時々雑録

ペース落ちてます。ぼちぼちと更新するので、気が向いたらどうぞ。
いちおう、音声学のことが中心のはず。

休日 2

2006年06月21日 | 

試合と試合の間に持ってきたお弁当食べて(そこまでやるか)、最後は「韓国vs.フランス」。そのころには観客は15人程度になり、多少の会話も。韓国人の学生がいて、「フランス、フィットしてないみたいだから、ひょっとして一泡吹かせるかもしれませんよ」と言っていたのですが、前半を見て、こりゃ力がずいぶん違うという感想。その人も「今日はだめだ」と言っていました。

しかし! またまた彼らはやりました。いかにフランスが「もらった」と思ってペースを落としたといえ、明らかなゴールが認められなかったといえ、ここまで何度も、しかも自国開催でない大会でも同じようなことが繰り返された以上、もう偶然だとは思えません。いつも彼らは、最後の最後までペースが落ちない。2002年のスペインも、イタリアも、本当の敗因は先に足が止まってゲームを決めそこなったことにあり、決して不当なジャッジだけが原因ではない。フランスも終盤走り負け続けた挙句、サイドを思い切りえぐられたのが同点にされた原因。韓国代表は永年の負け続けの末ついに、こういう大会でヨーロッパ各国に伍せる戦い方を確立したのだな、と思いました。

ジダンに今大会2枚目のイエローカードが出されたとき「これがジダン最後のインターナショナルの試合になるかもしれません」とABCの実況が言うのを聞いて、大変なことだと思うと同時に、こんな偉大な選手のキャリアに引導を渡すお隣の国の代表が、とてもうらやましく思えました(マルディーニだって、最後のW杯は韓国戦、アン・ジョンファンと競り合って、決められて終わってるはず)。

ところで日本に関しては、FWにいつも批判が行くのは個人的には疑問なのです。上手な選手が中盤になる傾向のある日本で突破力・決定力のあるFWがなかなか出てこないのは、仕方がない。私はむしろ「優秀なはずの中盤の得点力にこそ問題がある」と思ってきました。FWがだめなら、つぶれ役になってもらって、中盤が点を取ればいい。今ならチェルシーのランパード、その昔のリトマネン、プラティニもシャドーストライカーとして優秀。ジーコがいたころのブラジルだって、ジーコ本人がブラジル代表の得点記録3位あたりだったと思うし、ソクラテス、ファルカンも、ばんばん点を決めてたはず。

クロアチア戦で言えば、左サイドで勝ちっぱなしだったアレックスがえぐり切ってセンタリングをあげてるのに、MFどこにいるの? 一方、韓国は最後に決めたのがMFのパク・チソン。あそこに入ってきてるんですよね。ランパードみたいでした。再びうらやましい。。。

サッカーでまただらだらと書いてしまいました。3試合見終わって、インドの学生と話しながら学生会館を出ました「で、きみはどこの国?」「日本だよ(わかんないんだ、そうだろうなあ)」。。。 で、「じゃあ、また次の日曜に」だそうです。ついに「サッカー観戦仲間」形成かもしれません。

写真は、おやつを買った、学生会館内のカフェです。

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