ハーバー・ビジネス・オンライン 2020/04/10 08:32
緊急事態宣言の地域に指定された千葉県のとあるパチンコ店経営者が、社会的な課題に対する市井の声を集約し、価値ある発信に変え、キャンペーン化するためのインターネットツール「Change.org」に、パチンコ店のリアルな声をあげ、人々の賛同を募っている。
「セーフティネットのパチンコ業界に対する職業差別撤廃を求めます!! 営業補償してくれとはいいません。従業員を守るために一般企業と同じように特別融資をうけられるようにしてください!」
「セーフティネット保証」とは、中小企業庁が主管する制度で、全国的に経営状況が悪化している業種の中小企業に対して、市町村の認定を受けることで特別枠での融資を受けることが出来るようになる制度である。
人が嫌がることは『不平等感』。
差別されたと感じたら憤るでしょう。教員がやってはいけない第一のものです。
そして、『金銭トラブル』。
お金にまつわるトラブルは多いものです。私の親は「人にお金を貸すときには『あげたもの』と思いなさい」と言っていました。
「緊急事態宣言」には、この両方の要素があるようです。
休業補償を受けられる人と受けられない人。
融資を受けられる人と受けられない人。
そして、パチンコ経営者のような既存の「保証」を受けられる人と受けられない人。
このような大きな災害時には、小さな摩擦が大きな不信感に膨れ上がるのではないか。
こんな時、行政のサービスは万人にできる限り平等であってほしい。と感じました。