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「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20080727

2008-07-27 | 矮小布団圧縮袋

○今MONTHLY Vamps vol.1の文章を読んでて、おお!と思ったのだが、死神博士で言及されている天本英世さんのお通夜は、2003年3月に北九州市若松区内の教会でやっていて、わたくしも会社の帰りに電車乗ってお参りに行きましたのをまたもや思い出しました。映画関係の人やスペイン関係の人の他、周辺か遠近でニュースで聞いてやってきたファンの人も結構献花で後ろの方にいたと思う(年は自分か自分より少し上か下かな?くらいので、うちは兄の分と連記でしたな)。教会の礼拝堂で、尊敬していたのでお別れにとお願いして拝ませていただけましたよ。静謐な厳粛さをたたえた御顔でしたね。子供の頃から見てるから「ああ、この人が、いなくなっちゃうんだ。あえないんだなあ」と思うと、素朴にさみしく感じたのが本当で、そういう気分になってしまうことも不思議な感じでした。今も映像に残ってますがあのぴりぴりとしたシニカルな芸術的知性の塊なところがcoolですからね(ま、それだけではなく、紛れもなく骨格からして美形だからに他ならんが・笑)。天本さんは歴史上に残る作品の数々で「世の中にはどうしてこんな恐ろしい人がいるんだろう…」と思うような怪人を(人間・間含めて)やっていて(それがどれも周到に造型的にも精神的にも美しいわけで)、それは一つ一つ思い出すと多分緒方拳さんのぬらりひょん演じる映画とかいうのともちょっと違う、さらに現代社会の狂気と背中合わせに壮絶なレベルの過激な戦慄を静かに秘めているファンタジーな感じがしたんだけども。昭和の映画だったからというだけでもあるまい。改めて気づくこととして、自分は芸事を見る時に、なんだかその役が「登場した一瞬、その場の世界が変わってしまう」みたいなあの瞬間が好きなのか。それはその人の個性だけじゃなく、多分「演じること」で増幅されてるものと思うけど、そういう毒みたいなのが、ずっと原景として心に残り続けるのかもしれない。…つまり、そのへん見て育ったおっさん共通世代ってことで(すんません、イカデビルもリアルタイムで見てます・笑)だが子供の時から子供だましではないハードな素養で鍛えられてきて、幸か不幸か「殺伐とした文化の豊かさ」のおかげか、「畏怖」って感覚は持っているのだろうと思う。そうか、思えばそれからもう5年もたつのか。(あの時感じてた憂鬱とかまだ憂愁の域で、今の抗争状態の戦闘から考えると全然ちがうなあ…←!?)などとその後の5年の展開に思いを馳せても、ちと愕然と応えるものあり。…さて、今日は久々少し時間がとれたからブランチはスパニッシュオムレツにするか。というか午前なのにシエスタにしないともたないようなだるい暑さ哉。(20080727)
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