退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

差別?

2020年04月11日 17時48分38秒 | ニュースより

         ハーバー・ビジネス・オンライン  2020/04/10 08:32

緊急事態宣言の地域に指定された千葉県のとあるパチンコ店経営者が、社会的な課題に対する市井の声を集約し、価値ある発信に変え、キャンペーン化するためのインターネットツール「Change.org」に、パチンコ店のリアルな声をあげ、人々の賛同を募っている。

「セーフティネットのパチンコ業界に対する職業差別撤廃を求めます!! 営業補償してくれとはいいません。従業員を守るために一般企業と同じように特別融資をうけられるようにしてください!」

「セーフティネット保証」とは、中小企業庁が主管する制度で、全国的に経営状況が悪化している業種の中小企業に対して、市町村の認定を受けることで特別枠での融資を受けることが出来るようになる制度である。




人が嫌がることは『不平等感』。
 差別されたと感じたら憤るでしょう。教員がやってはいけない第一のものです。
そして、『金銭トラブル』。
 お金にまつわるトラブルは多いものです。私の親は「人にお金を貸すときには『あげたもの』と思いなさい」と言っていました。



「緊急事態宣言」には、この両方の要素があるようです。


 休業補償を受けられる人と受けられない人。
 融資を受けられる人と受けられない人。

そして、パチンコ経営者のような既存の「保証」を受けられる人と受けられない人。



このような大きな災害時には、小さな摩擦が大きな不信感に膨れ上がるのではないか。

こんな時、行政のサービスは万人にできる限り平等であってほしい。と感じました。


言い訳

2020年04月11日 17時04分21秒 | 思いつき

なぜ、議員の皆さんは番組に出てコメントを求められると、言い訳が先に出てくるのだろう?
今回のコロナ騒ぎで感じることです。


政府は、諸外国と違って強制力がないので強い要請はできないと言っています。

でも、できる範囲のことはしなくてはいけない。
人が死んだら経済もくそもないのだから。

制度が違うからという理由で他国のやり方を見習わないことが理解できない。
近づけるだけでもいいじゃない!



PCR検査を増やせというと、
 正確ではないから云々・・・ 他にとって代わる方法があるのか?
 ベッドが足らなくなるから・・・ 隔離の基準を変えよう。そしてベッドを借りまくろう。

下らない理由をつけて他国のやり方を見習わないのはメンツか?


水際対策やクラスターを追うやり方は、流行の初期段階ではとても効果的だった。
しかし、現在は違う。初期の成功?からか、または一度出した方法は変更しない行政の体質か、次の段階への対応ができていない(遅い)。

初期段階の政策を否定しているのではない。今に合わないだけだ。
もしかして、初期段階の政策の効果に対する批判と勘違いして身構えているのでは?
 それどころじゃないでしょう。



 
 話は変わりますが、学校の先生は忙しくてはいけないと考えていました。
それは、楽したいということではなく、いつ出されるかわからない生徒からのSOSに対処するためです。
SOSの発信は分かりづらいものです。教員側が察知することが重要になるのです。


 医療も同じではないだろうか。
「病床数はギリギリ足りている」「医師看護師はどうにかやりくりできている」ではだめです。
いつ、大規模な事故・災害・オーバーシュートが起こるか解らないのだから、医療従事者は少し暇なくらいでなくてはいけない。
それも国防の一つでしょう。
医療従事者の疲弊は、私たちの身に及ぼす危険が大きく、日本列島に多数のミサイルが向けられている以上の危機だと思うのです。

医療現場の課題は最優先で解決しないといけないでしょう。




『緊急事態宣言』が出されました。
今までの自粛と何が違うのかよくわからない部分もありますが、とにかく出たのです。

それによって見えてきた課題もあるかと思います。

その課題に対してどうやって素早く対処するのか。

政策は出すだけではなく、そこから見えてくる課題を見極め、また新たな対策を講じることが求められていると思います。

まずいのは「政策が完璧でなかった」ことではなく「新たに生まれた課題から目を背けた」ことでしょう。

完璧な政策などありえないのですから。