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PAP-JAPAN代表、川井眞理のお仕事(以外もてんこ盛り)日誌

「定年力」がないと定年後は危うい?

2006-12-20 | シニア情報
去る17日、府立女性総合センター(通称ドーンセンター)で行われた初の「定年力」検定。
ご当地検定大流行りの昨今ですが、鹿児島県のFPらで作るNPO法人・鹿児島県FPセンターが企画、府下では初の実施で42歳から71歳までの5人が受験したようです。
検定料3,000円、初挑戦者たちは自分の知識確認のために受けたようですが、欲を言えば企画側にもう一ひねり欲しいかも。

年金・保険・資産運用・不動産・税金・贈与相続の6科目に各20問。
2時間以内にすべての科目で70点以上を取れば認定書が贈られ、結果は30日後に通知されることになっています。

「会社員の夫が60歳で退職した場合、55歳の専業主婦は年金保険料を払う必要があるか」
「退職後に家族の健康保険の被扶養者になるには、年収が何万円未満でなければいけないか」
といった問題に三択で答えるそうですが、勉強しておかないとわからないことばかりです(←すでにこの時点で私にはちんぷんかんぷん)。

テキストとして「FP技能士3級」本が指定されているので、多分これを学べば70点取れるレベルなんだろうと想像するのですが、それにしても「定年力検定」とは考えたものです。
これは経済面にスポットを当てた定年力試験ですが、こういうのを見るとすぐに応用編の検定試験を作ってみたくなります。

たとえば心理編として、夫の定年に対する「妻の気持ち理解力検定」や定年後地域社会にうまく溶け込めるかどうかを調べる「地域社会適応力検定」などはいかがでしょうか?
点数に応じて対策を立てれば(←弱点を意識して学べば)、自分の現時点における客観的な立ち位置がわかって退職後のより良い生活のために有効だと思うのです。

エ?そんな鬱陶しい検定は要らん?
もしそうおっしゃる男性がいたら、多分この2つの定年力検定はその人にこそ一番必要な試験だと思いますよ(笑)。

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