西欧の絵画に「死の舞踏」のタイトルで骸骨が身分、性別、年齢の別なく「死」の世界へ誘う姿や、快楽に耽る人間の周りで楽器を鳴らして踊ったりしている絵画があり、特にハンス・ホルバインの版画などが著名である。





◎ ホルバインの「死の舞踏」




◎ 最後の絵は死の危機が迫っているのにも気づかず快楽に溺れている人々にキリストが警鐘を鳴らすという寓意画だと思う。骸骨の足元にいる左下の小さな人物は「時の神クロノス」のようである。



※ ところで「今日の美女は?」と申しますと、これら骸骨が生前みんな美女だったということにしてください。
