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文学や史跡で登場するマチを旅しながら、折々、紹介することを心がけています。

花鳥風月のあそび、歓楽苦痛の悲喜、老いの白髪 「無常の風にさそわれずして、わが身あり顔の様子」14771202

2024年12月31日 16時30分31秒 | 季節
 花鳥風月のあそび、歓楽苦痛の悲喜、老いの白髪 「無常の風にさそわれずして、わが身あり顔の様子」14771202

 秋も去り 春も去って 年月を重ね、いつのまにか 老いの身 と なってしまいました。

 そのうちには 風流(ふうりゅう)な遊び をしたり、悲しいこと や 苦しいこと もあったのでしょうが、今は これといって 思い出すこともなく、ただ むなしく暮らして 老いてしまったのは 悲しいことです。

 今日まで命があったのですが、それも 夢 まぼろし のようであり、今となっては、生死(しょうじ)の迷いから離れる道を求めることしか 願うべきもの は ありません。

 遊び、苦痛悲喜、白髪 「無常の風にさそわれずして、わが身あり顔の様子」14771202
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次世代育て鍛える年齢階梯性=子ども・若衆・年寄 向田・火祭り準備作業241228

2024年12月29日 09時28分01秒 | 季節
 次世代育て鍛える年齢階梯性=子ども・若衆・年寄 向田・火祭り準備作業241228

 https://himatsuri.jp/prepare/ 向田の火祭 準備作業241229閲覧が示す、そのプロセス。
 『中日新聞』は伝える。「(七尾市能登島向田町 向田=こうだ の火祭=ひまつり―県無形民俗文化財―は)伊夜比咩(いやひめ)神社の夏祭り」。

 その起源は「越後の国をつくった伊夜比古神(男神)がこの土地を訪れ、伊夜比咩神(女神)と年に一度の逢瀬を楽しむお祭り」(「注目文化」 『のとつづり』)
 時期は「近世では旧暦6月の晦日」。
 「明治二十年代は七月三十一日の条に「夏越祭」と記され」、「「納涼祭」とも称して今日と同じく神輿の渡御と奉燈の随従、大柱松明炎上の義を行っていた」。

●綱ねり
作業担当:子ども・若衆・年寄
シコ(4本綱)は若衆、ミコ(3本綱)は年寄が練る。1本を捻じったものをさらに合わせて捻じり競争する。
子どもは、藁を束にして練っている大人に渡し、年配者は藁叩きをする。

●01 奉燈洗い
作業担当:子ども・若衆
伊夜比咩神社境内にて、奉燈に貼ってある紙を粗方はがす。紙を剥がした奉燈を、近くの用水路まで運びタワシで洗う。

●02 綱ねり準備
作業担当:若衆のみ
「綱ねり」に備えて、綱の設置。藁叩きの機械を始動させる。藁叩きとねり綱作りは、ある程度やっておく。

●03 綱ねり
作業担当:子ども・若衆・年寄
シコ(4本綱)は若衆、ミコ(3本綱)は年寄が練る。1本を捻じったものをさらに合わせて捻じり競争する。
子どもは、藁を束にして練っている大人に渡し、年配者は藁叩きをする。

●94 手松明作り
作業担当:子ども・年寄
年寄衆が子どもに縛り方を教えながら手松明を作製する。

●05 囃子方の練習
作業担当:子ども・若衆
向田集会所玄関前にて小学校6年生から中学生中心で太鼓と笛の練習。

●06 松明しばり・松明おこし
作業担当:若衆・年寄
大木の周囲にシバをゆわえつけ、左右から大ナワでしばりあげる。クレーンで大木を起こし、ささえ木をさしこむ。

●07 奉燈組立て
作業担当:若衆
伊夜比咩神社境内で、奉燈を組み立てる。クレーンを使って起こす。

●08 砂とり
作業担当:子ども・若衆
浜辺に行って、海底の砂を採る。砂を干場に持ち帰って団子にし、御旅所に並べ榊をさしたてる。

●09 祭り
伊夜比咩神社にて、火祭神事 >奉燈広場に向け出発 >奉燈広場に到着、大松明を旋回 >御旅所にて神事 >炎を灯した手松明を回しながら、大松明の周囲を回る >大松明に点火 >神輿・奉燈 伊夜比咩神社に帰還

●10 後片付け
大人は大型、子どもは小型の奉燈を解体し、神社の蔵に片付ける。
車輪は干場に片付ける。子どもは作業後、民宿「さとみ」で昼食、最後に会計さんからお駄賃をもらう。大人は集会所を片付ける。
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 「35歳以下の若いもん14人がみな『やるっ』と言うもんで」 祭祀はまず経営基盤から「よみがえる新日本紀行 能登の火~石川県~」241228

2024年12月28日 09時24分55秒 | 季節
 「35歳以下の若いもん14人がみな『やるっ』と言うもんで」 祭祀はまず経営基盤から「よみがえる新日本紀行 能登の火~石川県~」241228

 「35歳以下の若いもん14人がみな『やるっ』と言うもんで」。
 「ワシは反対であった、周りの屋根がブルーシートで覆われている地域、能登全体をみても、出来ない!!」。
 「賛成と反対が、11対11になって」「さて、どうしたもんか」「若者の声を聴くと・・・・」。

 1970年の放送。、「新日本紀行」番組。4人の男衆が稲の束を継ぎ足して綱を撚る映像。
 日本三大火祭「向田の火祭」。その準備の過程。https://himatsuri.jp/
 点火した火の燃え方で、その歳の豊作&凶作を占う、と。
 説明によると「能登島向田町に鎮座する伊夜比咩神社の夏祭」「毎年7月の最終土曜」
 「古来、オスズミ祭と呼ばれ納涼祭の文字」をあて近年では「向田の火祭」と呼称。

 時は移り、2024年の再放送。この年元旦夕方の地震で、深刻な被災を被った。
 祭祀の季節を前にムラで相談。長老衆の意見は、真二つに分かれたモノの。「若者衆は祭りで集まる」。
 長老衆の<尻ごみ>を、若者の<熱意>がうわまわった、か。

 70年放送で「綱練り ツナネリ」。祭祀はムラの生産基盤の強靭さ、コミュニケーション、次世代教育で成り立つ。
 撚る男衆4人。交代の男衆は音頭をとり、小学生が出来上がった綱を引く。
 ムラの「結い ユイ」で準備。着々、すすむ。豊凶占う神事。背景に稲作農業の力強さ。


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静=森におおわれた山 雄阿寒岳 「にっぽん百名山 阿寒岳」nhk4K241226

2024年12月26日 09時13分06秒 | 季節
 静=森におおわれた山 雄阿寒岳 「にっぽん百名山 阿寒岳」nhk4K241226

 1)滝口 登山道入り口標高400メートル
 2)湖畔
 3)太郎沼
 4)アカエゾマツク
 5)トドマツ
 6)マゲラの巣穴
 7)ヒカリゴケ(空洞)
 8)ハイマツ&ダケカンバの群落
 9)緑の壁(登ると頂上部が見える)
10)ふりかえると阿寒湖、遠景に雌阿寒岳=アイヌ語 「マチネシリ」。
11)八合目 頂上が望める
12)往時の火口
13)頂上まで緑 雄阿寒岳の特徴

 「休火山」とされてきた。ただ1万年前の火山活動「噴火」が確認され、現在は「活火山」。
 掲載図=
https://www.momonayama.net/hundred_mt_individually_data/course_data/course_data-004.html 241226 am:0855
 第一日目「雄阿寒岳」の展開。出演は案内 西田憲一郎 語り 鈴木麻里子の両氏。


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踏み固め、バランスとれた丸みと外観、違和感ない居場所空間 見てくれ超える技術蓄積 「かまくら職人 秋田」の伝統241224

2024年12月25日 10時03分44秒 | 季節
 踏み固め、バランスとれた丸みと外観、違和感ない居場所空間 見てくれ超える技術蓄積 「かまくら職人 秋田」の伝統241224

 雪国・秋田。「かまくら」が著明で<子どもたちの遊び>のように思えるが、どうしてどうして。
 土曜あさ9:30-10:00 放送「サタナビっ! かまくら職人 | 案内には、次の記載が。
 「横手のかまくら 15・16日開催」「横手市役所前・横手公園など」
 「横手のかまくら作り、今年は14人の職人で約40基を制作」。「1月中旬からかまくらが始まるまで精力的に活動します」。

 技術的には「2種類のスコップを巧みに使い、雪積みと穴あけを行い雪寄せ、仕上げの作業と進んでいきます」。
 「かまくらを楽しんでほしいという職人の思いと技に触れました」。「後継者の募集もしていますよ!」。

 しかし別な番組を視聴して、驚いた。ポイントはまず、3点。
 ●シッカリ雪を踏み固める 
  空洞の空間を掘り続けても決して壁に穴があく、天井が抜けるのことのないように。 ●バランスのとれた丸みと外観、加えて<かたまり>として規模も同じに成型。
  「水神」の祭礼として営まれる祭祀。集合体としてのバランス、見てくれの美しさ。
 ●空洞の製作。技術者もその表現に苦心していたが、結局「違和感がない」に。壁の暑さもそれぞれ均等に確保。

 番組は「造れるようになるには3年かかるか」と。本殿にあたる祭壇をくりぬいて、神体を奉祀。
 「意外とあたたかい」「居心地がよい」「風があたらないものだ」は子どもたちの感想。
 子どもの為ではない。祭祀の営為。それゆえ大人が汗をながす、かつ「後継者の募集」も必死なのだ。
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 「国際的リーダー養成」「高い人間力」「コミュニケーション力&学際的専門性」 地方=学ぶ機会&学ぶ人えられる (秋田)国際教養大学長の問題意識241223

2024年12月24日 11時27分04秒 | 季節
 「国際的リーダー養成」「高い人間力」「コミュニケーション力&学際的専門性」 地方=学ぶ機会&学ぶ人えられる (秋田)国際教養大学長の問題意識241223


 「質の高い教育を保証する努力」
 「18歳人口だけをターゲットにせず、川上=中高生だけでなく、川下=社会人やシニアまで幅広い層にとっての学びの場を」
 「社会人教育でもリカレント教育で大学に戻ってくるようなプログラムを考える」。


インタビューのなかに「SNSは自分の好みに近いものしか受け付けないバイアスがかかりやすい」とあるも、ネットに以下の情報が浮上した。
 国際教養大学長が考える問題意識「日本のたこつぼ化傾向への抵抗」 12/23(月) 15:00配信  「朝日新聞デジタル」配信で、国際教養大のモンテ・カセム学長
 https://news.yahoo.co.jp/articles/1f7606d8e30092785bf821608be1b4f24e5243da


 (初代学長)
 1)国際的なリーダーの養成=国際社会で対等にコミュニケーションがとれる「英語での発信力」&「多文化理解」に力点。


 (2代古学長)
 2)リベラルアーツの考え方=人間力の醸成。
 3)リベラルアーツを学ぶ重要性=良い人間になる土台、倫理観、哲学、道徳観を大切にする学び方で「統合知」と呼べる「学際的な専門性を育てる」
 3)(日本の学び方)=文系で<くくる>のではなく、米国の医学・科学を学ぶ人もリベラルアーツの基盤に立つ。

 (自身のことか?)
 4)国際大学には、日本のように文系、理系に分け<たこつぼ化>する傾向への抵抗が問題意識としてあった。
 5)現代の課題は複雑な問題が絡み合う。いろいろな知識がないと解決できない。
 6)専門だけにこだわりすぎると、俯瞰(ふかん)的に物事が見えなくなり、学際的に物事を見る力が、リーダーに求められる素養だ。

 (現代において)
 問い=ネットにあふれる情報を取捨選択する力もリベラルアーツに欠かせない。SNSは真偽不明の情報も散見されるが、学生や若者はネットの情報とどのように付き合うか
 答え=SNSは自分の好みに近いものしか受け付けないバイアスがかかりやすい。そこで「信頼できるサイトからしか情報を得ないなど、自分なりの習慣やルールをつくる」。 大学では批判的思考力を養い、うそと真実を見極める力を身につけてほしい。

 問い=急激な少子化で大学間の競争はますます激しくなる。
 答え=「質の高い教育を保証する努力をし続ければ、大きな打撃は受けない」。
    「ただし、18歳人口だけをターゲットにしている時代は終わる」。
    「大学は川上である中高生だけでなく、川下に広がる社会人やシニアまで幅広い層にとっての学びの場へと変化していかなければ」。
    「(多様な関係者が)どんな教育がふさわしいのかを一緒に考える」。
    「社会人教育でもリカレント教育で大学に戻ってくるようなプログラムを考えたい」。

 問い=向こう10年間の長期ビジョンで<地域課題に即した研究成果>を掲げている。
 答え=「(秋田が抱える課題は)人類に共通する普遍的な課題」。
    「世代間の交流で高齢化社会の健康寿命を延ばす取り組み」。
    「モビリティーや気候変動対策など、秋田県内だけで解決しようとせず、多様な人々を巻き込み課題解決に取り組むことで、地方に価値を創造する大学を目指す」。                 (滝沢隆史)
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 「戦いをやりたい勢力」←→「終末時計 残り90秒」 「こころの時代 難民支援“たった一人を助ける”」nhkETV

2024年12月23日 10時36分49秒 | 季節
 「戦いをやりたい勢力」←→「終末時計 残り90秒」 「こころの時代 難民支援“たった一人を助ける”」nhkETV

 戦争を未然に防ぐネットワーク=「平和の手」。
 24年12月22日朝、「こころの時代 人生・宗教 難民支援“たった一人を助ける”~松浦・デ・ビスカルド篤子さん」nhkETVの時間に、教師を辞して転じた場所が「平和の手」。
 「平和の手 大阪 カトリック」のキーワードでヒットした「大阪大司教区 社会活動 50年の歩み – シナピス」のページ。
 「結果、大阪教区発で呼びかけた『民間機チャーター』募金で、民間機を2機調達」。

 「民衆の手で日本国が戦争に加担するのを未然に防ぐことを実現した」、と。
 説明はなかったが、松浦・デ・ビスカルド篤子さんは、松浦悟郎神父息女なのかも。
 「平和をつくる具体的な社会貢献」として、評価をうける活動であった。
 「戦争を未然に防ぐネットワーク=『平和の手』」の重要な背景であろう。

 聴いていて二つの点をおもいついた。
 一は、「人類は戦争をやりたい勢力を、ある時から<抱える>ことになった」のでは。
 A)軍隊はいつの間にか訓練成果を試したくなる。B)産業のなかには備蓄した兵器を消費し財源に代えねば。その焦り。C)政権に働きかけて票を出し、仕掛けて税金を投入させる。

 二は「「終末時計」。
 「「残り90秒、2年連続で過去最短 新たな核開発競争を懸念」の報もあるぞよ。
 https://www.bbc.com/japanese/68077975。
 懸念は「核」のみにあらず。核ならすでに「ロシア→ウクライナ」で、露大統領は<ちらつかす>。

 昭和初期、日本陸軍は「柳条溝事件」を起こした、「安保法制」=自衛隊出身者の防衛大臣の提案を、委員会臨時委員長の自衛隊出身理事が委員長席のマイクを握り、強行採決。 自衛隊派遣地で起きていた自衛隊員の危機を、国会で大臣に報告させなかった内局官僚。
 軍需産業が参加して「多国間武器開発」。人命に関わる恐れのある武器の輸出を解禁。
 「戦争をやりたい勢力」。確実にというより、着々と「できる体制」を構築してはいなか。


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旧サルウシナイ川集水域巡見=時代即し新意味 釧路湿原シニア大学自治会「まち・さんぽの会 2024年12月特別例会」01

2024年12月22日 09時57分01秒 | 季節
  旧サルウシナイ川集水域巡見=時代即し新意味 釧路湿原シニア大学自治会「まち・さんぽの会 2024年12月特別例会」01

 24年12月17日正午前後 まなぼっと“幣舞”で開催、釧路湿原シニア大学自治会「まち・さんぽの会 2024年12月特別例会」
 「サルウシナイ川集水域の七福神~幣舞・住吉・富士見界わい~」の第1章。
 それは、釧路市生涯学習センターを起点に、幣舞公園―住吉2丁目13番―富士見2丁目6番経由。起点のセンターに戻る2700メートルのコース。

 旧サルシナイ川は釧路市緑ケ岡公園に源流部を有し、北陽高グラウンド、教育大学グラウンド、同大テニスコート付近で支流を合流して、釧路川に注ぐ伏流河川。
 北陽高と教育大学のそれぞれグラウンドを結ぶ位置には「学園台橋」が架橋されており、地表に流路はないが、遊水にそなえた設備が施されている。
 緑ケ岡、鶴ケ岱、住吉、富士見、浦見、南大通、幣舞に至る丘陵の稜線は、平坦低地に湧水を供給する<分水嶺>となり、稜線の北部と東部に水源を有する河川の<集水域>だ。


 幣舞丘陵には「シュバチ古戦場跡」、「松浦武四郎蝦夷地探検像」と「旧ホテルゆうやけ跡」が並ぶ。
 住吉の菓子舗・豆の木店から、釧路市夜間救急センターへ至る間に「旧朝日桜酒造跡」。その先には「大木司稲荷大神」と「福司酒造」。
 住吉の稲荷社を出たあとは、「旧制釧路中学校跡」を経て、「富士見神社」に至る。「富士見神社」と「NHK釧路放送会館」を結ぶ市道に「培風塾 ばいふうじゅく 剣道場・英語学習塾」が位置。釧路市生涯学習センター敷地にかつてあった、「シュバチ古戦場跡」に。

 おすすめのキーワード。そこを「史跡」「文教風致」「聖地=癒しとエネルギ―体得」。
 ひたすら歩いて30分余のコース。
 「調べる」「考える」「創造する」の力量を鍛えるなら90分を見ておくことに。


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松浦武四郎蝦夷地探検像=時代即し新意味 釧路湿原シニア大学自治会「まち・さんぽの会 2024年12月特別例会」04

2024年12月21日 15時03分21秒 | 季節
 松浦武四郎蝦夷地探検像=時代即し新意味 釧路湿原シニア大学自治会「まち・さんぽの会 2024年12月特別例会」02

 24年12月17日正午前後 まなぼっと“幣舞”で開催、釧路湿原シニア大学自治会「まち・さんぽの会 2024年12月特別例会」
 「サルウシナイ川集水域の七福神~幣舞・住吉・富士見界わい~」の第2章は、釧路市幣舞4番地 ぬさまい公園内の「松浦武四郎蝦夷地探検像」。
 「野帖 のちょう」に筆。案内役のエカシの説明を、急ぎ記載する像が伝わる。
南大通一丁目の丘陵地で、「双眼鏡を片手に立ち尽くす<嵯峨久寿像>」。
 おすすめのキーワードは「豊富な資源」「水系輸送で河口に集積」「本州市場に搬出」。

 1858年、安政条約で箱館開港の時代に入った蝦夷地で、幕府嘱託として3度目の来釧。
 釧路=「富国繁殖の一大地」と鍋島家家臣に書簡を送り、釧路地方を高く評価。実に1970年代までの地域開発理念。外部の投資・技術・ノウハウを投資誘因する提言だ。
 釧路国釧路郡など、道内11国86郡の名称を献策し、採用された、ただ「北蝦夷道」は「北海道」とされ。不満を頂いた、とされる。
 アイヌ民族社会の惨状を描いて政策転換を求める思想は、「発禁本」という形で<意ならざる点>を残した。

 江戸幕府、明治維新政府に献策を求められるも、受容されず、職を辞して<忖度 そんたく>することはなかった、
 「時代即し新意味」。それは「<傾聴&寛容>で<人類の尊厳>尊重」と、受け止めるべきでは。


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「山形県など8県」と心得てきたものの・・・・ 釧路国太田屯田兵村241220

2024年12月21日 09時45分17秒 | 季節
「山形県など8県」と心得てきたものの・・・・ 釧路国太田屯田兵村241220

ところが説明によっては「9県」と記載の情報があった。
 8県は、山形、新潟、石川、宮城、福井、和歌山、兵庫、山口。
 幸い、以下のURLに「屯田兵村名簿」がアップされていて・・・・。 
http://tonden.org/heison/entori/1910/12/3_nan_tai_tian_bing_cun_bei_tai_tian_bing_cun.html

 その表で読むと、掲載図版の8県のように読めるのであるが。他日を期したい。


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住吉・富士見稲荷社群 大木司稲荷大神=時代即し新意味 釧路湿原シニア大学自治会「まち・さんぽの会 2024年12月特別例会」03

2024年12月20日 08時44分00秒 | 季節
 住吉・富士見稲荷社群 大木司稲荷大神=時代即し新意味 釧路湿原シニア大学自治会「まち・さんぽの会 2024年12月特別例会」03

 24年12月17日正午前後 まなぼっと“幣舞”で開催、釧路湿原シニア大学自治会「まち・さんぽの会 2024年12月特別例会」
 「サルウシナイ川集水域の七福神~幣舞・住吉・富士見界わい~」の第3章は、釧路市住吉二丁目13番の丘陵地で、「杜の木立にひそむ<大木司稲荷大神>」。
 おすすめのキーワードは「稲荷」「商売繁盛」「春採湖津波通過地点=災害」なのだ。

 知る人は少なく、近隣在住者でも気がつかぬ、ひっそり感。
 倒れた鳥居の柱に、北大通・黒金町で手広く書店を営んでいた女性店主の記名。
 拝殿・社務所と遺構が継承され、木立草木が四季の春秋を送る。


 丘陵部の裾野を、アイヌ民族伝説で「春採津波」の大浪が、現在、市道の通る丘を超えて釧路川に向かった、と。
 のち地質学者がボーリング調査の結果をもとに「津波実在説」を発表した。

 津波災害は避けられないが、その被害は場合によってゼロ共することができる。
 その伝承聖地。大木司稲荷大神は、人の疎遠をものともせずに、今もその危機を語り伝える。
 釧路国。そこの6地点で「アイヌ民族津波伝説」。2地点に「<逃げる>を意味する、アイヌ語地名」が存在する。

 アイヌ民族は文字をもたぬが、「たいせつな記憶は永く、語り伝えられる」。供え物をし、祈りの儀式を伴う、祭事を通じ物語は300ねん、400年と伝承する。
 文字をン持ち、碑文を刻む文化は建立者一代で忘れられ、伝承事項はたちまち封か。
 果たして、はたして。どりらが懸命なりや。

 そこは思案のしどころ。商売繁盛の稲荷社に、津波再来の守護神たるの新意味を背負ってもらうこと。
 いずれにしても等しく足を運び、境内の草一本、小枝一樹を取り除くは「事柄の出発点」とすることは、いかが。


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嵯峨久寿像=時代即し新意味 釧路湿原シニア大学自治会「まち・さんぽの会 2024年12月特別例会」04

2024年12月19日 09時38分59秒 | 季節
 嵯峨久寿像=時代即し新意味 釧路湿原シニア大学自治会「まち・さんぽの会 2024年12月特別例会」04

 24年12月17日正午前後 まなぼっと“幣舞”で開催、釧路湿原シニア大学自治会「まち・さんぽの会 2024年12月特別例会」
 「サルウシナイ川集水域の七福神~幣舞・住吉・富士見界わい~」の第4章は、釧路市南大通一丁目の丘陵地で、「双眼鏡を片手に立ち尽くす<嵯峨久寿像>」。
 おすすめのキーワードは「鮪豊漁」「動力船・専用漁港・生産者市場」「豊かな資金を開発力に投資」。

 知る人は申す、ハズ。「豊かな資金を開発力に投資」部分は、「釧路漁業の父」ではないか、と。
 そこをご記憶いただけるなら、改めよう。「動力船・専用漁港・生産者市場=釧路漁業の父」。
 こちらなら、いかがであろうか。

 日露戦争の時期に、サメ釣り漁業者の手にかかったマグロ。越後型川崎舟では知れていた。
 漁況を耳に越中漁業者が岩手県宮古漁港経由で来釧。「マウロ流し網漁業」の成果で、昭和3-5年に最盛期を迎えた。
 「マクロの釧路か、釧路の鮪か」。時の釧路港の魚水揚げ額の6割はマグロの水揚げ価格が占めた。

 秋田県人。根室商業学校を経て来釧の嵯峨久は、
 1)に漁船動力化、
 2)に大型漁船に対応する漁業専用港建設、
 3)前時代以来の流通独占をすすめる商業問屋階層の絶大な力を排して<生産者が価格形成権を手にする生産者流通市場>の開設に踏み切った。

 1)から3)が「釧路漁業の父」と言わしめる要因。釧路漁港を<水揚げ量日本一>の礎石となった。
 「右肩あがりの経済指標」。その100年を誘引し、支え続けた時代に「釧路漁業の父」は、「まさにピッタリ」の存在であった。
 世に申す「釧路=三大基幹産業」。そこから石炭が大きく縮小、新聞用紙生産工場も撤退。「三大基幹産業」は今や、「一・五基幹産業」の時代なのだ。

 「外発誘因」。外部の投資、域外の技術、地元民を超えるノウハウ。その地域開発軸は今や転機に。
 そうした時、嵯峨久寿像が存在する意味は、自ずと転換してくる。そうではないか。

 右肩あがりの経済では「釧路漁業の父」たる像も、今は転じた。
 右肩下がりの未来は「潤沢財源=フトコロにお金のある時」に「有効投資=自身と自社の経営に注ぎこみ、開発力を身につけよ(豊かな資金を開発力に投資)」。

 等しく足を運び、像足下の草一本、小枝一樹を取り除いてはいかが。


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"語り部"=継承のキーワード&ストーリー概要 釧路湿原シニア大学自治会「まち・さんぽの会 2024年12月特別例会」終章

2024年12月18日 09時54分03秒 | 季節
 "語り部"=継承のキーワード&ストーリー概要 釧路湿原シニア大学自治会「まち・さんぽの会 2024年12月特別例会」終章

 24年12月17日正午前後 まなぼっと“幣舞”で開催、釧路湿原シニア大学自治会「まち・さんぽの会 2024年12月特別例会」・」
 「サルウシナイ川集水域の七福神~幣舞・住吉・富士見界わい~」の終章は、北道邦彦氏著「『アイヌの叙事詩』北海道 出版企画センター」の一節で、締めくくった。
 掲載画像に提示。「(神謡の伝承を)そっくり暗誦しているということではない」「いくつかの継承するべきキーワードとストーリーの概要を受け継ぎ」と。

 地域を文化で創る。
 その観点からは多くの"語り部"が育ってて欲しい。そのためには「支える力」「鍛える力」「育てる力」が欠かせない。
 しかし、やみくもに力んでみても、詮無いこと。

 1)幣舞公園=松浦武四郎蝦夷地探検像=「豊富な資源」「水系輸送で河口に集積」「本州市場に搬出」。
 2)住吉・富士見 稲荷神社群=「稲荷信仰」「五穀豊穣&商売繁盛」「津波災害&自然保護」
3)潤沢財源有効投資=嵯峨久壽像=「鮪豊漁」「動力船・専用漁港・生産者市場」「豊かな資金を開発力に投資」

 わずかな時間ながら、これまでの生活体験に照らし各自の貴重な意見も。次回は・・・・。


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「鯨漁場 大漁祈願 長い航海のねぎらい」 鮎川七福神舞のキーワード250113

2024年12月16日 13時45分44秒 | 季節
  「鯨漁場 大漁祈願 長い航海のねぎらい」 鮎川七福神舞のキーワード250113

●もういちど日本「宮城・牡鹿の七福神舞」 初回放送日:2024年2月12日
https://www.nhk.jp/p/mouichido/ts/778L356WWM/episode/te/1V2RZG6JL4/
宮城県牡鹿半島の先端にある鮎川浜は捕鯨で発展した町です。夏の「鯨まつり」では鯨を弔い海で亡くなった人たちを供養してきました。女性たちが「七福神舞」を披露します。

●新日本風土記「七福神の海 〜三陸・牡鹿半島〜」 初回放送日:2023年10月24日
太平洋に突き出た宮城県北部の牡鹿半島。先端の金華山の沖には世界屈指の漁場が。海に暮らし、震災などの苦難を越えてきた浜の人々をめぐる1年の物語。(2023年放送)

浜の女性たちが伝える「七福神舞」は、どんな時でも「めでたいや」と歌い、大漁と幸せを祈る▽祭の夜、海から届いた大きな贈り物は?▽大型の定置網で金華サバに代表される金華山沖の豊富な魚を狙う「大謀網漁」▽明治時代から続く日本屈指の捕鯨の町。写真に映しこまれた歴史と浜の人々の思い▽鯨漁の伝統の技を受け継ぐ若者たち▽震災、そして猛暑。全滅の危機に何度も向き合いながらリアス海岸の入り江で牡蠣養殖に取り組む

●「もういちど、クジラと一緒に」 初回放送日:2022年9月9日  
https://www.nhk.jp/p/ts/WJ1LZ5K145/episode/te/E8WXP2RKLR/
かつて国内屈指の捕鯨基地としてにぎわった、宮城県石巻市鮎川浜。今年8月、新型コロナによって中断していた伝統の「鯨まつり」が3年ぶりに復活した。人々の幸せを祈る七福神舞をつなごうとする女性たち。戦後の町の移り変わりを写真に記録し続けてきた男性。商業捕鯨の衰退、東日本大震災、コロナ禍。いくつもの困難を乗り越え、祭りと一緒に明日へと向かう浜の人たちの一夏を見つめる。


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経典「經一時等澍至及諸藥草」に由来 蝦夷三寺院号241215

2024年12月15日 08時06分18秒 | 季節
   経典「經一時等澍至及諸藥草」に由来 蝦夷三寺院号241215

 様似郡様似町に創建の「歸嚮山厚澤寺等澍院」。むすびの院号由来に思い至った。
 nhkETV「こころの時代 シリーズ宮沢賢治 久遠の宇宙に生きる (3)『ほんたうのたべもの』としての童話」で『妙法蓮華経』の「薬草喩品」に記載の一句と教えられた。
 ネットで「妙法連華経 薬草喩品 等澍」ではヒットせずも、「妙法連華経 薬草喩品 一時等澍」の語で、https://www.min.ac.jp/img/pdf/labo-sh19_77L.pdf に行きついた。

 望月海慧著「チベット語訳『妙法蓮華註』 「薬草喩品」和訳」に、以下の引用があった。 
 782c13-20:【8】經一時等澍至及諸藥草(19b1-2)賛曰下第三段稟潤各異喩有二初一雨所滋後稟潤各異初文有三一總標二橫滋三竪長此初也一時者應機熟故等澍者一音演說各隨解故澍音之戍時遇二反時雨也今從初反其澤普洽利滋同故洽音候交反霑也遍徹也調和遍灑之義卉木林藂喩如前釋藥草喩善根.
 
 番組は「經一時等澍至及諸藥草」を「一時等澍 及諸藥草」と紹介していた、か。
 録画でないので確認のてだてもないが。まず、アップしておくことに。
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