のほほん自転車日記

早く走るより、回りの景色をみながらのんびりゆっくり。
自分の人生も介護ものほほんと…

岡崎へ(7月11日)

2009-07-14 20:26:10 | 自転車で豊田市外へ(岡崎方面)

朝9時集合!!

急がねばと岡崎城をゆっくり見ているところではないので、さっそく自転車を岡崎医療刑務所に向けて走り始めました。

乙川を渡り、名鉄の線路を越え…

本当は電車が通るところを写したかったのですが、気持に余裕がなく断念)

また248号線を走り始めました。緩やかな上りと下りを繰り返してやっと到着。

岡崎医療刑務所のキックベースボール大会に参加するというのが大きな目的ですが、なぜその大会に参加したかというと、日本BBS連盟の地区会に所属していて、そこからの要請があったためです。

大会といってもあくまでも親睦。緊張しつつも楽しく試合ができましたが、試合が終わってから所長さんからお話を伺って、以前山本譲司さんの講演会を開催した時のことを思い出してしまいました。

所長さんが話す言葉ひとつひとつに、受刑者のひとたちへの思いやりや、更生の厳しさ、一般社会や市民への気遣いを非常に感じさせられました。

医療刑務所といえば、精神に障がいを持っていたり、薬物に手を出したり、そして知的に障がいがあるひとなどがいるのですが、わたしは精神的不安定な母ひとりだけでもまいってしまいそうになるのに、多くの受刑者を抱えている刑務所では、昼夜とも関係なく大変な思いをされているようでした。

そして、まだまだ一般への理解が進んでいないこともあり、更生への道のりも険しく、また障がいがあるとはいえ、すべてのひとが受給者証を持っているわけではなく、その証明をするために過去にさかのぼって調査をしなけれならなず、大変な作業があるという感じでした。

要するに、“申請をする”という行為をいままで知らずにそのまま育ち、犯罪に至り、刑務所に入って初めて認識するという事態が起こっているということです。

幼少のころから適切な対応というか、環境があれば、素晴らしい人生を送ることができたかもしれません。

さらに、この医療刑務所は男性ばかりで、全国に女性受刑者のための医療刑務所はないということでした。

ということは、女性犯罪者にとっては男性よりもさらに適切なケアができる環境にない状態であるといえるでしょう。

いまの社会では、累犯せざるをえない環境だということかもしれません。

キックベースボール大会自体は楽しかったですが、重い課題を残された感じでした。

 

午後から、本当は県BBS連盟の総会があったのですが、昼食だけは一緒に食べてあとは遠慮して自転車で家に帰ることにしました。

でも、せっかくなので行きとは違う道、県道26号線を走り、枡塚味噌の前を通りました。(248号線よりは走りやすかったです)

 

(大きな味噌樽です)

初めて通りましたが、工場の前には直営店がありました。

そのあと、途中から豊田安城自転車道に入り、行きと同じく水源でちょっと休憩し、家に15時過ぎに無事帰宅しました。

それにしても、行く時は元気がありましたが、さすがに帰りは元気もでなくて、寄ろうと思っていた場所にも寄る気力も起らずまっしぐらでした夜はもちろん爆睡でした!

コメント (4)
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