「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20130225

2013-02-25 | 矮小布団圧縮袋

○グラハム・カーの番組を見ているうちに、ついついベーコンと玉葱を「ソノキニ ナッテ オイルト バターデ イタメテ シマイマシタ」(キイロイトリ)。スープストックを入れて(普通は和風寄せ鍋に使う→)白菜とえのき、他の残り野菜のチャウダーにしたのだが、たらみのゼリー&マグのマグカップがお茶用には重く大きすぎるので、スープマグ状に利用して盛り付けたものである。たれぱんだのいる写真の、テイクアウトのメンチカツの下に付け合せぽく敷いているのは、まさしく湯掻いて熱くした「ちゃんぽん麺」だ。スープパスタ風に、混ぜていただく。


本日のBGM:
 ジェイミーの家で…#3「玉葱」(フーディーズTV、2/25 23:00~)
 ※ジェイミーといえば前に番組にゲスト風にジェイソン・ケイが出てたことがある、そのジャミロクワイのVirtual Insanity(「Travelling Without Moving」)が懐かしい(なぜかカップヌードルCMとかもあったっけ)

 ジョージ・ハリソンの誕生日(お元気なら古稀ですか)の今日、最近ケーブルテレビで歌謡ポップスチャンネルが始まったとはいっても、その一方で、フーディーズTVの放送が今月で終了予定というのが極めて辛い。(ほとんど信じられなかったのだが、番組表の雑誌の欄を見てたらやはりそうらしい。)ここしばらく少し前からは「世界の料理ショー」で再度留守録して夜楽しむという毎日だったし、英語や仏語や吹替でふんだんに放送されるジェイミー・オリバーやジョエル・ロブションなどの著名でゴージャスな海外料理番組は、NHK教育なぞでダイジェストぽく放送される前にこの局でフルで知ったのが多いし、出不精な門前小僧耳学問状態の自分にとっては、欧米ドラマ局や洋楽番組局や洋画局以上に結構新たな文化教養への扉だったともいえる。どこへ苦情を申し立てたらよいのか、なんとか視聴継続できる方法があるとよいのだが。非常に困っている。
 他の海外ドキュメント関係の局でも様々な海外教養バラエティ番組はあるものの、必ずしもここまで食と旅のテーマに特化されてもいないし、これに代わる充実したラインナップがどこかで見られるのかどうか。例えばディスカバリー・チャンネルでベアグリルスのサバイバル悪食や「アンソニー世界を食らう」などは楽しめるが、日々の調理のレシピに役立てられるかどうか(爆)とはまた別の問題だったりするのだ。

 個人的な生活の喩えで言うと、長い独居生活で時々危機的になるのがまさに食生活で、本当に気分が鬱屈して「何もしたくない時」は、まず3食を作るのが面倒になる。台所に立てない。洗い物すらおっくうになる。それが自分自身でも精神が「危険だな」と思うサインのようなものだ。そして外食や「買い食い」が続くと、精神との相互作用で次第に新鮮な野菜や果物も不足し身体も栄養失調的に、不調に至るのである。
 そんな時、今年の冬は偶然、放送が始まった「世界の料理ショー」を見ていて「…これが、料理番組というものの効用かもしれない」と気がついた。口八丁手八丁の調理を見て笑いながら、溶かしバターじゃないけど玉葱をまず炒めて何か作ってみよう、という気持ちが、一人でいてもそぞろに起こってくる。それだけでなく、出来上がったら盛り付けて一つの献立の形に仕上げてみよう、という気持ちで調理し始める。盛りつけるなら弁当も作って、他に人のいる場所で食べてみる。そうなると、作りやすいように台所を片づけて、切れてた香辛料や食器を揃えてみたりする。そういうことの一つ一つが、閉じこもりがちな心を変える気分転換になったり、作っている習慣のうちに作るタイミングを覚えることになったりしている。
 これで文化的営為の技能の「筋力」も結果的に向上しているのなら御の字だ。うーん、やはり何かレシピを学べる日常的バラエティな情報源を探すかな。(20130225)
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