ジャンプの人気漫画原作、「呪術廻戦」の劇場版。
世界興収265億のモンスター映画。呪術廻戦のアニメは面白かったんで、期待大で見させてもらいました。
ストーリーは「呪術廻戦0」、原作者・芥見下々氏が描いた短編を元に、本編「呪術廻戦」が始まる前日譚となっております。
主人公は乙骨憂太。本編主人公・虎杖の先輩。作中でも強キャラで知られ、憂太が高専へ入り成長するまでのお話となります。
原作の短編漫画は発売されていて、事前にゲットして読みました。
漫画だけ読むと、どうなんやろってちょっとな。フィルムレッドとは違う不安が過りましたが……。
まぁ、見たら、ま〜た不安が的中しましたけどねw
なんなん日本アニメw 曰く付き物件しかないやんw
まず第一として、漫画そのまんまってとこ。
正直、そもそもの原作となった短編漫画がそんな大した話じゃないからw
読んだら分かるけど、突出した能力を持つ主人公が見出され成長し、強敵と戦って勝つ。
典型的なテンプレストーリー。乙骨の紹介ってだけの話。だから、アニメ化してどう変わるんやろってとこ楽しみにしてたのに……。
芥見氏も「これアニメ化すんの?」って、正直思ったんちゃう?w
映像表現としてはもちろん素晴らしい。緒方さんの熱演であったり、見て損はない。良い所しかないんだが。だが……。
百鬼夜行全体の動向、五条先生VSミゲルとか。他のサブキャラも描いて。
話を補足しての完成形はできたんじゃないすか? まぁ、見所はそれだけやなw
そもそもがアニメ化してどう……という作品じゃないからな。
漫画+アニメで相乗効果どころか何かが生まれてるわけでもなく。
1+1=2みたいになってたらまだ良かったんやが、1=1みたいな作品w
声が付いて絵が付いて、作画も背景も音楽も良い。イコールは言い過ぎにしても、描かれてる話がね……パッとはしないよな~。
純愛やら、なんや宣伝で言うてたが。単純に期待を全て下回ってる。
もっと劇的な話や描写を想像してたのに。カツカレーを注文したら、そうめん食わされたみたいなw そうめんはそうめんで旨いし腹も膨れるから何とも言い難い。淡白な作品が出来上がった。
本当に原作好きな人しか喜ばんやろ。もしくは五条×夏油のカプ厨。
漫画からまんまスライドしてアニメ化しただけだから。「おおっ」とか感動するとこもないし、マジで見てて困った😅
どうやって265億まで持ってったねん。
まだ鬼滅熱が残ってた時期だから、その余波かね。この映画もなんか見る前から傑作だみたいな雰囲気あったよな。つまり鬼滅凄すぎw
色々言いたいけど、特に問題なのは夏油。
映画のラスボスやけど、弱い……w
乙骨のかませ犬でしかないし、その暗躍も、普通の人間殺して呪術師だけの世界を作るのが目的って。
戦闘も弱けりゃ思想も幼稚という。ウタを見習えよ。ウタは大将も翻弄してたし思想もまだ崇高だった。
「呪術師だけの世界」と言われても、何言ってんだコイツとしか思わない。
非現実的すぎてピンと来ない。緊迫感もない。最強キャラの五条先生もおるし無理やろってのがハナから分かるのがな。
やたら勝算アリ気やったのも、乙骨殺して里香を乗っ取るつもり満々だっただけという。
そりゃ乙骨の実力なんて分からんかったやろが、仮にも特級呪術師同士の戦いなのに。なんで初めから勝確だと思っちゃったんだろ?
興収で決着してるけど、断然、フィルムレッドの方が面白かった。
原作改変はあれど、話の膨らみ見応えもあったし。AdoのMVだ散々言われてたが、そんなん言ったら呪術はKingGnuのMVだろがい。
鬼滅の無限列車ですら段々と愛着が湧いたのに。
呪術には何もない。無味無臭。
アニメのシーズン2は五条×夏油の過去編らしいけど、それ見たら印象変わるんかね?
夏油があーなったのも、それなりに理由があるらしいし。まぁ、また全話纏めて見ますわ。
憂太×真希のカプはちょっとドキッとしたw
でも、どうせ鬼滅の炭カナと同じで本編ではやってくんないやろ。このまま腐女子人気保つ感じでしょ。
ジャンプ漫画はもうちょいノーマルカプを大事にしてほしいが。
まぁ、商業的に腐推しの方が儲かるから仕方ないのかね。
てか、呪術はともかく、MAPPAどうした?
進撃の巨人やチェンソーマンやら、他の話題作も手掛けてるがどれも評判悪いし。
この映画はヒットしたからええかもせんが、何か雲行きが怪しくないか?
呪術も一時期はジャンプの看板と嘱望されてたのに。もう最終章突入でボチボチ終わるらしいし。
結局、ワンピースが最強じゃねーか!w
では、また。
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