
気の抜けない音楽がある。
この緊張感や挑まれる音に、身を置く危うさも、リスナーにとって、たまらないものである。
ハードバップなど、このたまらない、危うさ、とスリリングな趣がいいんだよな~って、思ったりする。
で、気が抜ける(間が抜ける訳ではない!)音楽も、時としていいんだな、これが!
西海岸に生まれた、ブルーベックの音楽は、この気が抜けるJAZZなのである。
僕にとってであるが・・・
イージーリスニング・癒し系・・・・・今なら、そんな形容か?
西のブルーベック、東のMJQか?
確かに、通りすぎてしまいそうな、軽さもある。
が、緻密に計画、計算された音作りもしっかりあって、いつまでも残ったりするのだ。
メロ、を印象深く残す・・・ってな辺りは、ブルーベックの真骨頂を感じるのだ。
このカルテット・P デスモントの力もすごい!
新緑のお山・紅葉のお山・山女さんの渓・・・・こんなところにぴったりでないか?
ウーン・・最近聞いてないな・・・キノコに向かう車中、こいつで行くか!