いよいよ緊急事態宣言が発せられました。
108兆円ってすごいな・・・と思ったけれど、よく見ると貸付ばかりで6兆円しかくれないみたい。危機に面した人たちは大丈夫なのでしょうか?

地方公務員だった私は、個人事業者の方々と違い、補助金の申請などの手続きに疎いので、損失補償の手続きがよくわかりません。(無職の私には損失が無いのですが)
「万引き家族」という映画をBSで見ました。
アカデミー賞の「パラサイト」にもありましたが、フィクションであれ似たような境遇の人は先進国の中にもいるのでしょう。
一見豊かになった社会の中で、所得格差が広がっているのは世界共通の現象のようです。

そんな人たちの中にも私のように『手続きオンチ』はいるのではないかと心配です。
守られるべき人たちが、あの複雑な手続きを完結できるのか?
税制でもなんでも、頭がよくて詳しい人が得をするシステムではないのか?
年金にしても、何年も積み立ててきたのに、「申請」しないともらえない。
声かけ(通知)はしてくれたのですが、「○○の場合」が多く複雑で頭が痛い。
手続きを複雑にして、申請漏れにより歳出を抑えたい…なんて穿った見方をしてしまいます。
そんな時は、役所の窓口で説明してもらうのでしょう。
仕事が増える職員の方々には、大変でしょうが解りやすく説明してあげてください。
早く現金が手元に届くことと、そんな窓口の前でクラスターが発生しないことを祈ります。
あと経済的保証は、医療機関にも必要じゃないかな。それでなくても死ぬほど忙しいと聞いているし、特別な設備投資が求められているのでしょうから。
なぜ、4月8日だったのか? 考えてみました。
まさか、一か月後が大型連休明けで区切りがいいとか・・・?
今週、始業式や入学式を迎える学校関係者にとっては最悪のタイミングでしたね。
日々変わっていく状況の中で仕方がないとはいえ、私のスマホには
「本日(7日)準備登校で準備(入学式)したのに残念」とか
「クラス発表と教科書配布だけする」とか
「クラス発表も5月6日」など、学校によりまちまちで混乱が伝わってきます。
マスコミが騒ぎ出した3月末にでも云ってもらえれば良かった。以前の一斉休校も突然でしたしね。
どうも「決断」に「細かな配慮」が伴いませんね。国全体の舵取りなので難しいのでしょうけど。
総理は「専門家」と繰り返し云うけど、専門家が学者さんだけじゃ駄目でしょ。
「現場」ですよ。「現場」目線の意見を入れないと。それができてこそ『プロかな~』なんて思ってしまいます。
最後に、もう一つ解らないこと・・・。
「非常事態宣言」がでたら、政策決定の権限はそれぞれの首長に行くのですよね。
小池都知事が「国とのすり合わせ」というのがわかりません。
「お伺い」ということなのでしょうか?