猛獣狩りに行こうとするアドニスと引き留めようとするヴィーナス、この場面を描いた作品は多数有り、中でもティティアンとルーベンスの作品は著名である。
そのティティアンの作品といっても注意してみると何種類かあって違いがあるのである。
版画が別人の手に依るのは当然だが、油絵の方にも違いがある。
下二点は、一見同じようだが子細に観るとかなり違う。アドニスの顔なども違うのだが一番はっきりと誰でもすぐに分るのはアドニスの槍を持った方の右手肩に衣服がかかっているのと無い部分である。最近二つの絵の違いを見つけるパズルがあって、脳の訓練にもなるそうなのでこのアドニスの絵でもやってみては如何。




Peter Paul Rubens 二点


Filippo Laur Piotr Ivanovich Sokolov


Paolo Veronese Anthony van Dyck


Francois Lemoyne Abraham Bloemaert


Hendrick de Clerck, Flemish Jan Mytens Bartholomeus Spranger



Amigoni Frans Wouters


Bryson Burroughs


Bob Kessel Paul Cadmus アドニスの手にするものに注意




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