七十九歳と画中にある。
十二支の各動物と関係する行事や習慣等の女性の姿のようなのだが、いつもながらサブタイトルの意味が理解出来ないものが多い。
子の日の小松引き ・ 牛御前のちらし ・ 寅の日の参詣
※ 牛御前はよく判りませんが左に牛の置物が飾ってあり、ちらし寿司でも供えるのでしょうか。
※ 寅の日は金運が強い日だとか。その日にお参りして富籤でも買うんでしょうねぇ。
初卯のおごり ・ しかけもようの辰 ・ 巳 江の島弁天
※ 「初卯詣で」と商売繁盛祈願をしたようですがおごりが不明。参詣後に料理屋などで御馳走を食べたりするのでしょうか。
※ 仕掛け模様という言葉は、津軽漆塗りの言葉のようですが絵との関係は全く不明。
※ 弁天様と蛇は縁が深いのですが、絵との関連は江ノ島で潮干狩りしているということでしょうか。
初午まつり ・ ひつじのおやかた ・ 猿若の評判
※ 「ひつじのおやかた」にはまったくお手上げ。
酉の市 ・ 犬の利益 ・ 亥の日の信仰
※ 「犬の利益」は 若内儀が姑に妊娠の腹帯を告げているところかと思いますが、どうでしょうか。
多分現在でも、五ヶ月目の戌の日に水天宮で安産祈願をし腹帯をするというおまじないをする人はあるのでは・・・。
※ 「亥の日」は、摩利支天が「猪」に乗った掛け軸があり、お供えをするような風習があったようです。
摩利支天は戦の神として武士などの信仰を集め、庶民も護身の神としたようです。