前の三菱化学の事故と、と言うか事件ですね。
近年の大企業のプラント事故は往々にして、監督官庁や県などが改善要求を出しているのにも関わらず、それを放置してのものが、これ以外にも出ている。
日鉄住金の工場爆発は、もう、無理があります。何しろ、石炭が溜まっている所から火と煙が出ているのを見て、石炭を取り出そうとすると言う行動は、かなりヤバイ。
人力でやるとしても、高が知れているし、スコップで排除すればチリが舞い上がって炭塵爆発を起こす。
この問題は設備を甘く見て、設備の関係者が冷や飯喰らいだったのでは?と思われる。
プラント事故は、管理不行き届きが問題となるが、その管理不行き届きが何故発生したか?が分からないと意味が無い。
多分、設備計画に無かったんだろうと思っていて、また、その設備が、あんまり投資したくない部分の設備なのかな?とも思う。
鉄鋼関係の設備は、結構不具合を大なり小なりを抱えており、それが製鉄所と言うのは驚きだ。日鉄住金と言うが、日鉄も住金もそんな「ケチ」でもなかったと思うのだが、
この不具合を生み出した、社内体制は、2つの大手が一つになると言う問題の穴なのかな?とも思う。社内では、共通の認識となっている、厄介事で大声でいえないものが、大手二つが隠しあって、その結果、こんな破目に遭ったと言うと、
馬鹿臭いの限りです。