豆本三昧我褸芥(がるぁくた)ノート & 美人画あれこれ

日本の名作文芸と東西の名画の自作豆本の内容紹介のほか、その資料として集めている東西の美人画をいろいろ紹介しています。 

歌川豊国 俳諧七福神之内

2021年01月18日 | 今日の美女

 歌川豊国というのはなかなか厄介で、特に初代と三代目の区別が素人には区別がつかない。

 三代目は国貞としても著名で、初代の死後二代目を名乗るのだが、初代の養子豊重が二代目を襲名しており、現在では国貞を三代目豊国としている。

 ところで下の絵には「一陽斎」豊国と「香蝶楼」豊国という記名があるが、前者は初代、後者は三代目の号でこれがどういうことなのか説明がつかない。

 厄介事はもう一つあって、発句と絵と七福神の関連である。

 例えば三点目は「草臥れて宿借る頃や藤の花」という芭蕉の句なのだが、それがなぜ弁天で絵との繋がりはということが私には分らない。

 とにかく厄介事は専門家に任せて、絵だけ眺めておくことにしましょう。

 恵比寿     ・     大黒     ・     弁天

    

布袋   ・    福禄寿   ・   寿老人   ・   毘沙門

      

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