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もはや、このような詩人は現れないかもな・・・彼のような詩人は、20億光年ほどの歳月を待たないと地球に出現しないのかもしれない。
友人や知り合いも、彼の死を悼み文を寄せ、歌を載せていた。
小室等さんが曲を付けたものなどアップしていた。谷川さんは歌になった作品が多いなどとも書いていたが、たしかに。
これを聴いてほしいと「死んだ男の残したものは」などアップしていた知り合いも居た。
中には・・・茨木のりこ「あら、ずいぶん待ってたわよ」・・佐野洋子「とうとう来やがって!」と、そんな声が聞こえてきそうだ・・・などと、見事に絶妙なコメントを寄せた者もいた。
詩人、高橋睦郎氏が、東京新聞に追悼を書いていた。
「谷川さんの詩の特徴は、根本で自分が詩人であることを疑い、普通の人の目線で普通の人をうたいつづけ、詩人の目線で詩人の世界をうたいつづけた作品をはるかに超えた高さに到ったことだろうか。」と書いている。納得だ。
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僕は詩人と言うよりは、「言葉の職人」と自称していたが、その職人の作り出す言葉に、何度救われたことだろう・・・・・
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もう・・・時々、彼の生み出す新しい言葉に、出会うことが出来ないのかと思ったら、いたたまれないほどの、喪失感だ。