歪曲される情報を見る。

日本を馬鹿(馬鹿文系)が叩く、だが、それはどの程度正しいのか?非常に疑問である。

②絶対に語られない「教訓」を御提示しよう。火山を舐めた連中と巻き込まれた被害者『雲仙普賢岳の教訓を未来へ⑥専門家に聞く普賢岳の今(NIB長崎国際テレビ•2021/05/31)』

2021年06月03日 16時26分19秒 | 権力に執着する完全な無能で魅力の無い馬鹿の無様過ぎる末路

アドレスは以下の通り
https://www.youtube.com/watch?v=96pDh7qytY4
それは、突然起きた。雲仙普賢岳溶岩ドームが、ごく一部崩壊して、斜面を流れ落ちて来たのである。それは「溶岩ドームが欠けたのが見えて」ではなく「普賢岳7合目ぐらいに土煙」が見えて「高温火砕流」が流れ落ちた事が分かった。だが「高温火砕流」の本体は森林の間を縫って下りており、様子が見た感じは、大した様子だと分からなかった。
サーモグラフィカメラで見ていた自衛隊員を除いては!
太田教授の反応は早く、とうとう来たかと言う感じだったらしい。皆が火砕流が下っている事を実感したのは麓の傾斜が少ない平地に突っ込んで、一斉に土煙で麓を覆った頃だった。この時「無鉄砲な連中」は、殆どが、その場で死亡した。犠牲者は「危険地帯」に入っていた人々で、お付きの消防団員も、その中に含まれる。
前もって、火砕流の恐ろしさは、奇しくも「フランスの地震学者の夫婦」が命がけで撮影した映像で語られていた。火砕流は、乾いた高熱の砂が滑り落ちるもので、地面の水分を一瞬で蒸発させ、その蒸気で持ち上げられ、音速に匹敵するレベルで、周囲に広がり、経路の物という物を数百度の高温で包み、大抵は焼けて灰(Ash)となる。
第一弾の火砕流は有明海迄は行かなかったが、沸き立った土煙は、永く一帯を灰で白く化粧させていた。だが、そんな中パトロール中の地元消防団生死の境を命がけで這い上がろうとしていた。
当時山麓をパトロールしていた地元消防団員達は、火砕流発生の報を受けたが、例のごとく実感は、無かったが、それは「バリバリ」と言う嫌な音と共にやって来た。火砕流の一団が道沿いに下ってきていたのである。
幸いな事に、コチラの側は、火砕流の余波程度で、押し寄せるのは木や土砂の塊であるが、それでも、その道路を覆い、高さは2mになんなんとする、恐ろしい土石流だった。
運転手の機転と運転技術が生死を分けたのである。
バックギヤ−でフルスロットル。多少ぶつけながらも、土石流を眼前に捉えたままパトロール車は、道を逆走し、とうとう土石流を振り切った。土石流が追いつけないと知った時の彼らは歓喜の声を上げた。ほんの数分のバトルだった。彼らは勝利したのである。
だが、これは災害の始まりであり、この後数年に渡る復興事業が始まるのである。それもであるが、眼の前の科学的現実が、ようやく実感されるに至って、科学を知らない者達に太田一也教授の思いと、自らの悪行を思い知らせ、宣言通り、火砕流発生の危険現実化せり!これを以て、交通規制を延長する事となった。誰も何も言わなかった。
この経緯は、NHKで実に良いドキュメンタリードラマとなったが、NHKゴキブリの詰まらん忖度であろう。たった一度放送しただけだった。ハッキリ言うが、兎に角「涙無しには見られない」名作である。
この中で脇役が主役となった。不破万作である。
いかにも、この辺りに居そうな、不器用で人の良い巡査さんを演じていた。
番組冒頭、巡査さんの声がある「皆さぁ〜ん、ここは危険地帯ですぅ〜、危険なので、直ちに退去してくださぁ〜い」と声を枯らして何度も何度も言う。ドラマの中で、何回も見られる光景だが、今の憲法では決して強制できない「危険地帯退去命令」を「勧告」として、法的バックボーンが無い今、この不破万作氏が演じる巡査さんの様に「危ないですよ、お願いしますから、ここから退去して下さい」と言う姿をきっと立憲民主党や狂惨盗の科学を全く理解しない無責任な壊れた拡声器ふぜい如きが軽蔑するだろう。そんな連中は、純朴な消防団員を巻き添えにして「地獄の業火」に焼かれた。
ドラマは火砕流の惨劇を控え目に描いていた。ついさっきまで生きていた消防団員が焼けて灰色の死体となって行く姿は見せなかった。
ただ「大事な人が居なくなった」それで、十分だろう…?
そして、そんな中不破万作氏の演じる「不器用で人の良い巡査さん」白い霧の中、あのフレーズを繰り返す。「皆さぁ〜ん、ここは危険地帯ですぅ〜、危険なので、直ちに退去してくださぁ〜い」と声を枯らして何度も何度も言う。
私は涙が溢れてよく見えなかった。
詰まらんことだ…


①絶対に語られない「教訓」を御提示しよう。火山を舐めた連中と巻き込まれた被害者『雲仙普賢岳の教訓を未来へ⑥専門家に聞く普賢岳の今(NIB長崎国際テレビ•2021/05/31)』

2021年06月03日 15時29分39秒 | 権力に執着する完全な無能で魅力の無い馬鹿の無様過ぎる末路

アドレスは以下の通り
https://www.youtube.com/watch?v=96pDh7qytY4
あれから30年である。「雲仙普賢岳火砕流事件」事故ではない、これは事件だった。
動画にもあるように、雲仙普賢岳は、約300年ぶりに活動を活発化させ、何時爆発するか?周囲の関係者をヤキモキさせていたが、山頂の普賢岳ドームが成長するだけで、コレと言った被害が起きる事も無く、約半年が経過していた。
この問題は島原市長:鐘ヶ江管一が、前線を仕切り、九州大学地球物理学教授太田一也氏が脇を固め、また金子源次郎県知事がバックボーンを守り、日本国政府も推移を見守る状態であった。しかし、何時までも噴火しない普賢岳を次第に馴れてしまい、県警、自衛隊が護衛する危険地帯に観光客が溢れる状態となり「秩序が崩壊」しつつあった。
ただ、無邪気で無責任な民草は「半年も何もないから平気!どうせ爆発しない!」と高を括っていた。
だが、コロナ報道同様、科学的には、楽観論を吹聴するゴミとは逆で日々増大する普賢岳ドームが、今後、どう転ぶか?によって、事態は急に色彩を変える恐れがあった。一見コンクリートの粉を積んだだけの様な溶岩ドームだが、実は数百度の熱を帯びている事は自衛隊などの「サーモグラフィカメラ」の観測で分かっており、日々測量を行い、溶岩ドームの体積が増大する事も確認されていた。
また、日々観測される歪計、地震計は、火山活動が未だ進行中と示していたのである。太田教授は、この状況が何を示すか?最悪の状態を概ね把握していた。国土交通省や自治省の降雨水害のデータから、水無川本川に向かうのは間違いなく、恐らくは、そのまま有明海に流入さえあり得た。と言うか、異様に高く積み上がった溶岩ドームの体積からすると、あれが全部崩落すれば、島原市が全滅しても可笑しくないのである。
実際6月 30 日発生の土石流による災害. となって国道 57 号より下流の水無川本川河道を流下したと推定され,国道 251 号付近の河道に約8万m² の土.砂が堆積した。これは、溶岩ドームの体積のごく一部でしか無かったのであるにも関わらず、周辺の被害は決して小さくなかった。だが、島原市は梅雨の降雨と台風による水無川本川の土石流を只見守るしか手がなかった。
だが、6月 30 日発生の土石流以前の雲仙岳山麓は、フランスの地震学者の夫婦が、火砕流の絶好のアングルを求めて先走り、他にもカメラマン、何処ぞの地震学者が湧いて出て、日々島原署の警官や島原市の役人に「ここは危険地帯と想定されておりますので、今の内に至急機材を撤去し、安全地帯へ御退去願います」と言われても鼻先で笑い、言う事を聞かなかった。件のフランスの地震学者の夫婦は「危険地帯警告」に激昂し「私は地震のプロだ!自分の心配は自分でする」とマスゴミや関係者に食って掛かった。
コレに対して、島原市の消防団では、団員を「困ったチャン」に一人ずつ配して「連絡係」として、また自動車によるパトロールを実行していた。
だが、大問題が鐘ヶ江市長や太田教授を襲い掛かった。地元の配送業者である。彼らは島原半島の農産物を都市へ輸送する唯一の生命線だが、通常は北回りラインを使っていたが、困った事に、島原半島の北回りは「危険地帯」である水無し本川を横切るのである。其れ以外の道は島原半島を南に大きく迂回した道しか無く、1〜2時間は長くかかり、また燃料代も馬鹿にならなかった。
普賢岳の溶岩ドーム問題で、陸上の搬送は大きく減り、熊本行きフェリー乗り場は北側である。配送業者と地元農家は、生命線を断たれており、それが半年続いていた。市と大学への地元の風当たりは強く3月から怒号の中「何時まで待てば良いのか!」と特に太田教授は詰め寄られ、殺すとの脅迫電話を何回も受けていたのである。
6月30日、それは市と地元の協議会で、太田教授が「この一週間、普賢岳溶岩ドームによる火砕流の兆候が見られなければ、交通禁止を解除する」と宣言して4日目の事であった。