阿寒湖温泉。湖畔に広がる温泉街。湖上から眺めると雄阿寒岳を背中にして阿寒湖荘は位置する。
しばしば訪れることがあるのは、この宿。
宿からはフップシ岳を最高峰とする山並みをのぞむ。最上階に「展望大浴場」を据えており、湯船からその山並みと温泉街を一望できる。
湯船からみえる山には名称がないらしい。惜しい。
泉質は、「単純泉。効能は神経痛やリューマチ。段々畑のように高さの違う三つの浴槽が、源泉100%掛け流しの証しです」というのが、なによりありがたい。
山を見にゆき、湯につかりにゆくのではなく、「山に見せに行き、湯に包んでもらう」。これ、「客が何度でも足をはこぶための屁理屈」。
昼間、アイヌコタンの「丸木舟」さんに足をはこび、キーコーヒーに「サルルンカムイ」のCDを一枚。
宿のとなりの土産店「くまの子」さんで、木製印箱+鹿角のマッサージ用ハンマー。2泊3日の休息。