶苦茶と思っていたが、どうして日本も無茶苦茶の最たるもので、債務問題の後片付けがどう行われたか?考え物だ。
読めば読むほど頭が痛くなる。
大体、産業銀行=機関銀行=投資銀行といえる。アメリカは、これをまともなものとして置いていたから、リーマンショックが起きたのだ。
それにしても明治から大正・昭和とずっと「バブル対策」の山で、結局、まともな経済状態とは戦後を待たねばならなかった。それが1980年からまた復活する。となれば安定した経済はほんの20年程度しかなかったことになる。
毎度毎度竹中平蔵が「利口利口」とホザクが、どこが利口だ!
今アベノミクスも変な方向に動いている。LEATのみならずNISAを販売し、このNISAを小学生でも投資できるという気が狂ったとしか思えない事を真顔でホザク議員が出てきたのだ。株やがキチガイなのはトウの昔に分かっている。
毎度投機やは麻薬患者と同じでキチガイである。実際、リーマンショック関連のトレーダーの脳は麻薬を欲する脳に近くなっているようなのである。
私は宮城谷昌光氏の小説をよく読むが、暴君とはキチガイである。どうしようもないキチガイである。しかし、それが社会を動かしている。民主主義の今になっても、慶応の竹中平蔵の様な世界の経済界がキチガイと認定する奴が国会議員になるという有様。われわれは今の時代のキチガイにいいようにされている。
もっと思うのは、シュメールのギルガメッシュ叙事詩は明らかに精神分裂の様な発言をする者が王だったのだという。
しかし、昭和金融恐慌史では、例の昭和金融恐慌を起こした「今日、正午ごろ、渡辺銀行がとうとう破綻いたしました」と言う歴史に名高い「虚報」を吐いたのは片岡直温蔵相で、この馬鹿が低脳の能無しかといえば、金本位制の日本の導入を意欲的に考えていた男だというのだから、良く分からない。
この馬鹿の寝言により高橋是清は様々な方策に走りまくり、結果、あの前代未聞の片面印刷の倍額印刷の紙幣=裏白を発行して急場をしのいだ。
だが、冒頭からこの本は弥縫策(その場凌ぎ)を連発させている。それは、それまでの明治の金融システムが原敬や伊藤博文などの都合で、様々な投機キチガイの膨らませた損を国庫から出して処理するのであり、全く弥縫策の最たるものだった。
しかし成金の第一次大戦の前後の計座揺り返しの時にも問題を根本から解決せず、竹中平蔵の利口と良く似た愚劣な弥縫策が乱発され、その発生する世界的な経済揺り返し、更には関東大震災となって、もうどうしようもなくなるのである。
そして、それは三宅久之などのような「口利きブンヤノ成れの果て」が散々出回ったらしい。これなんぞを見ても、たかじんの委員会はろくでもない奴の集合体のようである。
ちょっと前に「お家さん」と天海祐喜と小栗瞬が出ていたが、この鈴木商店が台湾銀行と結託して不良債権を隠蔽しようとしたのだが、それと同時に、もっと小規模では74銀行と茂木商店の機関銀行化が問題となった。当然破綻。
だが鈴木商店と台湾銀行では銀行の規模が違うので、それはそれは大混乱だったことだろう。
思うに、満州進出をしたのは、馬鹿で下衆で低能で利権ばかりを追い求める将来を見ていない近視眼的な経済界の馬鹿野郎、主に慶応のクズに呆れ果てて始めたようなものである。
ちょっと読むのに体力が要った。