大谷翔平選手はロサンゼルス・ドジャースと契約しました。
イメージが全く湧かない破格の契約金についてはさておき、ドジャース球団には二人目の日本人メジャーリーガーの野茂英雄選手の活躍が印象に残っています。(一人目はマッシー・ムラカミ)
そして、今年観た映画『42 世界を変えた男』のモデルとなったジャッキー・ロビンソンも在籍していました。
彼は有色人種排除の方針が確立されていたMLBで、アフリカ系アメリカ人選手としてデビューし活躍。様々なタイトルや賞を獲得し、輝かしい功績を残したことで有色人種のメジャーリーグ参加の道を開いた。Wikipedia
4月15日を「ジャッキー・ロビンソン・デー」と定め、選手審判が背番号『42』をつけてプレーをするその人です。
つまり、ドジャースはアメリカ合衆国以外の外国出身の選手を数多く発掘することを、他球団に先駆けて行うとともに、数々の変革で大成功を収めた先駆的な球団といえます。
(在籍日本人プレーヤーは大谷翔平で10人目です)
他にも日本との係わりが深く、幼い頃強かった川上巨人軍は、私が尊敬する牧野茂ヘッドコーチと共に『ドジャース戦法』を習得し、現在日本野球の基本を作り上げました。(いわゆるスモールベースボールです)
川上監督が巨人生え抜きではない中日出身の牧野氏を招聘(当時はあり得なかった)したことは、先駆的な球団運営をしたドジャースに通じるものがあったのかもしれません。
その後も、巨人軍はドジャースのスプリングトレーニングに合わせて、フロリダ州ベロビーチでキャンプを張っていました。
巨人の9連覇はドジャースの影響が大きかったと云えそうです。
そんなこんなで大谷翔平選手のドジャース加入は、縁を感じてしまう私でした。
大谷選手へは、再来年の二刀流復活を楽しみにしながら来年の活躍を応援したいと思います。