「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20090504拾遺

2009-05-05 | 矮小布団圧縮袋

○…こないだ来た時よりも、せんとくんのグッズが少し増えている。まんとくんと並んでる(!)ゆるキャラ共演に、なにげなくちゃっかり混じって記念写真むすび丸(^^;;)

 3月に一度、奈良市内には出張で来てたのだが、どうも物見の暇がなかった。そこで、5月3日は剛紫の大阪城ホールを聴いた後、よく以前ラジオとかでつよしが言ってた帰省コースのひとつ「大阪→鶴橋→近鉄線で生駒越え→西大寺~奈良」という流れでこっちに泊まってみよう、という企画で行く(※「大阪のつよしの代わりに、奈良行って来てやるぜ(笑)」っつわけではなく、実はぎりぎりまで3日に行けるかどうかわからず大阪内でのホテル予約をしそこない、知ってる場所でとれたのが奈良だったんだけどね^^;;ほら、大阪なら通勤圏でしょ?)。4日は奈良から近鉄を使ってどっか行こう!と思っていたが、まだ決めていなかった。何せ関西の線路といえばJR東海道線や新幹線位しかイメージできない他国人の乏しい空間認識。さしたる鉄ヲタというわけではないが、近鉄の路線図は発見があって楽しい(「なに!奈良から伊勢に特急で行けるだと!?」の衝撃など。よく考えてみりゃ街道があったのかと。その他、そことここが実は近いとか、どこで奥地になってて線が行き止まりなのか、など)。4日も橿原神宮や伊勢神宮とかそのへんを狙っていた。が、3日のつよしのMCを聞いているうちに、そういえば吉野って、まだ行ってないな、と気づき、さらに4日の西大寺乗換えの窓口で「今日は連休で鳥羽行き指定席満席です」という言葉に、ついつい吉野まで指定券を買ってしまったのだ(^^;;)。おかげでここ数年はまっている「関西各地のdeepな田舎探訪」シリーズに、強力なサイキックパワースポット?がまたひとつ加わった。いかがですか観光大使さま(何この展開^^)
※以下、農林通信員のたれぱんだとともにお送りいたします(「昼のいこい」風)

 
 西大寺に向かう途中の電車から。平城京跡付近は剛のMCいわく「空が360度」見えるというくらい、まだまだだだっ広い野が見える。こういう景色って、20年後30年後、どうなってるのかねえ。
 
   
 大和国はあまりにも奥が深いのです。俺ら他所もんが修学旅行みたいな奈良市内付近どまりではまだまだわかんなくて通り過ぎてしまうものですが、吉野まで来ると、その奥の方の片鱗に触れる気がしますな。近鉄吉野特急。橿原神宮前駅で買ったお昼の、梅守のわさび葉漬け巻き鮭すしと、柚子いなり。もはや「世界の車窓から」状態ですじゃ(※MP3シャッフル君が突然流して度肝を抜くお昼のBGM:「風の行方」^^;from『Tierra』 うへえ)次第にずんずん奥地へ。

 
 銅の鳥居は、帰ってきてから家で見た時専ch『太平記』で、ちょうど高師直(柄本明さん)がかっかっかっと高笑いしながら焼き討ちして炎上してたところだと思う(><) (←その後、再建)
 その鳥居のちょうど隣の旅館で日帰り立ち寄り入浴可(冷鉱泉を加水加熱)の露天風呂をやっていて。突然初めて来たのに、温泉、と言われると、いきなり入っちゃう(※常々持参の銭湯用タオルと、お土産屋さんで買った吉野山ご当地観光手ぬぐいを使うのであります)…これがまた、この景色(!)でお風呂、ですからねえ。くせのないつるっとしたお湯。あがってから、お土産屋さんまでとぼとぼ歩いて行って、桜ソフトクリームを食べました(桜の味^^)。
    

 時間がなくて上の方にはまだ全然行けてないので、来る方法はわかったから今度また来なきゃ。連休中で人も多いのか?…と思いきや、桜の季節とはまた違うからか、程々にまばらな中のんびり楽しめる。案外、電車も空いていたし。歴史ある聖なる山の緑の空気に包まれ、山伏の人もバス停あたりからちらほら見かけ、ここからずっと奥に入ると語っちゃいけない修験道の世界の入口なはずなんだけど、その一方で、この世俗的な楽しみとのつながりもひっくるめてこだわらないおおらかさみたいな。おばちゃんの「おおきに」。いろんなところがくらくら眩暈がするほどdeep。
 不思議と、「既視感」を感じるんですな。自分は、ここに来たことがあるような気がする。立石寺か日光東照宮か恵林寺か、似たどこか別の山奥の場所の記憶なのかな?、と思いながらも、それとも何か違うような。たとえて言えば前世が何かお坊さんか忍者かでそこで生活していた?もしくは予知夢で見たのか?幻覚かしら。それと、急激に起こってきた気分「…山って、なんか、いいな。」(…あれあれ?どうしちゃったんだ自分?)(20090505追記)
   
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