「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20080801

2008-08-01 | 矮小布団圧縮袋

○…朝のめざましTVから33分探偵が挨拶に出ている。ちょこまか?

 …同じく眉間に皺寄せてデスクで草稿練ってる時にメール。何かと開けたら東北新幹線だと。昨日名取の友人に電話で聞いたところよっぽど最高気温的にはましだろうけど仙台おつかれさん。瞬間、思い出したことがある。20代の頃のようにこういうLIVEに出かける趣味が復活してから、最近経験したこと。
 ちょっと前に博多から新幹線で近県のLIVEに行く時、黒のトレンチコート(それだけなら通勤でも季節柄着ることはある)に、中が黒の長Tに黒っぽい擦れたデニムに短黒ブーツで黒のルーズなニット帽かぶってて、平打ちリングもブレスもネックレスも基本エスニックシルバーで、落ちないようにウォレットチェーン付にしてた携帯電話をいじりながら、headphoneで大轟音でMP3プレーヤーで連続してそういう音楽を脳内にぶちこみつつ、同時に例によって半分無表情に無糖ブラックの缶コーヒーを飲みつつ、『日本人のひるめし』なんか読みながら新幹線の禁煙自由席の2人がけの窓側席にぼーっと座っていた。途中停車して、大安祝日だったからか、見るからに結婚式帰りらしいんだけどネクタイとか取ってはずしてて引出物で荷物たくさんで顔が昼間から赤くてこれから新幹線車内でも缶ビールとおつまみで行こうという感じの、既に酒臭い60代位のおじさまが、自分の隣の、通路側の席に座ろうとして、入ってきた。ふとそれに気づいた自分が、何の気なしにおじさまの方をちらっと見たら、おじさまは一瞬(うっっ)とためらう表情をして、避けて別の席へ移動していったのであった。(…これは…今…避けられたのか?…そか、こーゆー格好だと、おじさまは習性的に、やっぱり引くのか?…)と学習した瞬間。別に名刺出して挨拶してるわけじゃないし、見た目でちょっと真っ黒でじゃらじゃらしてて「ああん?」って感じだったのがいけなかったのだろうか。というか、「今、回避されたぞ」というある種マゾヒスティック?な快感は何なんだ。…はっ。やばい。これってコスプレってやつみたいなもん?

 んなことを思い出しつつ。

 夕方再度会議打ち合わせ。自分は一目ぼれとかができないと思われる性格なのだが、それにしても一人の人間を理解するのに本当に時間がかかるというか、3年4年かかることってざらなのかな。と反省しながら、つくづく人間の奥深さを思うのであった。
(20080801)
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