退職オヤジのひとりごと

退職オヤジが直面する新しい日々…感動か困惑か?
カオスの日々を綴ります

成人式

2020年01月15日 06時36分26秒 | 歳時記

 成人式について、あるニュースを見ましたのでご紹介します。是非読んでください。


 昨今、成人式では新成人のパフォーマンスのみが注目をあびて、その意義が問われています。
 「成人式発祥の地」云々はともかく、諸塚村の1月3日に行われる成人式は、本来の姿を思い起こさせる素晴らしいものだと感じました。

 スーツ姿の成人式というのにも、参加率100%ということにも驚きました。
 記事にもありましたが、中学卒業後故郷を離れて進学せざるを得ない村の現実が、より同胞の結びつきを強めているのでしょう。

 私たちは、多くの人並みの中で生きている為、人間的ふれあいを軽んじ(疲弊し)、より孤独感を味わう結果となっています。
 かく言う私も、人付き合いが苦手でひたすら「緘黙」になる傾向の人間の一人です。




 そんな私も、今年は成人式の二次会に呼ばれました。
 実は、退職オヤジは中学校の理科教師をしていたので、かつての同僚とお呼ばれしたのです。

 幹事の子の尽力で執り行われたパーティーはとても楽しい時間でした。
 そこでは、アルコールは振る舞われず、度が過ぎる個人のパフォーマンスもありません。
 唯々、中学生時代を懐かしみつつ、現状報告の交換で盛り上がっていたのです。
 
 彼らの変貌ぶり(良い意味で)に驚かされると共に、こんなオヤジに挨拶してくれた教え子の名前が出てこなかった自分が情けなかった。


 マイクの前では伝えきれませんでしたが、彼らには激動の世の中で目先のことにとらわれず、本当に大切なものをしっかり握りしめて、人の為自分の為に素晴らしい人生を送ってほしいと思います。



 若い女性たちに囲まれた退職オヤジは、ニヤついて一緒にカメラ(スマホ)の前に立っていたのでした。




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2 コメント

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Unknown (小父さん)
2020-01-22 20:12:41
お邪魔します。

上から順に目を通してきましたが、この下の「大国の思惑」を読んで、コメントしようとしたら、既に一度書いてましたね。

果たして貴兄は、政治的な記事は教え子さんに向けて書かれているのでしょうか?

それとも万人の目に触れるブログの主張として書き下ろしておられるのでしょうか?

自分のことを差し置いてあまり偉そうな発言はできませんが、例えば「大国の思惑」の中の

>総統選挙を伝える放送に対し中国当局の干渉が大人気なかった
>台湾には「独立」を香港には「一国二制度」を・・・大国の器の大きさを示してほしいが

などは、中学生か高校生?へのメッセージに聞こえます。

中国にとっては、ごく自然な尺度だと思えるのですが・・・。
もちろん、私は貴兄の発言を全面否定しているわけではありません。

北朝鮮に「核を全面廃棄しなさい」。いや「朝鮮半島から一切の核を撤退して、米軍も引き上げる暁には、核は廃棄しますよ」という米朝のやりとりが一朝一夕には実現しないのと似てはいませんか?

資本主義の我が国の実社会ですら、狐とタヌキの馬鹿試合だと思いますよ。

もちろん簡保みたいな商いは違法行為でしょうが、「売上をあげろ!」「利益ももっと出せ!」「コストをカットせよ!」というのが普通のメーカーから商社などの経営方針なんですから。

ことに共産主義を含む独裁国家は、大小にかかわらず同じ動きをしているように思えます。

学生時代にトマスモアの ユートピアを読んで中身はすっかり忘れましたが、たしかユートピアの語源って「どこにもない国」だったと思います。

失礼致しました。
気分を害されるようでしたら、どうぞ削除してください。
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コメントありがとうございます。 (退職オヤジ)
2020-01-23 21:12:16
小生、現役時代は授業と部活動に心血を注いでいました。

 教科指導は理科ということもあり、世の中のことについて触れることはほとんどありませんでした。
 現在中学校で求められている役割に「人間形成」があり、「自分自身を見つめ直すこと」「自分自身の考えを持つこと」は、ことあるごとに言っていた気がします。未熟な子供たちの前の教師に求められていることは、一番身近な「他人の大人」でいることで、そのときに自分の考えを伝えます、私の考えとして。しかし、政治やイデオロギーの話題は自分にも確固としたものがなく、教育公務員として立場から憚れる気もしたので、只々、身近な問題の中に個人の尊厳を脅かしたり、理不尽な振る舞いがあったとき、それに対する大人の考えを熱く語ることに終始していました。それは、実社会の中では青臭いことのように見られるかもしれませんが、楷書があっての行書草書と考え、十代前半の生徒に面と向かって青臭いことを言える数少ない大人として踏ん張りました。

 私のブログは、やはり「退職オヤジのひとりごと」で、思いついたことを何の脈絡もなく垂れ流しているだけです。
 そこには無責任にも見る側を意識しない、むしろ利己的に自分の考えを整理する手段にしている、そんな自分がいるようです。

 ご指摘の内容については、判官贔屓にも似たマイノリティ贔屓が自分の中にあるのかもしれません。
 それは、物事全てが相対的であり、双方が両立すべきだという十代で受けた影響によるものなのかもしれません。
そして、40年の教員生活で染みついたものでもあるのでしょう。

 このブログは幸いにもアクセス数が少ないので、そんな気安さから思い付きを書いている次第です。

 ありがとうございました。今後も、ご意見ください。
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