豆本三昧我褸芥(がるぁくた)ノート & 美人画あれこれ

日本の名作文芸と東西の名画の自作豆本の内容紹介のほか、その資料として集めている東西の美人画をいろいろ紹介しています。 

シェイクスピア劇 冬物語 1

2016年08月11日 | 今日の美女
 The Winter's Tale

 嫉妬の妄想から、妻子や親友を失って苦しむ男の物語。

◎ ライトは二人の女性を描いている。
  捨てられて羊飼いの娘として育てられる王女パーディタと羊飼いの娘モプサ
    

◎ シチリア王レオンティーズは、王妃ハーマイオニーが親友のボヘミア王と不義をしてると疑い、臣下のカミロにボヘミア王の毒殺を命ずるが王の無実を知り、かつ敬愛する王にカミロは全てを打ち明け共にボヘミアに逃れる。それが不義の証明としてシチリア王は王妃を牢に閉じ込め、獄中で生まれた王女も不義の子として家臣アンチゴナスにボヘミアに遺棄するように命ずる。
 王女を拒絶するシチリア王。        アンチゴナスの夢枕に現れた王妃が「パーディタ」と名付けることを命ずる。
  

 王女パーディタを見つけた羊飼い親子
  
 
◎ シチリア王は、アポロの神託により王妃とボヘミア王の仲は潔白であると告げられるが王は信じない。
 しかし、王妃の身を案じた王子の急死、それを知った王妃の自害を知らされ、「捨てた王女が見つからぬ限り後継者は授からない」という神託にアポロに罰せられたことを悟って、深い後悔に身を置くことになる。

◎ さてそれから16年の歳月が過ぎて捨てられたパーディタはボヘミアの地で美しい娘になっていた。

    


     

 ※ 最後の作品(Kinuko Y Craft)は「冬物語」とあるだけなのだが、王女パーディタを描いたものではなく、嘆きの王妃ハーマイオニーであろう。 


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