内閣不信任案が否決されました。
枝野幸男代表は会談後、記者団の取材に応じ、内閣不信任決議案を提出する理由について「数多ある」と延べました。
しかし、野党の立場として「不信任案提出」は仕方がないとしても、「多数ある」の多数を具体的に表しているマスコミを見ない。
「政権交代」以外の理由が国民にわかりづらい。
これは、野党側の発信に具体性がなく発信力も乏しいことが原因なのだろうか。
与党側は、否決の理由を「不信任に値しない」というだけで、野党が云っている(?)不信任の理由に答えていない。
私たちの耳に入ってこない。
これは、私たちの勉強不足というより、マスコミの力不足なのだと思う。
マスコミは、「解散の時期」ばかりに注目しています。
だとすれば、今回の不信任案提出についてもっと掘り下げてくれないと、解散後に来る選挙で選択がしづらい。
選挙前には、「投票率」などと大騒ぎするくせに、多くの分岐でこの有様では、マスコミも一野次馬としか云いようがない。
こんなことの繰り返しで、本来重い意味を持つであろう『内閣不信任案提出』が、単に「野党が駄々をこねた茶番劇」に写ってしまうことが残念だ。