おジャ魔女どれみと徒然

おジャ魔女のこと、

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血の祝祭日について、そのイタル

2023-08-22 18:11:00 | ホラー映画

 1963年製作。スプラッター映画の元祖と称される作品です。
 ストーリーは、商店を営む男が実は狂信者で、神の供物として若い女性を殺して回る。それを追う刑事というお話。

 かなりコテコテです。コテコテですが、グロはかなりしっかりしてます。話もスラスラ流れて。さすがは元祖。
 エロにも力を入れてて見応えもありw ザ・アメリカホラー。スプラッターという。教科書的な作品。

 一時間ちょいながら中身も詰まってるし、中々面白かったです。
 色彩や映像もメリハリがあって綺麗。芸術作品みたい。

 『サスペリア』『デモンズ』のダリオみを感じさせる。
 色んな意味で元祖なんやろね。

 CG全盛の現代には出せない味がある。今だからこそ見る価値がある映画だと思う。
 では、また。


死霊のはらわたについて、そのライジング

2023-08-16 22:41:00 | ホラー映画

 サムライミって、元々ホラー監督なんやな。知らんかったw
 ホラー映画のビッグタイトル。今回、新作発表ということで1981年の第一作と2023年の最新作、両方見てみました。

 有名だけど、今まで見てなかったから良い機会や。
 見てみたら、けっこうシンプルというか、普通の作品で肩透かしやったけど。

 まずは1981年版。ストーリーは、別荘へ遊びに来た5人の若者たち。
 その別荘の地下で見つけた「死者の書」によって悪霊が蘇ってしまう。

 ストーリーとかはありきたり。こういうテンプレって誰が作ったんやろ。悪魔のいけにえとか?
 サムライミ新人監督の初々しさを見れる点では貴重なんかな。

 悪霊の造形とかはキモくて怖い。高評価の所以は多分そこなんやろ。
 後、救いがないのもええ。ちと前段が長くて退屈やったが、後半につれ面白くなっていく。

 ファンが多いのも分かる作品でした。続いて2023年版。
 死霊のはらわたはシリーズ化してて、続編映画が2本にドラマ版。2013年のリブート版。

 リブート版は新設定らしいけど、続編映画とドラマ版は1の主人公・アッシュが獅子奮迅する話なんだとか。
 アッシュは1の後、中世へタイムスリップしたり、かなり波乱万丈の人生なんだそう。ちょっと気になるなw

 この2023年のライジングはリブート版を抜いた正統続編。
 シリーズの中でも最高興収で、かなりの話題作。
 
 どこまで原作を取り込んでるかよく分からんかったけど、シリーズを追ってなくても楽しめる作りではありましたかね。ちなみにアッシュは出てきません。
 1だけ見てたら、より楽しめる。OPとか、血吐いたり牛乳吐いたり、第一作リスペクト。

 ストーリーは現代。封印されていた死者の書がロサンゼルスのアパートで見つかって~という。
 そのアパートに住むある家族が恐怖を味わうお話。

 まぁ、1の方が面白いかったw リスペクトはあれど、最新作は1の良さが大分薄まってた。
 映像はスタイリッシュで良いが。コレジャナイ感。

 ストーリーも何かね。バカ息子のせいでお母さん死んじゃうし。
 久々に見たな。こういうヘマする奴。バカ息子はきっちり死んでくれるので、そこだけは良かったなw

 希望を残すエンドで、続編はちょっと気になるかも。
 導入としては良い作品やった。本当に続編次第な感じ。続編作るんか知らねーけどw

 最近は名作ホラーの復活が多いでんな。スクリームも楽しみ。まだまだ生きなあきまへん。
 では、また。




ウィッチサマーについて、その木の魔女

2023-08-10 23:34:00 | ホラー映画

 本国アメリカで大ヒット。かなりの話題作なんだとか。
 噂はかねがね聞いてたけど敬遠してて、今回やっと見た。

 だけど、まぁ……まあまあの出来だったなw
 パッケージ見た時の雰囲気とかで、何となく察するとこあったが。

 ストーリーは、

 離婚した父親の元で暮らすことになったベン。
 しばらくして、彼は隣家に住む夫婦に奇妙な違和感を覚える。

 魔女と言うと、皆さんご存知『ブレアウィッチ』。
 悪魔やゾンビはガッツリ襲い掛かってきますが、今作の魔女はしっとり系。そこは俺の好みでした。

 ジワジワと家庭を侵食する。不気味な感じ良いですね。
 それとブレアウィッチよろしく、特殊な能力を持っています。

 最近の悪魔は幻覚で攻めてきますから、魔女も負けてらんないw
 ブレアウィッチは時間加速。今作の相手である木の魔女は《人間の記憶を消す》。

 これが後半のどんでん返しへ繋がります。
 多分、高評価の所以なんでしょうが、正直「そんな驚くことか?」とは思ってしまうw

 「じゃあ、何でもありやん」とも思うし、こういう能力系は人間が対抗しようないのがな。
 まぁ、親父が勇敢なとこ見せてくれて、スカッと終わるのは良いけど。

 多分、そこも高評価ポイント。
 この映画、そんな怖くないけど話は面白いし、塩梅としてはドンピシャなんちゃう? 見る人を選ばないというか。

 ホラーを強調すると怖くて見れないだの中身がないと言われ、ストーリーを重視すれば中弛みと言われ。
 ホラーとストーリーは両立せんと思ってたけど、今作はそこのとこ上手く調節できてたんかなと思う。

 続編どうなるんかね。なんか日本人が思ってる以上にめちゃめちゃヒットしたらしいし来るは来るんだろうな。
 過去編とかあっても面白そう。何だかんだ期待はしちゃってるわw 続編楽しみ。

 では、また。



呪餐について、その悪魔の奴隷

2023-08-06 19:14:00 | ホラー映画

 予告見て絶対借りよう思ったやつ。2022年アジアNo.1ホラー。
 予告だけで鳥肌立った。めちゃめちゃ期待したんやが……

 うわぁぁぁ、『悪魔の奴隷』の続編だぁぁぁ!!!

 そういや思い出した。まさか続編に巡り会うとは……
 いきなり『2』って出て「は?」と思ったら……一番のホラーやったw

 2017年に第1作、6年ぶりの続編とのこと。
 前作から4年後の1984年。前作で酷い目に会った家族が引っ越し先のマンションでまた恐怖体験するよって話。

 前作の内容覚えてないけど、つまんなかったのだけ覚えてる。初っぱなから強烈な肩透かしを食らった。
 まあ、冒頭からエレベーター事故までは雰囲気良さげ。意外に大丈夫なパターンかと思ったら、こっからどっちゃらけ。

 まず暗い! 見辛い! 何が起こってるのか分からん!
 根本的な視聴のし辛さ。舞台が深夜、豪雨の中のマンションで明かりはマッチや懐中電灯だけなんで。

 これで暗さをもっと効果的に使ってたら、まだ許せてたが。
 どうせ死体動くんやろ?って見え透いてるし。それに暗すぎて一瞬しか映んない。何が起きてるのかマジで分からん。

 俺お気に入りのタラバソロも続投なのは嬉しいが。
 暗すぎて全然体つきも見えない。分からん……(´;ω;`)

 それに怖さより、ストーリー重視なんがな。
 今作からカルト教団の巨大な陰謀が明かされ~って展開。そのストーリーがつまんなそう。

 『哭悲』見て心底「やりすぎや!」って思った。でも、あれは正しいんやな。
 哭悲はストーリーなんてあってないようなもんやが、怖さ全振り。

 ホラーはホラーをせやあかんってこと。
 『3』は絶対見ない。もう覚えたからな(怒)

 まぁ、俺としては『哭悲』『スマイル』『呪餐』で三段活用、大中小みたいな感じでオチがついて、ホッとしたがw
 ズタズタにされた心が完全回復。そこだけは感謝やな。

 では、また。

 

スマイルについて、そのローラは眠れない

2023-08-05 23:17:00 | ホラー映画

 『哭悲』で大ダメージを負いはしたが、性懲りもなくホラーを見るんだよねw
 元々、この作品が本命で、哭悲はついでに借りただけなんですが、顔面メリコミパンチを食らった。

 とはいえ、見んわけにはいかんでしょう。こちらもホラーの話題作『スマイル』になります。
 まずデンと女性の笑顔。パッケージから怖いっすね。夢に出てきそう。

 まぁ、全体の総評としてはまあまあってとこだが……見たことある展開だった。
 てか、まんま『マーラ』でした。すごい既視感。マーラは面白いからね。マーラの筋書きが優れてるからこその作品でした。

 パクりと決めつけるのは酷いし早いかもしれんが、主人公の仕事も似てるし。う~む。
 原作はパーカーフィン監督が作った短編映画とのこと。それを長編化。フィン監督のプロ初挑戦作品。

 まだ新人やから、これからに期待ってとこですかね。
 面白いは面白いからね。見て損はない。

 ただ正直、一番怖いのは主人公のローズだったりしますw
 憑いた人間を自殺に追い込み次々に獲物を狙う「それ」との戦いを描いた作品。

 「それ」は他人には見えず、他人に話した所で解決もしないし理解もされない。幻覚はホラー界最強の能力。はっきり分かんだね。
 その孤独感というか。ローズの頑なな性格も、さらに怖さを助長してる。ジワジワ来る。心臓が痛いw

 前回の哭悲は直接的物理攻撃だったが、今作は精神的な攻め。ここら辺の表現は上手かった。
 それ故にラスト、もう一頑張りしてほしかった。マーラも完璧ではないし、そこを補完してほしかったな。

 まぁ、別作品だから変な期待しちゃあかんかw
 哭悲で食らったダメージがちょっとだけ回復したから良しとする。ホラーで受けた傷はホラーで癒すw

 では、また。