豆本三昧我褸芥(がるぁくた)ノート & 美人画あれこれ

日本の名作文芸と東西の名画の自作豆本の内容紹介のほか、その資料として集めている東西の美人画をいろいろ紹介しています。 

正月風景 羽根つき

2025年01月07日 | 今日の美女
 最近は三が日位が正月気分で松の内の七日でもすっかり平日に戻ってしまう。だから今更正月風景などというと後の祭りのそのまま。
 そればかりか、正月の風景そのものも様変わりして、ここで載せたような女の子たちの「鞠つき」「羽根つき姿」などとんと見かけなくなった。そのかわり老爺老婆の「杖つき姿」が年がら年中見られるようになったけれど・・・








  

   

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

続連鶴 祝い鶴 1

2025年01月05日 | 我褸芥作品
 私の連鶴作品の多くは、1971年刊行の山形寛著「千羽鶴を折りましょう」という書に依るものだが、そっくり真似ていてはつまらないので私なりに大きさなどで縛りをかけたり、展開図などでも改良やミスの訂正などもしているつもりである。例えば原作ではA3・B4位の和紙を使っているようだが、私はなるべく15センチの和紙折り紙用紙を原則としたり、展開図に色を用いて連結の様を判りやすくして作っている。
 それはともかくこの書にあった「長寿祝い鶴」という古稀や米寿などの名称で節目を祝うその年齢数の連鶴を作ってみようと言う訳である。
 これは数が目的なので複雑難解なものではないが、根気のいる作業となる。

◎ 還暦
 十干と十二支を組み合わせて年を表すと60通りの年があって、61年目に同じ組み合わせが戻ってくることを還暦というのは御承知の通り。今年は乙巳の年でこの前は1965年、この次の乙巳は2085年ということになる。
 数え年が当たり前のころは還暦は61歳で考えられていた。

     

上の展開図
64 の升目の中央四升で大鶴とし、赤色の小鶴を軸にして周囲を囲んでいる。
        

これも61連続で大鶴を三重に囲み、四隅のピンクは角のように突き出す形。
実は喜寿の図を転用したもので後日に再度説明をする。

        






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年も宜しく

2025年01月01日 | 今日の美女
蛇を使者とする弁財天三点
 上から順に、狩野探幽、歌川豊国、魚屋北渓
      

            

            



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

連鶴亀

2024年12月29日 | 我褸芥作品
背負い鶴の親を亀に変えて亀の背に鶴が乗っている一枚折り。

     


鶴亀の色を違えた方が一枚折りの感じが無くなるがくっきりする。
鶴亀が同大だと両下のように鶴が大きすぎるので三分の二程にするとよい。     


 背負い鶴で述べたように半重ね折りと直接亀に繋ぐ二通りやり方がある。
紅白鶴亀にする際 鶴は対角線、亀は辺二等分線[下中央]にする。

 半重ね折りで始め。鶴は孔を通す為に細く折り畳みその後に広げた形。

 亀を先に折ってしまった。

 鶴を折る中途。

出来上がり。

 ※ 亀はネット上にあった折り方の一番簡単なものを使いました。
   繋ぎ部分に寒冷紗とか細い糸を張り付けるカンニングも有りです。
   お正月のお飾りとして挑戦したらいかがですか。
   かつて娘の結婚式で各卓上に置いてもらい、途中司会者が「別々に折った鶴と亀を張り付けたものではなく、新婦の父が一枚の紙で折った繋がった鶴亀」と紹介すると「えぇ?」「へぇ!」という声が聞こえてちょいといい気分でした。

お断り
本年のご愛顧ありがとうございました。
今年は本日にて終了とし、31日は休業いたします。
明年は元旦の御挨拶の後1月5 日より開始の予定でございます。
皆様、良いお年をお迎えなされますよう。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パンダの二四節気

2024年12月28日 | 今日の美女
こういうたいしたこともない画像でも不揃いだとなんとなく落ち着かず、久しく放って置いたものが偶々昨日欠けていた三点が見つかったので、年末こんな物で一年を振り返りましょう。

      

     

      

      


      

         

      

      

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

葛飾北斎 「東海道五拾三次 絵本駅路鈴」という豆本

2024年12月26日 | 豆本
 文化7年、1810年頃の作品とされていて、広重の代表作より四半世紀程前の作ということになる。
 東海道を往来する旅人や宿場の人の姿等風物より人事に重きを置かれている作品である。
       

  下左は北斎漫画の扉を借用した扉
  

  
      
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

聖母子

2024年12月24日 | 今日の美女
藤田嗣治 三点
   


  

  

  


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

連鶴 9

2024年12月22日 | 我褸芥作品
 折鶴は、用紙が正方形では無くても折れるので、これは正三角形を二つ合わせた菱形並行四辺形に依る三連鶴である。菱形は対角線の長さが違うので、図のような二種類の折鶴になる。個人的には翼が短く頭部尾部が異常に長い鶴は奇形的で不自然な感じがして好みではない。
   

二点接続の翼で繋ぎにするには正六角形の用紙を三等分した三羽連続が基本になる。
以下はそれを発展させていくだけである。
     

     

 菱形大鶴と通常小鶴を組み合わせた連鶴は出来上がりが綺麗なのだがこれまた展開図が紛失。せめて雪華図のような右だけでも再現出来るかと老脳に鞭打って何とか両方再現出来たと思うが、作るつもりはない。
     

※ 付記
  下は雑駁な図だながら再現した展開図で、赤い所が繋がり部分であるが勿論実際はもっとちいさい。全ての鶴は翼でつながっているので、左側の場合中央の大鶴は上下左右の大鶴とは直接つながってはいない。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハープ 3

2024年12月21日 | 今日の美女
  

  

  

  

年末大付録
  

  


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハープ 2

2024年12月19日 | 今日の美女
  

  

  

  


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハープ

2024年12月17日 | 今日の美女
  

  

  

  


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

連鶴 8

2024年12月15日 | 我褸芥作品
 残念ながらこれは私の創作ではなく、ネットに公開されていた作品を作者の承諾を得て作ったものである。ただし作図は公開されていた訳ではないから一枚の紙でこの大中小の連鶴を折るにはどういうふうに紙を切り分けるか、相当難解なパズルを解くことから始めなくてはならない。むしろ折るのは一点接続二点接続だけだからそんなに難しくはない。
     

正解は以下のように、両方とも10単位の正方形用紙に収まった。
コロンブスの卵で、最初にこれを思い付いた人には敬服せざるを得ない。
  
 
下は大中小の鶴三対が向い合い超小と極小の鶴で輪になった作品。
極小だけは両大鶴が翼を咥えた形で重ね折りである。

上の展開図で数字はcmではなく単位数。

左の青は、時計回りに順次一単位ずつ小さくなり最小鶴は重ね折り。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

炬燵

2024年12月14日 | 今日の美女
     

  

     

  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

磯田湖龍斎 雪中美女

2024年12月12日 | 今日の美女
 鷺娘などの半端物。

  

  

  

  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歌川豊国  雪見八景

2024年12月10日 | 今日の美女
暮雪  ・  帰帆  ・  落雁
  

 夕照  ・  晩鐘  ・ 晴嵐
  

「雪見八景」は上掲の六点のみで、「夜雨」「秋月」がみつからない。
 考えたらどちらも雪見風景にならない題なので、もともと無いのかもしれない。
 それはともかく「風流八景」から二点補った。こちらはこちらで下掲の三点しか見当たらない。
 夜雨  ・  秋月  ・  帰帆
  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プログ村

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 豆本へにほんブログ村