こんなニュースを目にしました。
「6万円は多いから…」困っている人に無料弁当、街の飲食店が歩んだ「共助」の2カ月半https://news.yahoo.co.jp/articles/0b3240ff5d3e6daf1d2ac52596689dba15ac6fd0
心温まるニュースではありますが、美談で済ます訳にはいかないでしょう。
問題点を整理すると、
①事業規模により「6万円」の持つ意味が大きく異なるので、協力金のような『支援』には、もっと細かな設定が必要。
②住所がない人には、様々な支援が行き届かない仕組みである。(公助が受けられない)
③雇い止めなど「失業者」に対する支援を簡易なものにし、支援漏れがないようにする。
などでしょうか。
今読んでいる『言志四録』(解説書)に、
『晦(かい)に処(お)る者は能(よ)く顕(けん)を見、顕に拠(よ)る者は晦を見ず』とありました。
(下の者は上の者をよく見ることができるが、上の者は下の者を見ることができない)ということのようです。
副総理が「いつになったらマスクを外せるの?」と記者に聞く有様です。
『顕に拠る者は晦を見ず』なのですね。
医療ガバナンス研究所理事長上昌広先生によると、COVID-19は夏冬双方に感染のピークが来る特性がありそうだと云ってました。
この夏も感染拡大の可能性が有ると云うことです。
政府には、避けることのできない「第4波」に向けて、『生活支援』の更なる充実に取り組んでほしいです。
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