浮世絵には、傑出した有名無名の女性たちを集めたシリーズは幾つも有るので、こういった作品は人気があったのだろう。
女性軽視や蔑視がほんとうならこういう作品は作られないはず、日本は古来「女ならでは夜も明けぬ国」だったわけで、むしろ現代の政治家などの方がよほど「女性軽視」の観念を根底に持っているのではなかろうか。
それぞれの絵には女性名と解説があるが不明瞭で読み取れないものも多い。
常盤御前 ・ 静御前 ・ 袈裟御前
鞆柄(巴)御前 ・ 松浦佐用姫 ・ 辯の内侍
小宰相 ・ 芸子竹松妹雪松 ・ 遊女勝山