のほほん自転車日記

早く走るより、回りの景色をみながらのんびりゆっくり。
自分の人生も介護ものほほんと…

ひとり介護

2014-10-02 18:36:42 | 介護

先日、友人から在宅介護をされている方のカリスマブログを紹介されて、離れの部屋で家政婦さんを頼んだりしながらも、お二人の高齢の方を看てみえるなんてすごいひとだなぁと思いながら拝見させていただきました。

カリスマの方のようにユーモアをもって介護の日常を描写していくことができるのも、やはり心の余裕ができないとなかなか難しいものです。

わたし自身、母の介護サイクルがほぼ決まって安定しているからこそいっぱいいっぱいにならずにやっていけています。

自分の過去のブログ(ブログには書いていないことも含めて)を読んで思い出しながら、たったひとりを看るだけでも本当に辛かったと今でも思います。

 

さて、今は月に1回地域包括支援センターの方が介護者の交流会を開催していただけるおかげで楽しく会に参加しています。

この交流会を通して同じように介護に悩んで日々がんばっている方の話を聞きながら、勉強になることがたくさんあります。

本当は介護者の交流会を自分でも運営できたらと思いましたが、介護していると本当に予期せぬことが突然起こるので自分が思っているよりは簡単ではないというのがわかり、時間があれば交流者同志でおでかけするくらいでいいかなという気持ちになりました。無理しないのが一番。

 

交流会ではいろいろな立ち位置で介護をされている方がみえます。

対象者は要介護の母親であったり、両親であったり、また夫であったり…

介護者も男性であったり、未婚の方であったり、高齢の方であったり…

基本的に皆ひとり介護で、もちろん在宅です。

知らず知らずのうちに介護する側とされる側の間にほとんど距離感がなくなってしまう在宅介護。近すぎる距離感はお互いを傷つけるきっかけになってしまうことも。そんな不安やイライラの話もでたりします。

また、介護のために仕事をやむを得ず辞められた方もいますが、その方たちと話すたびに仕事が家でできるようなそんなサポート制度や介護終了後の再就職斡旋などないものかと思ってしまいます。ですが、とにかく経済的にも余裕がなく厳しい生活を強いられている中でも前向きに頑張ってみえるのでと本当に頭が下がるというか応援したくなります。

 

みんなひとり介護ではあるけれども、お互い顔を合わせて話をする交流会を通してどこかつながる介護、ひとりじゃない介護になればいいのかなと思ってしまいます。

コメント (2)
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